物流大激突

書籍情報

発売日 : 2017年06月07日

著者/編集 : 角井 亮一

出版社 : SBクリエイティブ

発行形態 : 新書

ページ数 : 160p

書籍説明

内容紹介

経営において物流の重要度は飛躍的に高まっています。
物流戦略は企業のビジネスモデルそのもの。
企業の命運を握っているといっても過言ではありません。
その良し悪しが、企業間競争の勝敗を決めてしまいます。
欧米企業では物流担当取締役(CLO)なんて重役がいたりするくらい、
企業経営において物流戦略は重視されているのです。
モノが作られて販売されれば、必ず物流を通じて、それが店頭やお客のもとまで届けられます。
そして、モノが動くところに何かビジネスの種を見つけてサービスを始める。
物流部門は、もはやコスト部門ではなくプロフィット部門です。
なかでもアマゾンの戦略物流は際立っています。
注文から最短1時間で商品を届ける対象エリアも拡大中。
ただし、物流をめぐる企業環境は激変しています。
競合が次々とアマゾンに刺客ともいえる物流戦略を送り込んでいるのです。
Eコマースの国内外の動向に精通し、
流通・物流・マーケティングに横断的な知識と人脈をもつコンサルタントにして、
通販物流会社の経営者でもある著者が、現在巻き起こっている物流の最前線を教えてくれます。

目次

序 章 アマゾンの戦略 ~アマゾンの強さは物流ネットワーク構築力
第1章アマゾン VS セブン-イレブン ~世界初のオムニチャネルで攻勢
第2章アマゾン VS 楽天 ~得意な商品カテゴリーで攻める
第3章アマゾン VS ヨドバシカメラ ~東京23区で大激突
第4章アマゾン VS ユニクロ ~総合モールに専門モールで対抗
第5章アマゾン VS 宅配便業者 ~年間60億個時代を奪い合う
第6章アマゾンVS ウォルマート ~米国ナンバーワン小売は、これからどうなるのか?

著者情報

角井 亮一
1968年大阪生まれ、奈良育ち。株式会社イー・ロジット代表取締役兼チーフコンサルタント。上智大学経済学部を3年で単位修了。米ゴールデンゲート大学でMBA取得。船井総合研究所、不動産会社を経て、家業の物流会社、光輝物流に入社。日本初のゲインシェアリング(東証一部企業の物流センターをまるごとBPOで受託)を達成。2000年、株式会社イー・ロジットを設立し、現職。現在、同社は230社以上から通販物流を受託する国内ナンバーワンの通販専門物流代行会社であり、200社の会員企業を中心とした物流人材教育研修や物流コンサルティングを行っている。