沖縄県で“働く・暮らす・技術”について考えるリアルイベントが盛況!「okinawa Engineer meetup」潜入レポート
沖縄在住エンジニアと沖縄で暮らす・働くことに興味あるエンジニアが集結
沖縄県で働く・暮らす・技術について考える「okinawa Engineer meetup」が、2月11日に東京・千代田区のLIFULL Tableで開催された。
イベントでは、沖縄在住エンジニアや沖縄に拠点を持つ企業の人事、沖縄移住のアドバイザーなどが集結。沖縄で暮らす上で気になることを気軽に聞いたり、ディスカッションする場が設けられ、大いに盛り上がった。
申込者の年代は、20代が39%、30代が39%、40代が11%、50代が11%。職種は、Webサービスエンジニア、データ系エンジニアが最も多く、研究開発・R&D、品質管理、サポート・ヘルプデスク、ITコンサルタント、Web開発、業務系アプリケーションエンジニアといったITエンジニアたちが集結した。
デジタル人材が成長・活躍できる環境づくりを目指す沖縄県
イベントのオープニングはTECH PLAYの武藤竜耶が、沖縄県におけるIT産業の成長と沖縄の魅力について語った。
「沖縄県は1990年代から、沖縄マルチメディアアイランド構想や沖縄県情報通信産業振興計画、おきなわ Smart Hub構想など、IT産業に注力してきた県。そして、これからさらなるIT産業の成長と、エンジニアをはじめとしたデジタル人材が成長・活躍できる環境づくりを目指して取り組んでいます」(武藤)
日本で唯一の亜熱帯地域であり、日本随一のリゾート地である沖縄の魅力として、「気楽な通勤が可能である」ことや、スギやヒノキが少ないことから「花粉症」で苦しむことがほぼないこと、東京などと比べて家賃が安いことなども紹介された。
TECHPLAY company代表:武藤 竜耶
また、イベントのタイムスケジュールやテーマ別セッションの進め方などを説明。武藤は最後に、「沖縄在住のエンジニアや沖縄で事業を展開する企業はもちろんのこと、来場者同士の交流を通じて、一人でも多くの知り合いを増やしてほしい」と締めくくり、テーブルセッションが開始された。
「沖縄で働く」「沖縄で暮らす」をテーマに盛り上がったテーブル別セッション
テーブル内セッションは、2回に分けて実施。それぞれ自己紹介タイムが5~10分、「沖縄で働く」「沖縄で暮らす」をテーマにしたセッションが25分で行われた。
「沖縄で働く」のテーブルでは、沖縄の技術やエンジニアコミュニティ、実際の働き方を、「沖縄で暮らすをテーマにしたテーブルでは、沖縄での子育てや暮らしのメリット・デメリット、移住地について語られた。
主な質問内容としては、以下のような内容が挙げられる。
●テーマ1「沖縄で働く」
1.働く環境について
- オン・オフの両立はしやすいか
- リモートワーク環境での働き方は
- プロジェクトやチームでの具体的な働き方はどうか
2.技術・スキルアップについて
- モダンな技術を使えるか
- スキルアップできる環境はあるか
- 沖縄の技術コミュニティで面白いものはあるか
- どんなエンジニアがどのように活躍しているか
3.「沖縄特有の仕事について
- 沖縄の地域に貢献する仕事はあるか
●テーマ2「沖縄で暮らす」
1.「住まい」について
- 沖縄ではどこが一番暮らしやすいのか
- 沖縄は車社会だと思うが、車がないと生活できないのか
2.「沖縄の環境」について
- 沖縄は年中過ごしやすいのか
- 沖縄で暮らすメリットを教えてほしい
3.「暮らす」について
- 沖縄の人間関係は濃いのか
- 子育てしやすいって本当?
- うちなータイムで困ったりしないか
4.その他
- 沖縄ならではの「遊び(趣味)」はある
- 身近に移住してきた人は結構いる印象はあるか
各テーブルでは、積極的に質問をする参加者や、沖縄在住のエンジニアや企業の話を真剣に聞き入る様子が見られた。
会場には沖縄ならではのドリンクやお菓子が用意され、南国の雰囲気を演出。
各テーブルには、沖縄在住のエンジニアとともにTECH PLAYスタッフがファシリテーターとして参加。テーブル内のコミュニケーションを盛り上げた。
参加者や各企業と話すオープントークタイム
テーブル別セッションの後は、フリースペースとイベントの出展企業、移住相談コーナーの3つのスペースでオープントークを行う時間が設けられた。ホワイトボードの面談スケジュール表から面談したい時間のポストイットをはがし、時間になったら企業ブースで話すシステムで進められた。
企業ブースでは各企業の強みや特徴、働き方などについて真剣に話をする参加者たち。フリースペ―スで談笑する人や、移住相談コーナーでざっくばらんに相談をする人など、知りたい情報の収集やコミュニケーションを行っていた。
最後に参加者の皆さんに聞いた生声をアンケートから紹介したい。
・私は業界未経験ですが、上流工程のベテランの方達と直接お話を伺う事が出来たので本当に貴重な体験でした。
・私が知りたかった「沖縄のIT事情」と「沖縄移住」に関する情報を得ることができたため。
・沖縄企業とのコネクションができました。
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