教養としてのデータサイエンス

書籍情報

発売日 : 2021年06月17日

著者/編集 : 北川 源四郎/竹村 彰通/内田 誠一/川崎 能典/孝忠 大輔/佐久間 淳

出版社 : 講談社

発行形態 : 全集・双書

書籍説明

内容紹介

「数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)モデルカリキュラム」に完全準拠した公式テキスト。いま知っておくべき教養!

目次

第1章[導入]社会におけるデータ・AI利活用

1.1 社会でおきている変化
ビッグデータ/検索エンジンとSNS/第4次産業革命/AIの驚異的発達/人間の知的活動とAI

1.2 社会で活用されているデータ
データの種類/データの所有者/構造化データと非構造化データ/自動翻訳

1.3 データとAIの活用領域
事業活動におけるデータ・AI活用の広がり/活用目的ごとのデータ・AI活用の広がり

1.4 データ・AI利活用のための技術
誰もが無意識にデータを解析して生きている/予測/グルーピングとクラスタリング/発見/データ解析の関連話題/非構造化データ処理/データ可視化/パターン認識技術/人工知能

1.5 データ・AI活用の現場
データ分析による意思決定/情報技術による自動化/データ分析・自動化の実際/組織的考慮点

1.6 データ・AI利活用の最新動向
AI等を活用した新しいビジネスモデル/AI最新技術の活用例

第2章[基礎]データリテラシー

2.1 データを読む
データの種類/データの分布と代表値/代表値の性質の違い/データのばらつき/観測データに含まれる誤差の扱い/打ち切りや脱落を含むデータ,層別の必要なデータ/相関と因果性/母集団と標本抽出/クロス集計表,相関係数行列,散布図行列/統計情報の正しい理解

2.2 データを説明する
データの表現/データの図解表現/データの比較/不適切なグラフ表現/優れた可視化の例

2.3 データを扱う
表形式のデータ/データ解析ツール/SSDSEデータを扱う

第3 章[心得]データ・AI利活用における留意事項

3.1 データ・AIを扱う上での留意事項
ELSI/一般データ保護規則:GDPR/十分性認定/AI倫理/AI脅威論/ブラックボックス化/説明可能性/
アカウンタビリティ,透明性,トラスト/公平性/データ・AI活用における負の事例紹介:データの悪用・目的外利用/フラッシュクラッシュ

3.2 データを守る上での留意事項
データサイエンスにおけるセキュリティとプライバシー/データサイエンスと情報セキュリティ/データサイエンスとプライバシー

著者情報

北川 源四郎
東京大学 数理・情報教育研究センター 特任教授 数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアム 議長
北川, 源四郎, 1948-
竹村 彰通
滋賀大学 データサイエンス学部 学部長、教授
竹村, 彰通, 1952-
内田 誠一
九州大学大学院 システム情報科学研究院 教授
川崎 能典
統計数理研究所 モデリング研究系 教授
孝忠 大輔
日本電気株式会社 AI・アナリティクス事業部 AI人材育成センター センター長
佐久間 淳
筑波大学 システム情報系 教授
椎名 洋
滋賀大学 データサイエンス学部 教授
中川 裕志
理化学研究所 革新知能統合研究センター チームリーダー
樋口 知之
中央大学 AI・データサイエンスセンター 所長、理工学部 教授 日本統計学会 会長
丸山 宏
株式会社Preferred Networks PFNフェロー