TECH PLAY

自動車業界のソフトウェアは、OSSとともに進化している ──量産開発を支える業界横断の挑戦とその現在地 Honda Tech Talks#15
2026/03/18(水)19:00 〜 20:40
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自動車業界のソフトウェアは、OSSとともに進化している ──量産開発を支える業界横断の挑戦とその現在地 Honda Tech Talks#15

オンライン / 現地開催

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※ 抽選結果は、2026/03/12 以降にメールおよびイベント詳細ページで通知されます。

基本情報

日時
開催形式
オンライン / 現地開催
会場
現地参加の場合:MIDORI.so NAGATACHO( 旧Nagatacho GRiD )/オンラインの場合:Zoomウェビナー
主催
Honda
共催
TECH PLAY

イベント内容

概要

自動車業界は、いま「ソフトウェア前提」で再設計されている。

SDVの進展により、自動車開発の重心は確実に変わりつつあります。かつてはハードウェア中心だった自動車産業は、いまやソフトウェアを前提に設計されるフェーズへと移行しました。その変化を支えている重要な要素のひとつが、オープンソースソフトウェア(OSS)の戦略的な活用です。
現在、自動車業界におけるOSSは単なる開発効率化の手段ではありません。量産製品に組み込まれる前提技術として、ライセンス管理やセキュリティ対応、脆弱性管理などを含む組織横断の体制整備が進められています。各社が本格的にOSSと向き合い、持続可能な運用の仕組みを整えようとする動きが広がっています。
そして、そのようなOSS活用を前提に、業界横断でソフトウェア開発のための共通プラットフォームを構築する取り組みも加速しています。最新の車載アーキテクチャを支える設計基盤の整備や、複数世代にわたる継続的なアップデートを可能にする仕組みづくりなど、SDV時代を見据えたオープンなコラボレーションが本格化しています。
こうした取り組みの一例として、Linux Foundation傘下で進められているAutomotive Grade Linux(AGL)の活動や、OpenChain、OpenSSF、ELISA、Zephyr、XenといったOSSコミュニティとの連携も進んでいます。
(参考:Automotive Grade Linux、Software Defined Vehicle 開発を加速する オープンソース SoDeV リファレンスプラットフォームを発表
しかし、こうした変化は業界外からは十分に知られていません。「自動車業界のソフトウェアは遅れている」という固定観念が残る一方で、現場では確実に進化が進んでいます。

本イベントでは、Hondaの実践を起点に、自動車業界におけるOSS活用とプラットフォーム構築の現在地を立体的に紐解きます。講演ではその背景と思想を整理し、パネルディスカッションでは量産開発の最前線で直面するリアルな課題や可能性を深掘りします。

自動車業界のソフトウェアは、いまどこまで進化しているのか。
その答えを、業界横断の視点から明らかにします。

■ このイベントで学べること

  • 自動車業界におけるOSS活用の現在地と、量産開発を前提としたガバナンス設計の実践
  • OSS活用を支える組織体制整備と、業界横断で進む共通プラットフォーム構築の背景
  • 「遅れている」と言われがちな産業で、なぜソフトウェア前提の再設計が進んでいるのかという構造理解

■ こんな方におすすめ

  • OSSを業務で活用しており、他産業での戦略的な取り組みに関心があるエンジニア
  • モビリティ/自動車領域のソフトウェア開発やSDVの動向をキャッチアップしたい方
  • 組織としてOSS活用やプラットフォーム整備を進めたいと考えている技術リーダー・マネージャー

《現地参加をご希望の方へ》
営業目的のご参加や現地での勧誘行為はご遠慮ください。

タイムスケジュール

時間内容
19:00〜19:05オープニング
19:05~19:35

Hondaの量産開発を支えるOSPO(Open Source Program Office)の取り組み及び量産事例紹介

忍頂寺 毅、川村 泰輝、清海 佑太
19:35~20:15

Honda・トヨタ・パナソニックのOSS活動の最前線

日下部 雄一、遠藤 雅人、石井 宏幸
  • なぜ今、自動車業界でOSSが重要になっているのか
  • OSSは車載開発のどこで使われているのか?
  • OSSを量産開発に入れるときの壁
  • なぜ自動車業界はOSSで協力するのか?ー業界横断OSSコミュニティの意味
20:15~20:35質疑応答
20:35〜20:40クロージング

※ 当日予告なく時間配分・内容が変更になる可能性がございます。

登壇者

忍頂寺 毅
本田技研工業株式会社
四輪事業開発本部
SDV事業開発統括部
モビリティシステムソリューション開発部
チーフエンジニア
新卒で通信会社・移動体通信会社にて研究開発や標準化に従事した後、IT企業や電機メーカーでオープンソース活用推進を牽引。2025年にHondaへ入社し、ソフトウェア開発環境・プロセスおよびOSPOを担当。エンジニアリングプロセスの自動化、およびそのためのAI活用にも関心を持つ。
川村 泰輝
本田技研工業株式会社
四輪事業開発本部
SDV事業開発統括部
モビリティシステムソリューション開発部
ソフトウェアエンジニアリング課
スタッフエンジニア
2018年にSIer企業に入社し、車載制御系ECUの機能安全・セキュリティ観点でのシステムアーキテクトを担当。
2021年にホンダに転職し、セントラルECUの機能安全・セキュリティ観点でのソフトウェアアーキテクトを担当。
2022年よりセントラルECUに適用するOSS管理プロセスの構築・運用を担当しながら、2024年よりOpenChainコミュニティに参加し、Governing Board Memberとしても活動。
現在は社内のSDV OSPOを兼務するとともに、OpenChain Ambassadorや、Automotive Grade Linux CIAT-EG Memberとしても活動している。
清海 佑太
本田技研工業株式会社
四輪事業開発本部
SDV事業開発統括部
スマートキャビン開発部
インフォテイメントソフトウェアプラットフォーム開発課
アシスタントチーフエンジニア
2021年に本田技研工業に中途採用にて入社し、IVI(In-Vehicle Infotainment)のソフトウェア開発におけるセキュリティ設計方針の策定や脆弱性対応等を担当。2023年からOSS活用推進も担当し、20現在はOpenSSFを始めとしたオープンソースコミュニティでの活動も開始。
日下部 雄一
本田技研工業株式会社
四輪事業本部 SDV事業開発統括部
スマートキャビン開発部
インフォテイメントソフトウェアプラットフォーム開発課
チーフエンジニア
遠藤 雅人
トヨタ自動車株式会社
オープンソースプログラムグループ(TOYOTA OSPO)グループ長
車両データを活用したバリューチェーンサービスに関わるシステム開発に取り組みながら、OSSガバナンス体制構築、ISO/IEC 5230や取得に尽力。2024年に社内のOSSの活用を推進するオープンソースプログラムグループ(TOYOTA OSPO)をトヨタ大手町オフィスに設立し、マネージャーを務める。
OSSコミュニティでは以下のような役割を果たしている。
-The Linux Foundation Japan Evangelist
-OpenChain Project Board Member & Automotive Chair
-OpenChain Project Japan WG Promotion SG Leader
-OpenChain Ambassador
-Automotive Grade Linux OSPO EG Co-Leader
-Open Invention Network Technical Committee Member
石井 宏幸
パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社
インフォテインメント事業部
シニアアーキテクト/Linux Foundation Japanエバンジェリスト
2007年入社。自社初となるLinuxベースの車載ソフトウェアプラットフォームの立ち上げに携わって以降、LinuxおよびOSSのスペシャリストとして社内のソフトウェア開発をリード。
2021年より Automotive Grade Linux(AGL)に参画し、Steering Committee および System Architect としてプロジェクトの発展に貢献を続ける。
現在は社内のOSPO(Open Source Program Office)を兼務するとともに、Linux Foundation Japanのエバンジェリストとしても活動している。

参加対象

  • 自動車OEM/サプライヤーでソフトウェア開発・プラットフォーム設計に関わるエンジニア/テックリード
  • OSS活用やセキュリティ(SBOM・脆弱性対応)に課題意識を持つ技術者
  • モビリティ領域に関心を持つIT/Web系エンジニア
  • 技術戦略やガバナンス設計を担うマネージャー層

参加にあたっての注意事項

  • 本イベントは、参加形式について現地参加かオンラインかをお選びいただけます。
  • 現地参加を希望される場合は、席数に限りがあるため抽選制となりますことを予めご了承ください。
  • 現地参加を希望された方の抽選結果は、2026/03/12以降にメールおよびイベント詳細ページで通知されます。メール配信設定をオンにしてお待ちください。
  • 現地参加を希望される方は、営業目的のご参加や現地での勧誘行為はご遠慮ください。
  • オンライン参加の場合は、配信映像や音声は各自の通信環境に依存します。できるだけ通信環境の良い状態で視聴ください。
  • 参加を辞退する場合は、詳細ページより申込のキャンセルをお願い致します。