熱マネジメント・バッテリー革新がカギを握るHondaの次世代BEV開発最前線 ーエネルギー効率/冬季性能/安全性/バッテリーの車体適合ー Honda Tech Talks#11

2025/03/07(金)19:00 〜 20:25 開催
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参加枠申込形式参加費 参加者
オンライン枠(定員400名)
先着順 無料 326人
現地参加枠【※終了後懇親会あり・応募受付は2/27(木)正午まで】
抽選制 無料 22人

※ 抽選結果は、2025/02/27 以降にメールおよびイベント詳細ページで通知されます。

イベント内容

概要

次世代BEV開発の核心へ!
2030年を見据えたエネルギー効率化と熱マネジメント・バッテリー革新

電動化が進む現代、自動車は「移動手段」から「エネルギーを蓄え、つなぐインフラ」へと進化しています。
本イベントでは、Hondaがカーボンニュートラル社会の実現を目指して取り組む次世代BEV開発の最前線に迫り、エネルギー効率化を軸にした熱マネジメントの高度化、そして次世代バッテリー技術の革新について説明します。

2/14(金)実施のHonda Tech Talks#10では、「社会全体をクリーンエネルギーでつなぐエネルギーマネジメントシステム」というクルマの外側にフォーカスしました。今回のHonda Tech Talks#11では、車両内部の技術革新に焦点を当て、高効率BEVシステムの開発や、エネルギーの起点であるバッテリーそのものの進化を深掘りします。

特に冬場に航続距離が期待よりも短くなってしまうなどBEVが抱える課題に対し、Hondaがどのように新しい技術にチャレンジしているかを実例とともにお届けします。
また、大容量バッテリー搭載BEVの安全性向上、生産技術の工夫、車体設計との高度な連携による高信頼性かつ高効率なバッテリーシステム構築についてを詳しく解説します。

さらに、2030年を見据えた次世代エネルギーサービスとの接続や、拡張性を考慮した技術戦略についても具体的に紹介し、未来のモビリティがどのように社会とつながっていくのかを描きます。

■トピックス(一部抜粋)
・HondaのグローバルBEV戦略と電動化の目的
・航続距離改善・電費向上・熱マネジメントの課題と解決策
・バッテリーシステム開発の実態と将来への展望

カーボンニュートラル実現に向けた、Hondaの挑戦
電池・パワーエレクトロニクス・エネルギーシステム領域の詳細はこちら

タイムスケジュール

時間 内容
19:00〜19:05 オープニング
19:05~19:35

カーボンニュートラル実現に向けたHondaのBEVのパワーユニットシステムの開発

西 智弘、安藤 聡
Hondaが考えるBEVの提供価値とそれを具現化するシステム開発の取り組み。​
エンジンが無いことによる“シンプルさ“と“難しさ“を併せ持つパワーユニットシステムの開発にどう挑んでいるか。BEVのペインの一つである航続距離に着目し、新たな技術へのチャレンジと失敗、苦労をどう乗り越えてきたか、実際の開発時のエピソードを交えながら語る。
19:35~20:05

Honda EVのバッテリーシステム開発の実態

大金 崇、松本 充功、冨沢 佑一
2021年にHondaはEV・FCVの販売比率を2040年に100%にすることを宣言し、その重要なステップとして2025年発売予定のHonda 0シリーズの開発を行っている。EVの中核をなすバッテリーシステムの開発は重要であるがゆえに、多様な難題に対する工夫とチャレンジの日々であり、その実態をせきららにお伝えしたい。
20:05~20:20 質疑応答
20:20〜20:25 クロージング

※ 当日予告なく時間配分・内容が変更になる可能性がございます。

登壇者

西 智弘​
本田技研工業株式会社​
電動事業開発本部 BEV開発センター
エネルギーシステムデザイン開発統括部​
BEVシステム開発部
部長​
1999年に株式会社本田技術研究所へ入社。 電動コンポーネントのシステム開発として初代インサイトのIMAシステムを担当。 2003年にエンジン領域へ異動し、V6エンジンの燃費・排ガス性能など実車性能の開発に携わる。 その後L4エンジン開発、e:HEVの開発を経て2023年よりBEVのパワーユニット性能領域の責任者を担う。
安藤 聡
本田技研工業株式会社
電動事業開発本部 BEV開発センター
エネルギーシステムデザイン開発統括部
BEVシステム開発部 BEV性能開発課
チーフエンジニア
2006年に株式会社本田技術研究所へ入社。Honda初の電動AWD開発としてLegend HybridのAWDシステムを担当。2016年にパワーユニットの性能設計部署へ異動し、複数のHybridのパワーユニットシステム開発に携わる。2022年よりHonda 0シリーズに適用するBEVパワーユニットシステム研究開発責任者。現在は次世代BEVシリーズの戦略を担当する。
大金 崇
本田技研工業株式会社
電動事業開発本部 BEV開発センター
エネルギーシステムデザイン開発統括部​
エネルギーストレージシステム開発部​
エネルギーストレージシステム開発課
課長
2000年に本田技研工業に入社。入社後一貫してバッテリーシステムの量産開発に従事。強度剛性、冷却、制御、セル性能、PTシステム開発、プロセス構築、MBDと専門分野を拡大しつつ、’02 CIVIC HEV以降のほぼ全ての電動車両開発に関与してきた。現在はBEV向けエネルギーストレージシステム開発課の課長を担う。
松本 充功
本田技研工業株式会社
電動事業開発本部 BEV開発センター
エネルギーシステムデザイン開発統括部​
エネルギーストレージシステム開発部​
エネルギーストレージシステム開発課
チーフエンジニア
2002年に株式会社本田技術研究所へ入社。環境技術を志し、入社から15年はFCEVの開発に従事。FCX~Clarity Fuel Cell の安全システム開発を担当。2016年からバッテリー開発室課に移り、BEV・PHEVのバッテリーパックシステムにおけるハード開発と制御開発を広く経験し、現在はバッテリーパックシステム開発全般を担当するグループのリーダーを担う。
冨沢 佑一
本田技研工業株式会社
電動事業開発本部 BEV開発センター
エネルギーシステムデザイン開発統括部​
エネルギーストレージシステム開発部​
エネルギーストレージシステム開発課
チーフエンジニア
2000年にホンダエンジニアリング株式会社へ入社。入社以来、歯車生産技術を専門として生産技術開発に従事、2018年からは本田技研工業株式会社 トランスミッション製造部内で量産機種の立ち上げを担当、2020年からは本田技研工業株式会社にてトランスミッション開発室課を経て、現在のバッテリーパック開発室課へ、製品開発・生産技術開発双方の経験を持つ。現在はバッテリーパック構造設計のチーフエンジニアとして次期モデルのバッテリーパック開発を担当。

参加対象

  • バッテリー開発に興味をお持ちの方
  • エネルギー業界や電機メーカー、SIerなどでバッテリー領域の開発に取り組んでいるエンジニアの方

参加にあたっての注意事項

  • 本イベントは、参加形式について現地参加かオンラインかをお選びいただけます。
  • 現地参加を希望される場合は、席数に限りがあるため抽選制となりますことを予めご了承ください。
  • 現地参加を希望された方の抽選結果は、2025/2/27以降にメールおよびイベント詳細ページで通知されます。メール配信設定をオンにしてお待ちください。
  • オンライン参加の場合は、配信映像や音声は各自の通信環境に依存します。できるだけ通信環境の良い状態で視聴ください。
  • 参加を辞退する場合は、詳細ページより申込のキャンセルをお願い致します。
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