GO TechTalk #30 クラウドコスト削減 祭り
イベント内容
イベント概要
GO株式会社では、タクシーアプリ『GO』をはじめとして様々なサービスを展開していますが、全てのコンピュータシステムはパブリッククラウド上に構築されており、クラウドコストが会社の費用の大きなウェイトを締めています。特にタクシーアプリ『GO』は2600万ダウンロードを突破していると共に、GOは約10万台をネットワークしていることもあり、システムの規模が非常に大きく、コストもかかります。これに加え、近年の円安の影響を受け、クラウドコストの削減は経営課題の一つとなっています。
今回のTechTalkでは大規模なクラウドのシステムにおける、実践的なコスト削減のノウハウを紹介します。GO株式会社ではAWSとGoogle Cloudの両方を利用しているのですが、今回はGoogle Cloudを中心に紹介していきます。
参加対象
- GO株式会社を知りたいエンジニア
- モビリティに興味があるエンジニア
- Google Cloudの運用に興味があるエンジニア
GO株式会社とは
GO株式会社は、「移動で人を幸せに。」をミッションに掲げ、モビリティ領域を軸とする多様な事業・サービスを展開しています。協働パートナーの皆さまとの共創力と、テクノロジーを最大限に活用する開発体制のもと、時代に合わせた「移動」のアップデートを通じて、日本の社会課題の解決を目指します。
- タクシーアプリ『GO』 https://go.goinc.jp/
- 法人向けサービス『GO BUSINESS』 https://go.goinc.jp/business/
- 次世代AIドラレコサービス『DRIVE CHART』 https://drive-chart.com/
- 脱炭素サービス『GX(グリーントランスフォーメーション)』 https://go-gx.com/
- ドライバー求人サイト『GOジョブ』 https://gojob.go.goinc.jp
時間 | コンテンツ |
---|---|
19:00 ~ 19:05 | オープニング |
19:05 ~ 19:45 | 発表 |
19:45 ~ 19:50 | クロージング |
アジェンダ
Grafana Loki によるサーバログのコスト削減(プレシ カンタン)
サーバログは一部しか検索しないのに大量に残す必要があり、多くの収集仕組みがデータ課金になっているためコストが増加しがちです。自前運用の Grafana Loki に移行することで 30% 以上のコスト削減を実現できた話についてご紹介します。
『GO』アプリ データ基盤のログ収集システムコスト削減(牧瀬)
『GO』アプリのデータ基盤では、サービス各所から発生するイベントログを BigQuery に収集しています。Google Cloud の Pub/Sub, Dataflow, BigQuery からなるこの収集システムのコストを従来の半分に削減した事例をご紹介します。
『GO』アプリ バックエンドサーバのコスト削減(武村)
GO』のバックエンドサーバではユーザーアプリとドライバー向けアプリからの多くのリクエストを処理しており、サーバインスタンスのコストが課題となっていました。
Google Cloudでの以下のコスト削減手法について紹介します。
- Cloud SQLでクエリの削減やチューニングによりレプリカインスタンスを削減
- AppEngineでCPUを消費している処理の対策によりインスタンス数を削減
GAEログのコスト削減(山野)
全社的なコスト削減の取り組みの一環としてGoogle CloudのGAEログのコスト削減の対応を行いました。
本発表ではCloudLoggingの仕組みの説明やコスト削減の工夫を発表するとともに、ログの生成をしているGAEのGolangにおけるCPU負荷削減について紹介します。
プロフィール
Quentin Plessis (プレシ カンタン)
技術戦略部 ソフトウェアエンジニア フランス出身。モバイルネットワーク通信の研究活動を行った後、ECサイトを運営する会社にてソフトウェア開発に従事。2018年からGO株式会社にて主にSREとサーバサイド開発に携わっている。
牧瀬 芳太郎
AI技術開発部 ソフトウェアエンジニア
組み込み系の会社で携帯電話・ゲーム機向けの開発に従事。その後 DeNAに入社し、モバイルゲームプラットフォーム開発などに携わる。現職ではタクシーアプリ『GO』のデータ基盤や、配車マッチングシステムの開発・運用を担当。
武村 直和
バックエンド開発部 ソフトウェアエンジニア
交通系サービス提供会社で交通状況アプリやデマンド交通システムの開発に従事。2022年にGOに入社後、タクシーアプリ『GO』のバックエンドサーバの開発・運用を担当。
山野 祐
バックエンド開発部ソフトウェアエンジニア
不動産業界向けの期間システムやポータルサイトの翻訳、ブログ、広告配信システムの開発に従事したのち、2023年よりGO株式会社にてバックエンドの開発・運用を担当
【司会】森川 なな子
エンジニア採用担当
人材ベンチャーにて法人営業・人材紹介に従事後、受託分析企業・EC事業運営企業にてデータサイエンティストやエンジニアの採用を担当。2023年6月にGO株式会社に入社し、エンジニア採用を担当している。
会場
オンライン(YouTube Live)で開催いたします。URLは参加登録後表示されます。
※後日アーカイブ公開を予定しています。
イベント注意事項
- 技術交流が目的の勉強会のため、知識の共有および参加者同士の交流を目的としない参加はお断りしております。参加目的が不適切だと判断される場合には、運営側で参加をキャンセルさせていただく場合がございます。
- 参加枠が大幅に埋まらない場合には開催を延期または中止する場合がございます。
- 個人情報取扱いについてプライバシーポリシーに定める利用目的に必要な範囲で利用し、当社が責任をもって厳格に管理いたします。内容をご確認の上、ご同意いただきお申込み下さい。
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