ゲームをテストする バグのないゲームを支える知識と手法

書籍情報

発売日 : 2022/12/22

著者/編集 : 花房 輝鑑

出版社 : 翔泳社

発行形態 : 単行本

ページ数 : 256p

書籍説明

内容紹介


属人的で闇雲な
従来のゲームデバッグはもう卒業だ!
ゲーム開発に重要なのが、「仕様どおり実装されているか」「バグはないか」そして何よりも「ゲーム自体が面白いか」などを確認する、品質管理(一般的には「QC」とされますが、ゲーム業界では「QA(品質保証)」とされることも多いです)という業務です。
従来、それは「デバッグ」と呼ばれ、ひたすらゲームをプレイする「フリーテスト」など、センスや経験に依存したバグ出しがメインの、属人的なものでした。そして、キャリアという側面からも「ゲーム開発への入り口」や「下積み」と考えられることが多くありました。
しかし、モバイルゲームが隆盛を極めた昨今では、一般的なソフトウェア開発の世界ではすでに当たり前となっているソフトウェアテストの考え方を応用し、「テストを計画し、分析し、設計し、実装して、実行する」というテストプロセスや各種原則にもとづいた「ゲームテスト」が品質管理手法の主流になってきています。
本書は、ゲーム業界を志す就活生や、現場の開発者に向け、ゲームテストの考え方をゲーム業界に即した例や用語とともに解説します。また、これまでなかなか世に出ることのなかった、品質管理にかかわるデバッガーやテスターの働き方、そしてキャリアパスについても広く解説しています。
本書を読めば、「ソフトウェアテストの7つの原則」をはじめとした基礎的な知識、そして
・多人数プレイチェック
・ユーザーテスト
・バランスチェック
・ガイドラインチェック
など、ゲームに特化したテストについても詳しく知ることができます。
さらに、本書の内容は、直接テスト業務を行わないプログラマーやプランナーにとっても、テストしやすい(バグや問題点が見つけやすい)ゲームの開発につながることでしょう。
現代のゲーム開発にかかわるすべての人にとって、必携の一冊です!
◆◆目次◆◆
第1章 謎めいたゲームテストの世界
第2章 ゲーム開発の変遷
第3章 ゲームテストのための組織
第4章 ゲームデバッグはもう古い!?
第5章 多種多様なゲームテスト
第6章 ソフトウェアテストの活動
第7章先端的な技術の活用
第8章 未経験から始めるゲームテスター
第9章 ゲームテスターのキャリア
第10章 ゲームテストの未来

目次



第1章:謎めいたゲームテストの世界
 1-1:ゲームのテストに対するイメージ
 1-2:「ゲームデバッグ」とは
 1-3:ソフトウェアテストとは
第2章:ゲーム開発の変遷
 2-1:家庭用ゲームソフト開発
 2-2:モバイルゲーム開発
第3章:ゲームテストのための組織
 3-1:ゲーム会社の品管
 3-2:テスト専門会社
 3-3:テスト組織のかかわり方
 3-4:品質の種類
 3-5:テストから開発へのキャリア
第4章:ゲームデバッグはもう古い!?
 4-1:豊富な経験に依存した究極のアドリブ
 4-2:ゲームデバッグは可視化が難しい
 4-3:3つのフリーテスト手法
 4-4:現代的な手法「ソフトウェアテスト」
 4-5:ソフトウェアテストの7原則
 4-6:ソフトウェアテストの技法
第5章:多種多様なゲームテスト
 5-1:機能テスト
 5-2:非機能テスト
 5-3:リグレッションテスト
 5-4:当たり判定チェック
 5-5:テキストチェック
 5-6:通しチェック
 5-7:多人数プレイチェック
 5-8:ユーザーテスト
 5-9:バランスチェック
 5-10:多端末テスト
 5-11:ガイドラインチェック
 5-12:LQA
 5-13:ライセンスチェック
第6章:ソフトウェアテストの活動
 6-1:テスト計画
 6-2:テスト分析
 6-3:テスト設計
 6-4:テスト実装
 6-5:テスト実行
 6-6:テスト管理
第7章:先端的な技術の活用
 7-1:テスト自動化とは
 7-2:テスト自動化のポイント
 7-3:テスト自動化の流れ
 7-4:テスト自動化の具体例
 7-5:テスト自動化の効果
 7-6:ゲームテストへのAIの活用
第8章:未経験から始めるゲームテスター
 8-1:新卒・中途採用
 8-2:ゲームテスターに必要なスキル
 8-3:ゲームテスターの収入
 8-4:未経験で採用されるポイント
 8-5:教育
第9章:ゲームテスターのキャリア
 9-1:キャリアパス
 9-2:テスター
 9-3:テスト実行管理者
 9-4:テスト設計者
 9-5:テストリーダー
 9-6:テストマネージャー
 9-7:テスト自動化エンジニア
 9-8:その他のキャリア
第10章:ゲームテストの未来
 10-1:自動化の拡大
 10-2:さまざまなデータを活用した科学的なテスト
 10-3:次世代のテスト組織

著者情報

花房 輝鑑