コグニティブインタラクション

書籍情報

発売日 : 2022年07月21日

著者/編集 : 植田 一博/大本 義正/竹内 勇剛

出版社 : オーム社

発行形態 : 単行本

書籍説明

内容紹介

コグニティブインタラクションは「状況に応じて、人と自然にかつ持続的にインタラクションが可能な人工物を設計するための基礎理論」です。AIやロボットが人の社会生活にとけこむためには、人と協調行動をとれなければいけません。それには、コミュニケーション、つまり、意思疎通の能力が欠かせません。しかし、言語によるコミュニケーションよりも、非言語情報によるインタラクションのほうが重要になることがよくあります。相手が人であれ、動物であれ、AIやロボットなどの人工物であれ、人は相手の意図や欲求などの心的状況を読み取り、それに適応した行動をとるという、コグニティブ(認知的)インタラクションを繰り返すことで、円滑に対話を行っていると考えられるからです。本書を読むことで、人と自然にコミュニケーションするAI、ロボット、そのほかの人工物を設計するための基本がわかります。

目次

第1章 インタラクションの重要性と認知モデリング
第2章 インタラクション分析の基礎
第3章 データの定量的表現と変数
第4章 インタラクション分析の実際とポイント

著者情報

植田 一博
植田, 一博, 1963-
大本 義正
大本, 義正
竹内 勇剛
竹内, 勇剛