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ErgoDox users meet up

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ErgoDox users meet up

6月10日(土)19時30分より「ErgoDox users meet up」が開催されました。

みなさん、「ErgoDox」をご存知ですか? こちらは、実際に会場へ持ち込まれた「ErgoDox」のひとつです。

「ErgoDox」は左右にセパレートしたタイプのキーボードで、一部のエンジニアの間で話題沸騰中のデバイスです。

その名前は、「ergonomics(エルゴノミクス)」に由来します。「ergonomics」とは、人間の生理的特徴を研究し、人間が自然で快適に使えるように機器などを設計する学問のこと。つまり、左右にセパレートした「ErgoDox」は、身体への負荷が非常に低く、疲れにくい健康的なキーボードなのです。

「ErgoDox」に関する情報交換を目的とした今回のイベントには約50人が集結。参加者のみなさんから熱が溢れでる、笑いの絶えないイベントとなりました。

当日は、「ErgoDox」鑑賞会、4名の講演、3名のLTが行われました。 講演とLTの登壇者、テーマはそれぞれ下記の通り。

「先ず隗より始めよ」
グーグル株式会社 山口 能迪さん(@ymotongpoo

「分割キーボードによるメリット」
株式会社アフィリティー 新沼 大樹さん(@hiroki_niinuma

「ErgoDoxとJIS配列」
佐藤 太一さん(@ryushi

「ErgoDoxのG.U.P.(アップグレードパーツ)紹介」
アメミヤ サトシさん(@rail44

LT.1 「ErgoDoxとケーブルの話」
岡本 雄太さん(@okapies

LT.2 「私とキーボード」
株式会社シャノン 上原 和彦さん(@KazuhikoUehara

LT.3 「論理配列の最適化」
国立情報学研究所 藤原 一毅さん(@mobitant

20のキーボードが大集合!

まずは、急遽予定を変更して「ErgoDox」鑑賞会からスタートです! 「ErgoDox」を中心とした約20ものキーボードが集まる様子はさながら展示会場のよう。

「ErgoDox」の大きな特徴はオープンソースであるという点です。パーツを全て自作することも可能で、参加者の中には自らハンダ付けを行ってイチから組み上げた猛者も。カスタマイズの自由度が高く、様々な外見を持った「ErgoDox」が集まりました。

また、「ErgoDox」では外見だけではなくファームウェアまでオープンソースで提供されています。その結果、キーの配列を自分で自由に設定することも可能です。

展示された「ErgoDox」を試し打ちしたり、オーナーとの会話に興じたりしていると、あっという間に30分の鑑賞タイムが終了しました!

先ず隗より始めよ

山口能迪(やまぐち・よしふみ)/グーグル株式会社 Developer Advocate。山梨県出身。東京大学卒業。日本オラクル株式会社での勤務を経て、2011年にグーグル株式会社へ入社。著書に「すごいErlang ゆかいに学ぼう!」(オーム社)、「Java開発者のための関数プログラミング」(オライリー・ジャパン)がある。「ErgoDox」ユーザー歴3ヶ月。

1人目の登壇者は、グーグル株式会社の山口能迪さん。「ErgoDox users meet up」は山口さんの主催です。

山口さんによる「先ず隗より始めよ」では

  • 健康な肉体の維持
  • ファームウェアビルド

について発表されました。

親指に優しいキー配列

山口さんは「ソフトウェアのメンテナンス性に気をつかうエンジニアが、自身の身体のメンテナンスに気をつかえるとは限らない」とし、肉体に極力負担を掛けないセパレート式の「ErgoDox」をオススメ。古い時代のタイプライターを基にした「QWERTY配列」がなぜ現代でも主流になっているのか疑問を呈します。

また、「セパレート型のキーボードを使うだけではなく、負担を掛けないキーマップにもこだわるべき」という山口さんは、実際に自分が利用しているTIPSを共有します。

それが、「Command+X」「Command+V」「Command+C」をそれぞれひとつのキーに割り当ててしまうというもの。通常、これらのキーを同時に押すには左手の親指が非常に不自然な動きとなるため、このTIPSには会場からも感嘆の声があがります。

ファームウェアを書き換えるには?

しかし、このような込み入ったキーマップはMassdropが提供しているウェブ上のキーコンフィギュレータでは実現できず、自身でファームウェアのビルドが必要です。

さらに、クロスビルド環境が必要で、毎回Docker環境などを利用してビルドを行わなければならないのですが、山口さんはそのわずらわしさを避けるために簡単にファームウェアを更新する方法を共有。

詳しくは、山口さんのブログをご参照ください。

分割キーボードによるメリット

新沼大樹(にいぬま・ひろき)/株式会社アフィリティー 代表取締役社長。ウェブサイトのアーカイブを行う「ウェブ魚拓」を2005年にリリース。日本一の握力を誇る。

2人目の登壇者は、株式会社アフィリティーの新沼大樹さん。スライドなしのスタイルで行った新沼さんの講演は、持ち時間15分のほとんど全てが筋肉にまつわる話。

「dots.」ではなかなか見られない内容ですが、新沼さんは

  • セパレート型キーボードによる人体へのメリット
  • メリットを活かす方法

について発表し、会場を爆笑の渦に包みました。

身体が固まる原因って?

新沼さんはエンジニアにもよく見られる「前肩」について解説。肩が前に出て戻らなくなってしまう「前肩」は、小胸筋が固まってしまうために起こる症状だと紐解きます。

肩こりも伴う「前肩」の状態では、両腕をまっすぐ上に上げることも難しいのだとか。会場の参加者も一斉に腕を伸ばして確認します。

この症状の原因は、身体が緊張することにより筋肉の可動域が狭まること。

仕事中には少なからず集中力を発揮することが要求されますが、集中した状態の時には身体が緊張し、緊張した状態が続くと身体の姿勢は固定されてしまうのだそうです。

「1週間にわずか3分間でも強烈に緊張することがあれば、その筋肉の可動域は狭まってしまう」と新沼さん。

「ErgoDox」のようなセパレート型キーボードを使うと、「親指」「手首」「肩」が楽な姿勢になり、「前肩」のような症状を防ぎやすくなるそうです。

3リットルの水が「ErgoDox」の効果を高める

さらに、呼吸に関与する呼吸筋郡と内臓のメカニズムを説明した後、「ErgoDox」で得られる身体への効果をさらに引き出す方法を紹介。

それは、まず「水分を十分にとる」こと。男性ならば、お酒以外の水分を1日に3リットルとることを新沼さんは推奨します。

次に、「身体の痛い箇所を揉む」ことです。具体的にはお風呂やトイレに入った際、20秒程度で行うだけ。一度にしっかりやるよりも、細かく継続したマッサージを行う方が効果は大きいそうです。

最後に新沼さんは、「分割キーボードは若いうちから使ったほうがいいし、確かに有効なツール。でも免罪符ではないので、健康について考えるきっかけになれば嬉しい」とまとめました。

ErgoDoxとJIS配列

佐藤太一(さとう・たいち)/Javaプログラマ。「WEB+DB PRESS」(技術評論社)にて、「Javaの鉱脈」を長期連載中。「ErgoDox」ユーザー歴1ヶ月弱。

3人目の登壇者は佐藤太一さん。日本語環境のWindowsで開発を行っている佐藤さんの「ErgoDoxとJIS配列」では、

  • 日本語Windowsユーザーが気をつけること

について発表されました。

4万円を支払う前に知るべき3つのこと

英字キーボードではなく、日本語キーボードを使用している佐藤さんからは、日本語Windowsユーザーが注意すべき3点が共有されました。

・「ErgoDox Configurator」が使えない
「ろ」や「\_」などを入力するためのキーをアサインする方法が無く、少し手間は掛かるものの、山口さんが紹介した方法でビルドするのがいいとのこと。
・英字配列と日本語配列でキーコードが違う
ただし、「山口さんの環境はキーコードが英字配列を前提とした定数になっているので注意が必要」と佐藤さん。例えば「{[キー」は「KC_RBRC」でアサインされているそうです。
・キーが足りない
「ErgoDox」にはレイヤーの概念があり、「Fnキー」は別のレイヤーにアサインしなければキーが足りません。つまり、普段の開発環境が「Fnキー」を多用する「Visual Studio」だとかなり苦労するということです。

佐藤さんは「日本語Windowsユーザーは、4万円で『ErgoDox』を買う前にこれらのことをわかっておくべき」と熱弁します。ちなみに佐藤さんご自身は、「ErgoDox」購入後に気がついたそうです。

その他に細かい話として「マウス操作をキーボードで行う」「親指に『Enter』や『Back Space』をアサインする」「『Ctrl+Alt+Del』をひとつのキーにアサインする」などのTIPSが共有され、会場からも共感の声があがりました。

ErgoDoxのG.U.P.(アップグレードパーツ)紹介

アメミヤサトシ/現在は、国内大手SSPを提供する企業でアルバイト中の早稲田大学生。趣味は、ヨーヨー、ストリートファイター、将棋、キーボード収集など。「Dvorak配列」を使用。

4人目の登壇者は、早稲田大学在学中のアメミヤサトシさん。

アメミヤさんはステージに立って早々に、突然ヨーヨーのプレイを開始。華麗なテクニックで会場を沸かせます。ヨーヨーの他にも、ミニ四駆、ベイブレード、ベーダマンが好きだというアメミヤさん。もちろん、キーボードも趣味のひとつ。「ErgoDox」を購入するまでは、「月イチのペース」でキーボードを購入していたそうです。

多趣味なアメミヤさんの「ErgoDoxのG.U.P.(アップグレードパーツ)紹介」では、「ErgoDox」のカスタマイズを楽しむための様々なパーツが紹介されました。

カスタマイズはオトコのロマン

「カスタマイズが男のロマン」と語るアメミヤさんがオススメするスイッチは「Cherry MX」シリーズの「クリア軸」。メジャーモデルである「茶軸」の荷重を少し重くした操作感を気に入っているそうです。

さらに、軽いキータッチが好きな方にオススメのスイッチとして「Gateron KS-3」シリーズや「Zeal IO」などを紹介。特に「Zeal IO」はタッチした際に重さをセレクトできるのでアメミヤさんも購入を検討しているようです。

「スイッチ」の他にも「キーキャップ」「ケース」「ケーブル」といったパーツや、「ハンダ付け」と「ハンダ吸い取り」の両方が行える機器などを紹介。

アメミヤさんの熱いこだわりが伝わるプレゼンに、会場の熱気も高まりました。

アメミヤさんの当日のスライドはこちらに公開されています。

懇親会でも筋肉講座

LTを前に懇親会がスタート!

ビール片手に「ErgoDox」談議もヒートアップ!

新沼さんの周りには多くの参加者が集まり、実際に新沼さんに身体を診てもらう方も。

ErgoDoxとケーブルの話

岡本雄太(おかもと・ゆうた)/「Scala Matsuri 2016」準備委員会運営委員。

懇親会の開始から30分ほど経過し、3名によるLTが始まります。まず1人目は、岡本雄太さん。

5月に「ErgoDox EZ」を購入した岡本さんは、キーボードを接続するケーブルが長すぎることが気になったそう。

このケーブルを調べてみると「TRRS cable」という4極のオーディオケーブルだったそう。

しかし、この企画に合うケーブルがなかなかありません。最終的に岡本さんは「ダイヤテック」が販売しているブリッジケーブル単品を購入することで解決。

この他にも4極へ変換するケーブルを使用したり、海外通販サイトを使ったり、自作するなどの解決方法を紹介しました。

岡本さんのスライドはこちらに紹介されています。

私とキーボード

上原和彦(うえはら・かずひこ)/株式会社シャノン 技術部開発エンジニア。沖縄の方言を勉強中。

2人目のLTは株式会社シャノンの上原さん。

上原さんは自身のキーボード使用遍歴を語りました。

職場では現在、自分が使用する「ErgoDox」と、同僚がデスクに来た時に使ってもらう「Realforce」を置いているそう。

まだまだ「ErgoDox」の使用に慣れていないそうですが、上原さんはそれも新たな楽しみと捉え、キーボードライフを満喫していくそうです!

上原さんの当日のスライドはこちらで公開されています。

論理配列の最適化

藤原一毅(ふじわら・いっき)/国立情報学研究所 特任准教授。総合研究大学院大学卒。株式会社日立製作所での勤務を経て、国立情報学研究所へ入所。趣味はバスで狭い道を走ること。大型二種免許保有。

最後のLTは、国立情報学研究所の藤原一毅さん。

藤原さんは、ハードのカスタマイズではなく、どのキーにどの文字を配列するのかという「論理配列」への取り組みを紹介。13年に渡って取り組んできた自身のキーマップ遍歴に、会場からも大きな喝采の声が上がりました。

出荷時期が未定の新しいキーボードの論理配列さえも既に考えているという藤原さんの取り組みは、こちらでご覧いただけます。

え? そっちの集合写真?

LT終了後、「せっかくこれだけの数が集まったので、集合写真を撮りましょう」という掛け声のもと、集合したのは参加者ではなくキーボード。

多くの参加者がキーボードの写真を一斉に撮影する、なんとも異様な空間となりました(笑)。

最後に参加者の声を紹介します。

https://twitter.com/stanaka/status/741246551482195968

https://twitter.com/ymotongpoo/status/741245857333268482

https://twitter.com/mrsy/status/741256308720947200

https://twitter.com/bellwood4486/status/741256435024039937

https://twitter.com/okapies/status/741258984825331713

https://twitter.com/kubosho_/status/741254364686221313

https://twitter.com/Masahito/status/741274846605115392

https://twitter.com/KazuhikoUehara/status/741260177383378945

https://twitter.com/stanaka/status/741259197753348096

次回の開催も楽しみにしています!

取材・文/108UNITED

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IT勉強会・セミナーなどのイベント情報検索サービス「TECH PLAY」のサービス開発エンジニアとして、企画・開発・運用までのプロジェクトフェーズを担当していただきます。 今後も新しい機能・コンテンツを次々とリリースしていく予定なので、新機能の開発に企画から携わることも可能です。 ■採用している技術 ・現在はPHP/Nginx/MariaDBを中心に開発を行っています。 ・PHPフレームワークは「ウェブ職人のためのPHPフレームワーク」ことLaravelを使用しています。 ・アジャイルでスピード感を持った開発を目指しており、Git/Jenkins等を活用しています。 ・インフラはクラウドサービスを利用しています。 今後は、以下の事に積極的に取り組んでいく予定です。 ・アクセスログやユーザー情報を用いたユーザーの行動予測 ・イベントの特徴ワード抽出、およびイベントレコメンド機能の開発 ・スマホアプリの開発
条件
■必要経験 ・PHPでのWebサービス/システムの開発経験 ・オブジェクト指向の理解がある方 ■歓迎経験 ・新しい技術に取り組むのが好きな方 ・アクセスログ等のデータ解析、または自然言語処理の業務経験のある方 ・インフラからスマホアプリまで、幅広いスキルを身につけたいと思っている方 ・決まったものを開発するだけではく、企画から一緒に考えて形にしていきたいと考えている方
年収
370万円~720万円

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日時
2016/06/10(金) 19:30〜21:30
会場
TECH PLAY SHIBUYA
住所
東京都渋谷区宇田川町20-17 NMF渋谷公園通りビル 8F
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