ソフトとハードの二刀流で実現する先進安全・自動運転のアルゴリズム開発【DENSO Tech Night 第二夜】 ー高精度な画像解析 / AI推論モデル / センシング / バーチャル×リアル空間でのシミュレーションー

2024/11/29(金)19:00 〜 20:40 開催
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参加枠申込形式参加費 参加者
オンライン参加枠
先着順 無料 823人
現地参加枠【受付終了】
抽選制 無料 30人

※ 抽選結果は、2024/11/22 以降にメールおよびイベント詳細ページで通知されます。

イベント内容

概要

ソフトとハードの双方に精通するデンソーがAIアルゴリズムでデータを操る!?
「交通事故ゼロの社会」実現のカギを握る、先進運転支援システム(ADAS)のセンサーや
車両制御のアルゴリズム開発を一挙大公開!

【DENSO Tech Night】は、モビリティ業界のソフトウェア領域にフォーカスし、デンソーの取り組みや技術活用の裏側、試行錯誤のプロセス、失敗談などをお話しするシリーズです。

先進技術を利用してドライバーの認知・判断・操作をサポートし、運転の安全性を高める先進安全システムや自動的に車が走行・停止などを行う自動運転システムは、高精度カメラや光の先進技術を活用した「LiDAR」(ライダー)、ミリ波レーダーなどの各種センサーを用いて、システム側が車両周辺の環境を認識し、車両を制御することで運転者の負担を軽減し、事故のリスクを大幅に低減します。

デンソーでは、車両や道路などの形状を検知するミリ波レーダーと、自車の前方環境を検知する画像センサーを組み合わせたシステム「Global Safety Package」を開発しています。現在、様々な自動車メーカーの車両に搭載されているGlobal Safety Packageには、機械学習やAI技術が多く活用されていますが、ハードウェアの制御も考慮しなければいけないアルゴリズム開発は一筋縄にはいかず、多くの課題に直面しました。

DENSO Tech Night第二夜では、「先進安全・自動運転のアルゴリズム開発」をテーマに、周辺環境認識や車両制御技術にフォーカスします。モビリティにおけるアルゴリズム開発の特殊性や難しさに触れながら、以下のトピックスをお話しします。

  • 先進安全・自動運転のアルゴリズム開発とは
  • ADASアプリケーション「Global Safety Package」のアルゴリズム開発
  • 車両周辺情報を高性能に検知するカメラ/画像認識のアルゴリズム開発
  • 転生したらアクティブセンサで高精度3D物体認識を開発することになった件

※オンライン配信URLは、申込者に対し本ページ上にて当日までに表示されます。

タイムスケジュール

時間 内容
19:00〜19:05 オープニング
19:05〜19:15

先進安全・自動運転のアルゴリズム開発とは

夏目 一馬
先進安全、自動運転の業界動向とデンソーの取り組み、
”安全で自由な移動”のキー技術としてソフトウェアxハードウェアの重要性を語る
19:15〜19:35

ADASアプリケーション「Global Safety Package」のアルゴリズム開発

胡桃沢 仁
・ADASアプリ開発のアウトライン
   先進安全システムであるGlobal Safety Packageにおける、我々の実績と成果
・ADASアプリの開発屋の目で見た
 国や地域で異なる複雑な市場環境でも成立する事を目指した苦労話
・皆さんが気になる次世代のお話し
 次世代ADASアプリ開発における取り組みを、可能な限りで紹介
19:35〜19:55

車両周辺情報を高性能に検知するカメラ/画像認識のアルゴリズム開発

片山 雄介
・車外センシング用カメラによる車載画像認識
 『これまでの取り組み』 と 『それを支える認識アルゴリズム』を紹介
・認識アルゴリズムの開発屋の目で見た
 『未認識(False negative)』と『誤認識(False positive)』問題にまつわる苦労話
  と、その問題を解決に導く 『AI』 の使いこなし
19:55~20:15

転生したらアクティブセンサで高精度3D物体認識を開発することになった件

髙木 雅成
・画像認識屋が異世界転生(事業部異動)して、LiDAR認識開発者になって思うことは?
・相手の速度が取得できる!? FMCW-LiDARのソフトウェア開発事例をご紹介
・LiDAR量産化の舞台裏 ー 困難を乗り越えた先に見える光・・・LiDARだけに
・ソフトウェアエンジニアの仕事は机上だけで起ってるんじゃない、現場でも起きてるんだ
20:15~20:35 質疑応答
20:35〜20:40 クロージング

※ 当日予告なく時間配分・内容が変更になる可能性がございます。

登壇者

夏目 一馬
株式会社デンソー
セーフティシステム事業部
事業部長
1996年に日本電装株式会社に入社(同年に株式会社デンソーに社名変更)。ミリ波レーダの研究開発から量産設計に従事。 2006年に、開発したレーダ用高分解能処理アルゴリズムが米国自動車学会(SAE)のArch T. Colwell Merit Awardを受賞。2015年からAD&ADAS技術2部の部長となりADASセンサ全般の設計技術を統括。2019年にセンサーフュージョンのアルゴリズム発明について中部地方発明表彰受賞。その後、品質保証部 部長を経て、2023年からセーフティシステム事業部 事業部長として、ADASおよびコックピット製品を技術と経営の両面から統括。
胡桃沢 仁
株式会社デンソー
セーフティシステム事業部
セーフティシステム開発部
課長
2009年に株式会社デンソーに入社。ミリ波レーダ・画像センサーを使ったADASアプリの先行開発から量産設計に従事。2021年に株式会社J-QuAD DYNAMICSに出向し、Global Safety Package 3向けの物標Fusion量産設計を担当。2023年に株式会社デンソーに帰任し、次世代AD/ADAS向け運転支援アプリの先行開発を担当。
片山 雄介
株式会社デンソー
セーフティシステム事業部
セーフティセンサ&コンポーネント技術1部
室長
2004年に株式会社デンソーに入社。2014年まで基礎研究所にて音声認識及び音声信号処理の研究・開発に従事し、開発技術はナビゲーションシステムへ量産採用された。2014年よりAD&ADAS領域へ異動し、画像センサの量産設計に従事して画像認識を担当。 2019年に、開発した画像センサを搭載する先進安全システムGSP2の夜間歩行者・飛び出し歩行者/自転車を認識する技術について中部科学技術センター振興賞を受賞。同年より、セーフティセンサ&コンポーネント技術1部 室長として、車外センシング向け画像認識技術を統括。
髙木 雅成
株式会社デンソー
セーフティシステム事業部
セーフティセンサ&コンポーネント技術2部
担当課長
2002年に株式会社デンソーへ入社。入社後、車両・歩行者・標識などを対象とした画像認識の研究開発を担当。2014年に愛知県・南知多道路での高度運転支援技術の公道試験に参画。その後、LiDARの量産開発に従事し、2021年に発売されたLEXUS新型「LS」、およびTOYOTA新型「MIRAI」に搭載されている高度運転支援技術「Advanced Drive」向けの製品として採用。

参加対象

  • ソフトウェア開発に知見を有するエンジニアの方
  • 電気・電子・情報系の知見がありソフトウェア開発に興味をお持ちの方
  • ※車載やハードウェアの知識がない方も歓迎です!

参加にあたっての注意事項

  • 本イベントは、参加形式について現地参加かオンラインかをお選びいただけます。
  • 現地参加を希望される場合は、席数に限りがあるため抽選制となりますことを予めご了承ください。
  • 現地参加を希望された方の抽選結果は、2024年11月22日(金)以降にメールおよびイベント詳細ページで通知されます。
  • 現地参加に当選された方への交通費などの支給はありません。予めご了承ください。
  • オンライン参加の場合は、配信映像や音声は各自の通信環境に依存します。できるだけ通信環境の良い状態で視聴ください。
  • 参加を辞退する場合は、詳細ページより申込のキャンセルをお願い致します。

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