データ分析組織の立上げと最先端AI技術の導入で創るHonda SENSINGの新価値 ~高精度な「認知・予測・判断」の裏側と開発の最前線~ Honda Tech Talks #2

2023/10/11(水)19:00 〜 20:30 開催
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参加枠申込形式参加費
現地参加枠【受付終了】
抽選制 無料
オンライン枠(定員480名)
先着順 無料

※ 抽選結果は、2023/10/02 以降にメールおよびイベント詳細ページで通知されます。

イベント内容

概要

Hondaは、自動運転技術の開発を通じて、「道を使う誰もが事故に遭わない社会の実現」を目指しています。
その中でも、Honda SENSINGは、運転の安全性を高めるための先進安全運転支援システムとして注目を集めています。 Honda SENSINGはさまざまなセンサーを活用し、周囲の状況を正確に把握することで、安全な運転の遂行をサポートする先進安全運転支援システムです。

例えば、

  • 前方に障害物や他の車両がある場合、ドライバーに警告を与え、必要に応じて自動的にブレーキをかける(=衝突軽減ブレーキシステム:CMBS)
  • 前方の車両の速度に合わせて自動的に車速を調整し、一定の車間距離を維持する(=アダプティブクルーズコントロール:ACC)
  • 車線を逸脱しそうになると、自動的に車線内に誘導し、ハンドルの握り直しをサポートする(=車線維持支援システム:LKAS)

などの機能があります。

Honda SENSINGの開発で安心な移動を創造するため、Hondaは技術のさらなるアップデートに向けた様々なチャレンジをしています。
Honda Tech Talks#2となる本セッションでは「最先端AI技術の活用」と、機能開発の基盤となる「データ分析」にフォーカスします。

Hondaは、安全機能をスピーディーにアップデートさせていくモビリティづくりに取り組むため、部門専任のデータ分析組織の立ち上げに挑戦。
従来、データ分析は社内の別部門や社外ベンダーに依頼していましたが、現場のニーズや専門用語の理解度に差があることから、 依頼までに多くの手間や工数がかかったり、分析結果が期待と異なったりするなどの課題が存在していました。
そのような課題から、業務理解こそデータ分析の重要なポイントであると捉え、部内のデータサイエンティストに相談や依頼ができる「データ分析サービス」の運用を開始しました。
部門業務に精通しているデータサイエンティストが分析を実施することにより、通常1か月を要する分析も10日間で完了させるなど、工数削減や分析結果の高品質化を実現しました。

また、このような内製でのデータ分析を基盤とし、Hondaは独自のAI技術の開発・実装に取り組んでいます。
運転支援機能は高速道路などで広く活用され始めており、環境が複雑な一般道路においても活用を推進していくべく様々を続けています。
中でも、車線や路面標識、歩行者やビルなど多岐にわたる要素により、対象物の理解とリスク予測のさらなる精度向上に向けて 米国・スタートアップ企業のAI画像認識技術と、Hondaの技術を融合し、「成長するAI」の研究開発を始動。
入力したデータに対してどのような正解を導き出すかを学習させる「教師あり学習」と、 機械に正解を与えずに学習させ、自力でデータの規則性や特徴を導き出す「教師なし学習」を掛け合わせ、安心して任せられる自動化の実現を目指し日々試行錯誤しています。

当日は、最先端AI技術の活用とデータ分析内製化に取り組み、それぞれの課題解決に挑んだエンジニアたちが登壇。
実際の事例やトライアンドエラーのすべてを共有します!

タイムスケジュール

時間 内容
19:00〜19:05 オープニング
19:05~19:15

Hondaの先進安全への想いと目指す世界
立ちはだかる課題と解決策

長島 正明
19:15~19:35

データ分析内製化でもたらす価値創造

米森 力
19:35~19:55

AI技術の開発・実装におけるスタートアップとの協業開発事例や課題解決

古山 貫一
19:55~20:25 Q&A
20:25〜20:30 クロージング

※ 当日予告なく時間配分・内容が変更になる可能性がございます。

登壇者

長島 正明
本田技研工業株式会社
電動事業開発本部 BEV開発センター ソフトウェアデファインドモビリティ開発統括部
先進安全・知能化ソリューション開発部 部長
2000年にHondaに新卒入社し、エンジン制御開発を担当。その後、次世代自動運転システム研究のプロジェクトリーダーを経て、先進安全知能化領域の責任者の役割を担う。
米森 力
本田技研工業株式会社
電動事業開発本部 BEV開発センター ソフトウェアデファインドモビリティ開発統括部
先進安全・知能化ソリューション開発部 先進安全プラットフォーム開発課 課長
新卒で大手SIerに入社し、政府系システムのデータ分析業務に従事、人材開発や海外共同研究を推進。 2018年に自動車OEMに転身し先進安全/自動運転向けのデータ基盤のTech Leadを務めた後、2021年にHondaに入社。 現在はHonda SENSING開発におけるデータセントリックなソフトウェアPFおよびデータPF整備を推進中。
古山 貫一
本田技研工業株式会社
電動事業開発本部 BEV開発センター ソフトウェアデファインドモビリティ開発統括部
先進安全・知能化ソリューション開発部 知能化ソリューションラボ(六本木)課長
新卒で電機メーカーにてデジタルカメラの画像処理技術に関する研究開発に従事、2019年Hondaに入社し世界初レベル3自動運転機能「Honda SENSING Elite」のカメラセンシングを担当。現在は次世代先進安全知能化技術開発を推進中。

参加対象

  • ソフトウェア開発に知見を有するエンジニアの方
  • データエンジニア/データサイエンティスト/データアナリストの方
  • AI関連技術を扱うエンジニアの方

※自動車関連の経験がない方も大歓迎です!

参加にあたっての注意事項

  • 本イベントは、参加形式について現地参加かオンラインかをお選びいただけます。
  • 現地参加を希望される場合は、席数に限りがあるため抽選制となりますことを予めご了承ください。
  • 現地参加を希望された方の抽選結果は、2023/10/2以降にメールおよびイベント詳細ページで通知されます。
  • オンライン参加の場合は、配信映像や音声は各自の通信環境に依存します。できるだけ通信環境の良い状態で視聴ください。
  • 参加を辞退する場合は、詳細ページより申込のキャンセルをお願い致します。

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