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USB測定器 Analog Discovery活用入門

2,860円 (税込)

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USB測定器 Analog Discovery活用入門

書籍情報

発売日:

著者/編集:遠坂 俊昭

出版社:CQ出版

発行形態:単行本

書籍説明

内容紹介

測定しながらアナログ回路技術を磨く。高精度14ビット/DC〜10MHz、オシロ、ネットアナ、スペアナ&DDS+グレードアップ回路術を満載。

目次

★目次 ◎Introduction ●第1章 Analog Discoveryで便利な測定環境を作り上げる 1.1 Analog Discoveryとは 1.2 機能・性能を補う自作アダプタも作れる 1.3 アナログ信号入力部の使い方 1.4 使いやすい測定用ケーブルを準備しておく [コラム(1)] WaveFormsのデータ収録用メモリ配分 ◎高精度14ビットでDC~10MHzをカバーする ●第2章 高機能ディジタル・オシロ…Scope活用法 2.1 波形観測のあらまし 2.2 信号測定のコモンセンス…同軸ケーブルとパッシブ電圧プローブの特性 2.3 ADのアナログ入力回路を理解する 2.4 繰り返し波形を止めて表示するトリガ機能 2.5 Scopeの豊富なトリガ機能 2.6 Averageの使い方 2.7 Oversによる高速波形の観測 2.8 グラフやデータが同時表示できる ◎ファンクション・ジェネレータ+AM/FM変調信号源 ●第3章 高機能DDS信号発生器…Wavegen活用法 3.1 信号発生器のあらまし 3.2 Wavegenの出力の特性を改善しておく 3.3 Wavegenがもっている機能 3.4 Wavegenの特性を測ってみる [コラム(2)] データのばらつきを示す標準偏差と変動係数 3.5 Wavegenの変調波形 [コラム(3)] 変調によって生じる側波成分 ◎市販ファンクション・ジェネレータと肩を並べるために ●第4章 Wavegen出力ブースタの設計・製作 4.1 信号発生器Wavegenの性能 4.2 ブースタ・アンプの製作 4.3 出力ブースタの特性評価 [コラム(4)] 出力インピーダンスを50Ωにして定在波の発生を防ぐ ◎2相出力をベクトル合成して任意の位相信号を生成 ●第5章 Wavegen出力から3相交流を作る 5.1 3相交流のしくみ 5.2 Wavegenから3相出力を得るには 5.3 位相差の確認 [コラム(5)] 3相交流の利点 ◎オーディオ測定を高度化する ●第6章 Wavegen用ひずみ低減フィルタの設計・製作 6.1 ひずみは高域周波数を制限すれば低減できる 6.2 LPFの設計・製作 6.3 出力アッテネータの製作 6.4 中心周波数10kHzBPFの製作 6.5 多重帰還型アクティブLPFとBPFの製作 [コラム(6)] 多重帰還型アクティブ・フィルタのアレンジ法 ◎利得・位相-周波数特性測定を自動化する ●第7章 ネットワーク・アナライザ機能…Network活用法 7.1 ネットワーク・アナライザのあらまし 7.2 ADのNetwork設定詳細 7.3 トランス測定の予備知識 7.4 市販トランスを測定してみると 7.5 エミッタ共通アンプの利得・位相-周波数特性 7.6 セラミック・フィルタの特性測定 ◎信号の周波数成分を測定・分析する ●第8章 スペクトラム・アナライザ機能…Spectrum活用法 8.1 スペクトラム・アナライザのあらまし 8.2 スペアナの原理…2つの方式 8.3 Spectrumの使い方 [コラム(7)] 単一周波数成分の信号と雑音 [コラム(8)] FFTアナライザ窓関数の使い方 ◎スペアナ(Spectrum)の本格活用のために ●第9章 アンチエイリアスLPFの設計・製作 9.1 Spectrumで正しい結果を得るために 9.2 LPFのカットオフ特性による種類 9.3 アンチエイリアス・フィルタのためのLPF性能比べ 9.4 多重帰還型フィルタによるアンチエイリアスLPFの構成 9.5 LPFの抵抗・コンデンサを算出 [コラム(9)] フィルタ用抵抗・コンデンサを選ぶときの指針 9.6 5バンド・アンチエイリアスLPFの製作 [コラム(10)] LPFとプリアンプ ◎電子部品の回路特性とモデリングが基礎からわかる ●第10章ふるまい観測…Impedance活用法 10.1 インピーダンスの性質 10.2 インピーダンス測定のしくみ 10.3 Impedanceの起動 10.4 抵抗のSpiceモデルとADによる測定 10.5 コンデンサのSpiceモデルとADによる測定 10.6 コイルのSpiceモデルとADによる測定 10.7 トランスのSpiceモデルとADによる測定 [コラム(11)] 抵抗・コンデンサ・コイルの直並列合成値 10.8 水晶振動子のSpiceモデルとADによる測定 ◎ダイオード・トランジスタ・FETのI-V特性を調べる ●第11章 カーブトレーサ…Tracer活用法 11.1 カーブトレーサとは 11.2 AD Tracerの使い方と準備 11.3 アダプタを使用した測定例 11.4 外部増幅器を使用した測定例 ●Appendix Analog Discoveryのキャリブレーション(校正) ・キャリブレーションの準備 ・トレーサビリティが重要な理由

著者情報

遠坂 俊昭

遠坂, 俊昭, 1949-