TOYOTA Developers Night TOYOTA presents. ハードウェアの強みを活かすソフトウェア・ファーストなクルマづくり ~プラットフォーム化で拡張していくクルマの新時代~

イベント
ブックマーク

2022年12月21日に開催された、オンラインイベントのアーカイブ動画となります。

イベントページ:https://techplay.jp/event/881997


-------------------------------

▼イベント概要


「クルマはただの移動手段でしかない!」「クルマの進化はモデルチェンジのことでしょう?」

そんなことはなく、今まさにクルマの新時代が幕を開けています。


例えば、スマートフォンは、機種に依らず使いたいアプリを自由にインストールできます。

スマホは「ハード」「OS」「アプリ」で構成されていますが、

従来型の携帯電話との大きな違いは、拡張性のある基盤(プラットフォーム)が搭載されていることです。

このプラットフォーム化によりOSやアプリをアップデートすれば

常に最新バージョンで快適に利用できるようになりました。

実は、クルマづくりの現場でもプラットフォーム化が進んでいます。


具体的には、次世代車載OS「Arene」をプラットフォームとしハードとソフトを分離することで、

ソフトウェア開発の自由度を向上させ、個々のニーズに最適化したカスタマイズが可能になるのです。


一方で、用途や種類がスマホ以上に多岐にわたるクルマの世界では、

クルマならではの課題もつきまといます。


プラットフォーム化する中でセキュリティや機能安全性をいかに担保するか

できるだけ工数をかけず開発スピードをあげるために何をすればいいのか

開発効率化と車両バリエーション対応の両立を実現するために必要な仕組みは何か

「移動手段+α」の価値をユーザーに届ける機能をどのように実装するか etc

さらに、

「高齢化に伴い、アクセル/ブレーキ踏み間違いによる急加速を抑制できないか?」

など、クルマ販売後の機能拡張要望を見据え、

電子制御領域にあたる車両全体の配線設計・回路設計も必要になってきています。


このような課題を解消していく道筋を実際の取り組み事例として、

クルマづくりの最前線に立つトヨタ自動車のエンジニアが

ハードの強みを活かすソフトウェア開発の「今」をお伝えします。


ソフトウェアエンジニアの皆さん、クルマづくりの最前線と開発現場のリアルを覗いてみませんか?


【登壇内容(一部)】

・今後のクルマ開発が目指す世界観(SU、HWアップグレード)

・上記を目指す上での電子制御分野としての取り組みについて

 -拡張性の高い電子プラットフォーム

 -SUを可能とするソフト構造(Arene導入)

 -SUを支える技術開発(通信・セキュリティ)

 -標準化による効率化と車両バリエーション対応

 -メータ標準化開発の事例

 -開発LT短縮(ソフト内製化、開発プロセス)


<Chapter>

00:00:17 オープニング

00:00:50 自己紹介

00:05:25 ハードウェアの強みを活かすソフトウェア・ファーストなクルマづくり

00:37:05 Q&A

00:59:50 クロージング


#トヨタ自動車#TOYOTA #C++ア #ーキテクチャ #アルゴリズム #ソフトウェアテスト #アジャイル #スクラム#techplay