BPStudy#129〜ビジネス価値を創出する匠Method活用法 出版記念
イベント内容
ビジネス価値を創出する「匠Method」活用法 出版記念
AIやロボット技術によって、定型的・パターンのある人の仕事は代替されていくなかで、人の仕事は、世界をより良くするための新たな価値を描き、創出していくことが中心になっていくでしょう。そしてそのような仕事の価値が高くなります。
匠Methodは価値を描き、カタチにするための手法です。
2018年4月20日にビジネス価値を創出する「匠Method」活用法(翔泳社)が出版されました。
今回のBPStudyは、書籍出版記念として、著者の萩本順三さんにお話いただきます。
第2部は、匠Methodを学び実践した人たちが、匠Methodを学ぶ前と学んだ後で、自分や仕事がどのように変わったかというテーマでLTをしていただきます。
懇親会あります。
第1部 エンジニアとしての価値の証明
(19:00〜20:15)
株式会社匠BusinessPlace) 萩本順三 氏(Twitter: @haggy335 )
私はひとりのエンジニアとして価値の証明を行うためにソフトウェア開発の実践の中で手法作りを行ってきました。その分野は、ITからビジネスに広がりました。
1994年くらいから5年程の間作り続けた「オブジェクト指向方法論Drop」は、システム要求を最上流としていました。しかし、システム開発プロジェクトだけを対象としていても、結果としてエンジニアとしての価値の証明につながらないために少し後ろめたさを感じていました。そこでビジネスからシステム開発までを網羅する手法を時間がかかっても創るべきと考えました。
そして、2004年から業務要求、戦略要求と上位の見える化を行う方法のたたき台(Openthology 0.6)を作成し、それを基に要求開発アライアンスlの理事の仲間と共同で開発し、要求開発方法論(Openthology 1.0)として書籍「要求開発,日経BP,2006」としてリリースしました。
2008年には豆蔵から再独立し、匠Labを起業、2009年に匠Business Placeを起業しその中で要求開発方法論をさらに洗練化した手法として匠Methodを開発し続けてきました。
匠Methodで目指したのは、価値から進めて戦略要求、業務要求、IT要求そして活動までワンストップで作り上げる企画構想の手法でした。しかも、当時目指したのは、それを24時間で作り上げる方法でした。今では多くの人たちが匠Methodを身に付けて、もっとスピーディに仕上げて成果も出ていています。私も時間との勝負を常に行ってきました。時は金なり、ビジネススピードに追従できない手法などは時代遅れの産物となるからです。
このような挑戦の中、匠Methodは価値からデザインする方法に辿りつきました。価値からデザインすることで、戦略要求も業務要求そしてIT要求もこれまでの慣習から脱却した新しい発想でデザインできることを発見したのです。また、価値からデザインすることでプロジェクト関係者の要求を短時間でまとめることができるようになります。
そして2017年より、匠Methodの価値のデザインの領域を強化したブランディングメソッド(匠Method for branding)とそのサービス作りに着手し、2018年より、いよいよブランディング案件がスタートしました。おまけに本も出せました(笑)。
今回はオブジェクト指向エンジニアだった私が、「なぜこのような手法を創り続けてきているのか」について語らせてもらいます。また、24年にも渡る手法作りの変遷の中で、変化せずに大切に守り抜いてきたこと、大きく変化させてきたこと、について話をしたいと思います。
自己紹介
萩本順三
株式会社匠Business Place 代表取締役社長
1997 年 オブジェクト指向開発方法論Drop を自ら作成して一般公開、開発で活用し始めた頃から自分の天職はメソドロジストであることを強く意識し始め、次はビジネスのメソッドを作ることを考えていました。2000 年に仲間と豆蔵を立ち上げ、要求開発方法論(Openthology 0.6) の初版を書き下ろし、その後要求開発アライアンスメンバーと共に書籍「要求開発(日経BP)」にて要求開発方法論(Openthology 1.0) を公開しました。
2008 年 新たに匠Lab、2009年に匠BusinessPlace を起業し、要求開発をベースとして、ビジネス企画メソッド「匠Method」を作りあげ、価値のデザインから要求を導き出し活動につなげる手法として継続的に進化させ、ビジネス企画、製品企画、業務改革、プロジェクトデザイン、部門デザイン、キャリアデザインなどのコンサルティング・教育活動を通して匠 メソッドの活用領域を広げてきました。
現在は、未来の社会をデザインする若手層の育成に力を入れるため、匠Method とその精神について、匠道場、匠塾、匠女子会などのコミュニティや、慶應義塾大学大学院 SDM 研究科、早稲田大学 理工学術院の授業を通して教えています。
主な著書(新しい順)
- ビジネス価値を創出する「匠Method」活用法、翔泳社、2018
- 匠Method ~新たな価値観でプロジェクトをデザインするために~、匠BP出版、2017
- 要求開発 本 「要求開発、日経BP、共著、2006」
- ビジネスモデリング(要求開発の原型) 「初歩のUMLモデリング、技術評論社、2004」
- 分散オブジェクトHORB関連 「HORBではじめるJava分散オブジェクトプログラミング、秀和システム、共著、2002」
- オブジェクト指向関連 「最新オブジェクト指向応用実践、エーアイ出版、共著、1998」
- 初めて書いた本 「やさしいJavaプログラミング、エーアイ出版、1998」
参考資料:日本発のビジネス・アジャイル手法『匠Method活用法』を出版した萩本順三さんに聞く
第2部 大LT大会 匠Method Before/After
テーマ:匠Methodを学んで/使ってから自分や仕事はどのように変わったか
(20:15〜21:00)
順番 | 発表者 | 時間 |
---|---|---|
1 | 株式会社アクティア 高崎健太郎 氏(Twitter: @ken_takasaki ) | 20:16〜20:24 |
2 | 株式会社マデール 土屋健一 氏(Twitter: @Ken1Tsuchi8 ) | 20:25〜20:33 |
3 | 株式会社匠BusinessPlace 田中豊久 氏(Twitter: @toyotanaka ) | 20:34〜20:42 |
4 | 株式会社アイエスアール 山崎仁 氏(Twitter: @hitoshi_0104 ) | 20:43〜20:51 |
5 | 株式会社ビープラウド 佐藤治夫 氏(Twitter: @haru860 ) | 20:52〜21:00 |
会場
※※注意※※ 場所は代々木です。ご注意ください。
懇親会
マッサージ枠について ゴッドハンドの女性マッサージ師が、勉強会に参加しているあなたの頭、首、肩をほぐします。話を聞きながら、マッサージを受けるのはいかがでしょうか(一石二鳥!)。
1枠20分3000円(参加費1000円は別)です。2枠以上(40分以上)を申し込まれる方は参加時のコメント欄に記入をお願いします。
参加枠で5人分を用意していますが、枠がすべてなくなった段階(20分×5=100分)で受付終了となりますのでご了承ください。
また、19時以前にお越しいただければ、先にマッサージを受けることも可能です。参加時のコメント欄に記載をお願いします。
※マッサージをしていただく方に、会場にお越しいただいているので、当日のキャンセルは避けてください。※
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