スクラムマスターも学ぼうテスト駆動開発入門 (eXtreme Developer Dojo)

2018/07/13(金)16:00 〜 19:00 開催
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イベント内容

「チームはコードを使ってコミュニケーションする。そうだ、コードもKAIZENしよう」

対象

プログラマー、スクラムマスター

参加条件

  • スクラムマスター&プログラマーのペアで参加をお勧めします。(申し込みは個別でお願いします。)
  • TDDを学びたい プログラマー
  • 最新のEclipse(Java)のインストールをお願いします。(セミナーはJavaで進行します。)

金額

  • 無料

本セミナーで得られるモノ

  • スクラムとテスト駆動開発で類似する原則
  • テスト駆動開発を使ったプログラミング活動の基本のキ
  • ものづくりの楽しさ

スクラムマスター向けTDD入門の概要

スクラムマスターの大事な仕事の1つに、周囲の環境を整える5Sのカイゼン活動の推進です。目で見える形状あるものは、すべて5Sの対象です。プロダクトバックログやタスクボードの形状を整えるだけではなく、コードの形状を整えることも欠かせません。Scrumパターンの Good House Keeping の別名は、 Daily Clean Code で知られています。
https://sites.google.com/a/scrumplop.org/published-patterns/value-stream/good-housekeeping

スクラムマスターにとってコードの5Sの活動のとっかかりは、CIによる可視化のほか、プログラマーとペアプロを通じて現地現物で現状のありのままを知ること、ユニットテスト&リファクタリングでコードをクリーン保つ習慣が具体的に何なのかを知るところからです。

幸いテスト駆動開発はScrumと同様にフィードバックを基本とした技法で類似点があり理解は容易となっています。この機会にぜひ、プログラマーを誘ってペアプロでテスト駆動開発を学んでみませんか。当日は、Scrumのエッセンスにも触れながら、簡単なお題を使って、テスト駆動開発を学びます。

プログラマー向けTDD入門 概要

自動のユニットテストとリファクタリングなしに開発を続けたコードは、デバック地獄の沼にもがくコード、コピペの重複で修正範囲の判断に戸惑うコード、不要になったはずの残骸のコード、他人が読めないコード、動作確認に時間がかかるコード、動作確認すらできないコード、バグが潜伏してしまうコード、後から障害対応に追われるコード、障害対応の解析が難しいコード、となりがちです。

放置すれば、プログラマーはプログラミングに対するハッピネスが著しく低下し、技術的負債の重みで身動きが取れなくなってしまいます。

上の問題に陥らないように、プログラマーとしてできることは、プログラミング(設計・実装・テスト)の習慣を変えることです。テスト駆動開発を学ぶはその習慣を身につける一歩です。ぜひこの機会にテスト駆動開発を楽しく学び、日常のプログラミングをハッピーにするヒントを見つけてみませんか。

講師

家永英治

  • 2003年にエクストリーム・プログラミングに憧れて永和システムマネジメントに入社。
  • 2005年に、先輩から実ブロジェクトでエクストリーム・プログラミングやテスト駆動開発の指導を受けて、今までの自分のプログラミングのやり方と大きな違いに驚き感銘を受ける。
  • 2010年頃に、開発者のほかアジャイルコーチとして、Scrumの実施支援やテスト駆動開発の実施支援を行う。
  • ブログ「時を越えたプログラミングの道」 https://twop.agile.esm.co.jp/

5S

  • 整理(せいり、Seiri): いらないものを捨てる。 => 不要コードは捨てる
  • 整頓(せいとん、Seiton):決められた物を決められた場所に置き、いつでも取り出せる状態にしておく。=>クラスやメソッドや変数等を適切な名前付けをする。適切なオブジェクト構造と振る舞いにする。
  • 清掃(せいそう、Seisou):常に掃除をする => こまめにリファクタリングする
  • 清潔(せいけつ、Seiketsu):3S(上の整理・整頓・清掃)を維持し職場の衛生を保つ => Red Green Refactorの繰り返し コードの衛生を保つ
  • 躾(しつけ、Shitsuke):決められたルール・手順を正しく守る習慣をつける => リーダブルコードを書く習慣。ユニットテストを書く習慣。リファクタリングの習慣。TDDの習慣

注意事項

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