《及川卓也さんモデレーター登壇》Honda・Nissan・イオンが語る、変革期のソフトウェア組織のリアル──大企業における裁量の変遷【TECH DRIVERS Day2】

2025/09/25(木)19:00 〜 20:30 開催
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参加枠申込形式参加費 参加者
オンライン
先着順 無料 612人 / 定員650人

イベント内容

概要

TECH DRIVERS Day2「裁量と開発文化」
技術と想いが、大組織を動かす──裁量をめぐるソフトウェア組織とカルチャーの話

ソフトウェアエンジニアリングは、これまで多くの企業で“事業を支える補完的な存在”として扱われてきました。
しかし、SDV、業務や顧客接点のデジタル化、サービスビジネスへの転換といった潮流を背景に、いまやソフトウェアは新しい価値創出の中核に位置づけられています。

この大きな変化は、エンジニアに求められる裁量や責任の範囲を広げるとともに、組織のあり方にも影響を与えています。
「誰が、何を、どこまで判断するのか?」──大組織になればなるほど、その実態は見えにくいもの。
けれど、その裏側には試行錯誤を繰り返しながら変化を起こしてきたソフトウェア開発現場のリアルがあります。

本イベントでは Honda・Nissan・イオンのリーダーたちが集結し、それぞれの現場で経験してきた「裁量のあり方」と「組織の変化」を具体的に語り合います。

モデレーターは『ソフトウェア・ファースト』『プロダクトマネジメントのすべて』の著者、及川卓也氏(Tably代表取締役)。エンジニアやマネージャーが 自分の現場における“裁量のリアル”を捉え直すヒント を持ち帰れる90分です!

トークセッションの流れ

Chapter1|ソフトウェア組織の現在地

各社の組織体制や規模、意思決定のプロセスを紹介。
他社の開発組織はどう見えるのか、共通点と違いを“アイスブレイク的”に共有します。

Chapter2|変遷と転換点

SDV/DX、内製化といった潮流の中で、どのような課題・制約があり、それをどう乗り越えたのか。
現場の声が組織に届き、裁量が広がった瞬間や、その逆に難しさが増した事例まで掘り下げます。
「理想と現実のギャップ」と、そこにある工夫が明らかになります。

Chapter3|ソフトウェアエンジニアの市場価値と面白さ

AI時代に淘汰される領域と、依然として人が担うべき能力とは何か。
CPS(サイバーフィジカルシステム)時代にエンジニアが挑める“主戦場”はどこにあるのか。
市場価値と未来のフィールドを見据え、エンジニアにとっての「面白さの核」に迫ります。

こんな方におすすめです

チームの裁量や意思決定のあり方に課題感がある方
現場を支援しながら、どこまで判断を委ねるべきか悩んでいる方
他社の開発組織がどのように変化を起こしてきたのかを知りたい方
AI・CPS時代のエンジニアの役割や市場価値に関心のある方

TECH DRIVERSシリーズとは

技術が動かすのは、社会のしくみや、人々の暮らしそのものだ。

モノをつくる。仕組みを変える。新しい価値を届ける。
そのすべての現場で、エンジニアは静かに、しかし確かに世界を動かしている。

TECH DRIVERSシリーズでは、業界や企業の枠を越えて活躍するエンジニアたちが集い、それぞれの現場にある技術的な試行錯誤や意思決定、設計の工夫を共有します。

異なる文脈、異なる制約、異なる価値基準。
それでも“ものづくりの根っこ”にある問いは、きっとつながっている。
エンジニアとしての視野が広がり、技術がもっと面白くなる。

※配信URLは、申込者に対し本ページ上にて当日までに表示されます。

タイムスケジュール

時間 内容
19:00〜19:05 オープニング
19:05~20:05

Honda・Nissan・イオンが語る、変革期のソフトウェア組織のリアル
──大企業における裁量の変遷

  • ソフトウェア組織の現在地──他社の目にはどう映る?
  • 変遷と転換点──変わり続ける大組織の開発体制、これまでとこれから
  • ソフトウェアエンジニアの市場価値と面白さ──AI時代、戦うフィールドはどこにある?
20:05~20:25

質疑応答

20:25~20:30 クロージング

※ 当日予告なく時間配分・内容が変更になる可能性がございます。

登壇者

村松 寿郎
日産自動車株式会社
ソフトウェアデファインドビークル開発本部
コネクティドカーオフボード開発&オペレーション部 エキスパートリーダー
東北大学大学院電気及び通信工学専攻修了後、1991年日産自動車に入社。中央研究所(現 総合研究所)にて車載レーダー、車載マルチメディア・無線インタフェース、EVの価値創造、デジタルラジオでのサービス、コネクティドカーの研究等に従事。その間に米国カリフォルニア州に1年、米国ミシガン州のNissan Technical Center North Americaに3年間駐在。 2011年にコネクティドカー&サービスのビジネスユニットに異動、その後米国シリコンバレーに2年8ヶ月駐在を経験。2016年4月にコネクティドカー&サービス開発部 主管に着任し、車載通信機とクラウドシステム開発に従事。2019年7月コネクティド技術開発&サービスオペレーション部 部長2023年4月コネクティドカーオフボード開発&オペレーション部 部長として、コネクテッドカー&サービスのクラウドシステム、Mobile APPの開発及びオペレーション、サイバーセキュリティ等に従事し、2025年4月に現職。
井手 博仁
本田技研工業株式会社
四輪事業本部 SDV事業開発統括部 モビリティシステムソリューション開発部 部長
2000年にHondaに新卒入社し、エンジン制御ECU用の内製OS開発を担当。その後様々なパワーユニット系制御のソフトウェア開発に従事し、SDVソフトウェアプラットフォームの開発をリード。2024年4月から現職。
山﨑 賢
イオン株式会社 CTO
兼イオンスマートテクノロジー株式会社 CTO
新卒で大手SIerに入社。その後、Yahoo! JAPANへ転職し数々の新規サービスの立ち上げに携わる。リクルートに入社。大規模サービスの開発責任者を兼任。ゼネラルマネージャーとして組織マネジメントを実施。 その後、複数のベンチャー企業CTOを経て2023年より現職。イオングループ全体を統括するイオン株式会社のCTOとして従事。
及川 卓也
Tably株式会社
代表取締役 Technology Enabler
外資系IT企業3社にて、ソフトウェアエンジニア、プロダクトマネージャー、エンジニアリングマネージャーとして勤務する。その後、スタートアップを経て、独立。2019年1月、テクノロジーにより企業や社会の変革を支援するTably株式会社を設立。著書『ソフトウェア・ファースト~あらゆるビジネスを一変させる最強戦略~』(日経BP)、『プロダクトマネジメントのすべて』(翔泳社)

参加対象

  • 開発チームの裁量や組織設計に課題感がある方
  • 現場をどう支援し、意思決定をどう委ねるべきか悩んでいる方
  • 他社の組織づくりや文化浸透の取り組みをヒントにしたい方

参加にあたっての注意事項

※参加を辞退する場合は、詳細ページより申込のキャンセルをお願いいたします。
※配信映像や音声は各自の通信環境に依存します。なるべく通信環境の良い状態で視聴ください。

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