2025年9月25日に開催されたオンラインイベントのアーカイブ動画となります。
イベントページ:https://techplay.jp/event/984243
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▼イベント概要
TECH DRIVERS Day2「裁量と開発文化」
技術と想いが、大組織を動かす──裁量をめぐるソフトウェア組織とカルチャーの話
ソフトウェアエンジニアリングは、これまで多くの企業で“事業を支える補完的な存在”として扱われてきました。
しかし、SDV、業務や顧客接点のデジタル化、サービスビジネスへの転換といった潮流を背景に、いまやソフトウェアは新しい価値創出の中核に位置づけられています。
この大きな変化は、エンジニアに求められる裁量や責任の範囲を広げるとともに、組織のあり方にも影響を与えています。
「誰が、何を、どこまで判断するのか?」──大組織になればなるほど、その実態は見えにくいもの。
けれど、その裏側には試行錯誤を繰り返しながら変化を起こしてきたソフトウェア開発現場のリアルがあります。
本イベントでは Honda・Nissan・イオンのリーダーたちが集結し、それぞれの現場で経験してきた「裁量のあり方」と「組織の変化」を具体的に語り合います。
モデレーターは『ソフトウェア・ファースト』『プロダクトマネジメントのすべて』の著者、及川卓也氏(Tably代表取締役)。エンジニアやマネージャーが 自分の現場における“裁量のリアル”を捉え直すヒント を持ち帰れる90分です!
トークセッションの流れ
Chapter1|ソフトウェア組織の現在地
各社の組織体制や規模、意思決定のプロセスを紹介。
他社の開発組織はどう見えるのか、共通点と違いを“アイスブレイク的”に共有します。
Chapter2|変遷と転換点
SDV/DX、内製化といった潮流の中で、どのような課題・制約があり、それをどう乗り越えたのか。
現場の声が組織に届き、裁量が広がった瞬間や、その逆に難しさが増した事例まで掘り下げます。
「理想と現実のギャップ」と、そこにある工夫が明らかになります。
Chapter3|ソフトウェアエンジニアの市場価値と面白さ
AI時代に淘汰される領域と、依然として人が担うべき能力とは何か。
CPS(サイバーフィジカルシステム)時代にエンジニアが挑める“主戦場”はどこにあるのか。
市場価値と未来のフィールドを見据え、エンジニアにとっての「面白さの核」に迫ります。
こんな方におすすめです
チームの裁量や意思決定のあり方に課題感がある方
現場を支援しながら、どこまで判断を委ねるべきか悩んでいる方
他社の開発組織がどのように変化を起こしてきたのかを知りたい方
AI・CPS時代のエンジニアの役割や市場価値に関心のある方
TECH DRIVERSシリーズとは
技術が動かすのは、社会のしくみや、人々の暮らしそのものだ。
モノをつくる。仕組みを変える。新しい価値を届ける。
そのすべての現場で、エンジニアは静かに、しかし確かに世界を動かしている。
TECH DRIVERSシリーズでは、業界や企業の枠を越えて活躍するエンジニアたちが集い、それぞれの現場にある技術的な試行錯誤や意思決定、設計の工夫を共有します。
異なる文脈、異なる制約、異なる価値基準。
それでも“ものづくりの根っこ”にある問いは、きっとつながっている。
エンジニアとしての視野が広がり、技術がもっと面白くなる。
<Chapter>
00:00:00 オープニング
00:02:21 自己紹介
00:04:25 ソフトウェア組織の現在地──他社の目にはどう映る?
00:21:42 変遷と転換点──変わり続ける大組織の開発体制、これまでとこれから
00:50:53 ソフトウェアエンジニアの市場価値と面白さ──AI時代、戦うフィールドはどこにある?
01:09:00 質疑応答
01:28:16 クロージング
#モビリティ #開発プロセス #チームビルディング #techdrivers