授業・セミナー・会議の効果を上げる オンラインコミュニケーション講座

書籍情報

発売日 : 2021年06月19日

著者/編集 : 山崎 紅

出版社 : 日経BP

発行形態 : 単行本

書籍説明

内容紹介

すぐに使えるコツを伝授!新しい学び、働き方を目指すすべての人必携の指南書。

目次

第1章 オンラインコミュニケーションとは

活用が拡がるオンラインコミュニケーション

オンライン授業で変わる教育現場
企業研修も集合からオンラインへ
オンラインセミナー急増中
オンライン会議がビジネスを加速
オンラインで広がる人脈
プライベートもオンラインで充実

コラム オンラインコミュニケーションを楽しもう!


第2章 オンラインコミュニケーションのメリット・デメリット

メリットを活かしてデメリットを克服するには?

オンラインのメリット
オンラインのデメリット
オンラインによって広がる可能性
基盤となるセルフマネジメント
ファシリテーションで差がつく
重要性が増すコミュニケーション

コラム リゾートで仕事するって楽しそう!


第3章 実施環境を整えよう

オンラインコミュニケーションを快適にする実施環境とは?

オンラインのトラブルを低減する工夫
カメラ映りをよくする備品類や工夫
在宅勤務に適した部屋とは
部屋が見せられないならバーチャル背景を活用する
カメラがないならプロフィール画像で代替する
テレビに接続して大画面で見る

コラム Zoom サインインと各種設定画面


第4章 情報セキュリティに配慮しよう

オンラインコミュニケーションにはどういうリスクがあるの?

オンライン参加を事前登録制にする
入室時に相手を確認してから許可する
録画できるユーザーを制限する
画面共有できるユーザーを制限する
チャットできる相手やファイル送信を制限する
音声やビデオのオン・オフをホストがコントロールする

コラム Zoom 無料プランと有料プラン(プロ)の違い


第5章 オンライン授業・研修の学習効果を高めよう

講師の力量で変わる!学習効果

授業・研修の提供形態とは
ライブが向いている授業・研修
オンデマンドが向いている授業・研修
表示名のルールを決める
プロフィール画像のルールを決める
出席の取り方を決める
アイスブレイクする
対面より短いスパンで講師から働きかける
アンケートやミニテストで受講者を参加させる
指名してコメントを求める
ビデオオンを推奨する
グループディスカッションを取り入れる
グループディスカッションを活性化する
チャットで質問を受け付ける
早目に終えて個別質問タイムを設ける
課題レポートに頼り過ぎない

コラム 講師のコミュニケーション能力がますます問われる


第6章 オンラインセミナーを円滑に運営しよう

円滑に運営するための準備や当日の進め方とは?

規模や内容によって運営方法を選ぶ
求めるセキュリティレベルによって手段を選ぶ
講演形式が中心なら視聴者の操作を制限する
インタラクティブなら視聴者が操作しやすい設定にする
セミナー運営体制を整える
当日までに早めにリハーサルする
配布資料の提供方法を決める
参加募集やリマインドは直前まで行う
15分前にオープンする
オンラインで控室を用意する
視聴者への投げかけは声とチャット両方で行う
質疑応答で盛り上げる
講師と司会のトークセッションで盛り上げる
アンケートで視聴者の声を拾う

コラム Zoom ミーティングとZoomビデオウェビナーの違い


第7章 オンライン会議で成果を出そう

オンライン会議を活性化して成果を出すには?

会議の目的を考える
準備から後処理までの流れ
参加者の見直しと事前の情報共有で効率化する
オンライン会議の開催案内を送る
開始から5分の進め方で成果が変わる
オンライン会議のルールを伝える
ディスカッション内容を画面共有する
発言が少ない人に声をかける
積極的なリアクションで会議を活性化する
終了5分前には話をまとめて確認する
議事録をスピーディに作成して決定事項を徹底する
会議前後のコミュニケーションの場を作る

コラム 会議のグランドルールを決めよう


第8章 オンラインで人脈を広げよう

オンライン活用で広がる人脈作りの新しい可能性

オンライン面談の機会を得る
難色を示されたら理由を確認する
手段は相手の希望に合わせる
オンライン面談での印象をよくする
オンラインで名刺交換する
自己紹介資料や画面共有資料を用意する

コラム オンラインでも新しい出会いを楽しもう


第9章 わかりやすい画面共有資料を作成しよう

画面共有資料の質で変わる!オンラインコミュニケーション

会議室での投影とオンライン画面共有の違い
シンプルでロジカルなストーリーを組み立てる
デザイン・レイアウトで整理された印象を与える
デザインの繰り返しでリズムを作る
アクセントカラーで強調する
メッセージを図解する
表形式で整理する
グラフで傾向をアピールする
アニメーションで強調する
スライド分割で動きを付ける
ハイパーリンクでスピーディに見せる
ポインターオプションでアピールする

コラム 画面共有資料は、プロに任せるのもひとつの手

著者情報

山崎, 紅
山﨑 紅
人材開発コンサルタント。富士ゼロックス株式会社(現 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社)にて、営業部門のシステムエンジニアとして製造業の設計図書管理・マニュアルコンサルティングに従事後、営業本部ソリューション営業力強化チーム長として課題解決型営業育成、人事本部人材開発戦略グループ長として全社人材開発戦略立案・実行を担当。その後、変革マネジメント部にて全社改革プロジェクトリーダーとして、コミュニケーション改革、働き方改革に従事したのち独立。コミュニケーションと人材を切り口に企業改革を進めるコンサルタントとして活動中。官公庁、民間企業、大学など幅広く指導。日経ビジネススクールをはじめとして講演多数。