カメラ/センサ/測定器 ESP&M5Stack電子工作プログラム集

書籍情報

発売日 : 2023年05月02日

著者/編集 : Interface編集部/下島 健彦

出版社 : CQ出版

発行形態 : 単行本

書籍説明

内容紹介

定番Wi-Fi/Bluetoothマイコンのハードウェアを拡張して外付けパーツを制御する。

目次

本書の各記事は,月刊「Interface」に掲載された記事を再編集したものです.

☆目次

☆第1部 基礎知識

◎700円からWi-Fi付きで本格的
●第1章 IoTマイコンESP32の世界

◎当面はESP32-DevKit Cで行けそう
●第2章 モデルごとの違い/競合製品との比較

◎低価格マイコンの種類が増えた
●第3章 RISC-Vが加わった各シリーズの特徴

☆第2部 センサを使いこなす

◎すぐに使える回路図とプログラム
●第1章 IoTセンサをつなげるハードウェア&ソフトウェア

☆第3部 カメラを使いこなす

◎低価格なのに高性能なESPマイコンだからできる
●第1章 マイコンでネットワーク・カメラを作る

◎HSYNC,VSYNCに同期してディジタルRGBやYUVを出力してくれる優れもの
●第2章 カメラ・モジュールの基礎知識

◎マイコンとカメラがセットになった
●第3章 2000円ESP32カメラ「TTGO T-Camera」を使う

◎2000円で10fpsを実現
●第4章 小型ネットワーク映像カメラの製作

◎TTGO T-Cameraで作る
●第5章 Slackチャット投稿カメラの製作

◎実用上のノウハウ集
●Appendix1 ESP32カメラをネットワークにつなぐコツ

☆第4部 応用事例集

◎表示処理と外部入力をリアルタイムで
●第1章 FreeRTOSを使った電光掲示板の製作

◎無線接続のメリットを最大限活かす
●第2章 360°マッピング用レーザ・レーダの製作

◎スマート・スピーカの裏方としても使われている
●第3章 サーバ機能付き赤外線学習リモコンの製作

◎公式開発環境ESP-IDFによる開発
●第4章 Bluetooth開発環境のセットアップ

◎ESP-IDFに含まれるBluetoothプロトコル・スタックBluedroidを利用する
●第5章 Bluetooth無線通信を使う

◎太陽電池と電気二重層コンデンサを組み合わせる
●第6章 マイコン基板を屋外で単独運用するための電源を作る

◎GPSによる位置取得とフリーWi-Fi接続実験
●第7章 現在位置を表示するスマート・ウォッチ

◎SNSを使った情報収集
●第8章 列車遅延情報を取得する

◎クラウドにプログラムを置くobnizを使う
●第9章 オープンソース地図ライブラリを使う

☆第5部 M5Stack活用術

◎性能と価格から好みの1台を選ぶ
●第1章 ESP32が入ったカラーLCD付きM5Stack百科

◎カチャッとつなぐだけで機能が増える
●第2章 M5Stack拡張モジュール百科

◎アナログ値を読み込んで補正し小型液晶ディスプレイに表示する
●第3章 温度データのセンシング

◎センサとLCDで測定モニタを作る
●第4章 センサ・データをグラフ描画する

◎GSVメッセージを解析し衛星の位置データを返すMicroPythonライブラリを利用する
●第5章 GPS衛星の現在位置を可視化する

◎温度/湿度/気圧/CO2濃度をモニタ
●第6章 センサの値に応じて表示色を変える

◎加速度センサ・モジュールで作る
●第7章 振動を測定し周波数成分ごとに棒グラフで表す

◎マイク・モジュールで作る
●第8章 音の波形&周波数スペクトラムを表示する

◎液晶が小さいだけ,6軸加速度センサも付いている
●第9章 M5Stackの小型版M5StickC Plusを動かす

◎クランプ式AC電流センサで作る
●第10章 AC消費電力モニタを作る

◎赤外線アレイ温度センサを使ったサーモグラフィ
●第11章 8×8エリアの温度分布を色分け表示する

◎距離測定のための3種類のセンサで作る
●第12章 レーザ方式/超音波方式センサで距離を測る

◎加速度/ジャイロ・センサで作る
●第13章 姿勢データを生かした3D表示の世界

☆第6部 慣れてきた人に…ステップアップ術

◎マイコンやるなら押さえておきたい
●第1章 プログラム実行速度

◎データの置き場所で実行速度チューニング
●第2章 メモリ読み書き速度

◎プログラミング言語でけっこう変わってくる
●第3章 メモリ消費量

◎ラズパイは不得意な世界
●第4章 ESP32リアルタイム処理

◎1200円のJTAGアダプタでGUIも使える
●第5章 オープンソースの本格デバッグ環境を作る

◎低消費電力化のために
●Appendix1 四つのスリープ・モード

◎スマホでWi-Fi設定/ESP32同士の直接通信
●Appendix2 Wi-Fi通信を行う際に知っておくと便利な技

☆第7部 ボード/ライブラリ/OS/開発環境一覧

◎得意技いろいろ
●第1章 ESP32ボード百科

◎便利なライブラリが公開されている
●第2章 ESP32ライブラリ百科

◎メジャーな言語はほとんどOK
●第3章 開発環境&処理系百科

◎モダンなマイコンOSいろいろ使える
●第4章 ESP32で使えるOS百科

◎ワイヤレス&シリアル利用のコツ
●Appendix1 ESP32外部通信百科

著者情報

CQ出版株式会社
Interface編集部
下島 健彦
下島 健彦 1982年NEC入社.中央研究所でソフトウェアの生産技術,組み込みOSの研究開発に従事.1996年BIGLOBE事業立ち上げに参画.2006年BIGLOBE事業が分社され,執行役員・メディア事業部長.2017年アンビエントデーター(株)設立,代表取締役.著書「IoT開発スタートブック」技術評論社,「みんなのM5Stack入門」リックテレコム.
森岡 澄夫
森岡 澄夫 1968年名古屋生まれ.博士(工学).NTT,日本IBM,Sony,NECの各研究所でLSIの研究やプレイステーション等の開発に従事した後,2016年からインターステラテクノロジズ(株)にて民間宇宙ロケットの研究開発を行う.1996年からCQ出版社の各雑誌に140本以上寄稿.著書「LSI/FPGAの回路アーキテクチャ設計法」「宇宙ロケット開発入門」など.Sony MVP 2004や第9回ものづくり日本大賞経済産業大臣賞など受賞. Facebook:Sumio Morioka
井田 健太
井田 健太 CQ出版Interface誌の特集記事をはじめ,「RISC-VとChiselで学ぶはじめての電子工作」(共著), 「基礎から学ぶ組込みRust」 (共著) を書いています.業務では主にFPGAの論理設計,Linuxカーネル・モジュールの開発や,組み込みマイコンのソフトウェア開発を行っています.趣味はプログラミングと電子工作で,主にM5StackやWioTerminalといった通信機能を持つマイコン・モジュール向けの電子回路やソフトウェア開発.FPGAの論理設計を行っています.
岩貞 智
岩貞 智 ソフトウェア・エンジニア(組み込み/IoT/AI/スマートフォン・アプリケーション),およびプロダクト・マネージャ.組み込みソフトウェア開発のエンジニアとして,家電製品のミドルウェア開発をはじめ,iOSアプリ開発,エッジAI,エッジ向け分散クラウドPJなど幅広く従事.現在,スタートアップ企業の株式会社hacomonoにてIoT事業の立ち上げを担当し,ウェルネス産業特化のDXを推進する.不定期でCQ出版InterfaceへエッジAIやIoT関連記事を執筆している.
宮田 賢一
宮田 賢一 電機メーカの研究所に入社し,スーパーコンピュータのOSやコンパイラの研究に従事.その後ネットワーク接続型ストレージOSの研究開発を経て,現在はクラウドやストレージの運用管理に関する戦略検討を担当している.趣味のプログラミングではLisp,Java,Python,MicroPythonをネイティブ言語とし,プログラミング技術の向上に努める.新しいマイコンはとりあえず触る,が座右の銘.