国際シンポジウム「ケアのあるコミュニティをつくるために、デジタル技術ができること」

2020/02/01(土)13:00 〜 17:20 開催
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参加枠申込形式参加費 参加者
一般
先着順 3,000円
現金支払い
0人 / 定員100人
学生
先着順 1,500円
現金支払い
0人 / 定員100人

イベント内容

IoTとFabと福祉 国際シンポジウム

ケアのあるコミュニティをつくるために、デジタル技術ができること。

概要

3Dプリンターに代表されるものづくり「Fab」、これまで出会わなかった物事をつなぐ「IoT」など、これから身近になっていく技術とともに、私たちはどんな暮らしや社会をつくっていきたいのでしょうか。

本シンポジウムではイスラエルとイギリスの取り組みから、これらに対する考えと具体策を討論します。また国内で実施している「IoTとFabと福祉」の活動も紹介します。みなさまのご来場をお待ちしております。

タイムスケジュール

時間 内容
12:00〜 受付開始 ※展示をご覧いただけます
13:00〜13:20 オープニング
13:20〜14:35

3Dプリントで多様化するQOL -イスラエルIKEAとの実践 –

Mariana Bendavit / マリアーナ・ベンダビット
(NGO Milbat インダストリアルデザイナー)

イスラエルにあるNGO「Milbat」は、身体機能に困難がある人たちの技術環境を整え、自立して生活できるよう支援活動を続けています。2019年からイスラエルIKEAと共同し、障害のある人が家具を使いやすくする「ThisAbles」プロジェクトを開始。製品開発したデザイナーから、実現までのプロセス、そしてこれからについて学びます。

[パネリスト]
小林 茂(情報科学芸術大学院大学 [IAMAS] 教授)

14:35〜15:25

交流タイム

「ThisAbles」でつくられたものや、「IoTとFabと福祉」の国内7エリアの活動紹介、企業の製品など、さまざまな展示があります。講演者や参加者との交流もできますのでぜひお越しください。

15:25〜16:40

ウェルビーイングを実現するテクノロジーのデザイン

Céline Mougenot / セリーヌ・ムージュノ
(インペリアル・カレッジ・ロンドン准教授)

「幸福度」「良い状態」「善き生」を意味する「Well-being」。一人ひとり価値観が異なるウェルビーイングを実現するために、さまざまな考えや方法が世界各国で研究・実践されています。ウェルビーイングをデザインすることの専門家から、IoTやAIといったテクノロジーができることを学び、暮らしと技術のありようを再考します。

[パネリスト]
渡邊 淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所 上席特別研究員)

16:40〜17:20

パネルディスカッション

モデレーター:小林 茂

17:45〜19:15 懇親会 ※会費は別途 3,000円が必要です

※ 当日予告なく時間配分・内容が変更になる可能性がございます。

登壇者

山田 太郎

Mariana Bendavit / マリアーナ・ベンダビット

NGO Milbat インダストリアルデザイナー

ブラジル・イスラエル人で、医療機器とその補助機器に特化したインダストリアルデザイナー。イスラエルのNGO「Milbat」では障害者の人たちのための製品を共にデザインし、個々の個性にあった解決として3Dプリンターで出力できる補助器具アイテムをコーディネートしている。イスラエルIKEAと共同で、障害のある人が家具を使いやすくするプロジェクト「ThisAbles」を立ち上げる。過去にはアクセスしやすいインテリアのデザインや医療機器のOS開発の経験も行っていた。マリアーナはメイカームーブメントに強い興味があり、「最終的なユーザーと誠実にコラボしてくことが唯一かつ真のデザイン法」を心からの信条としている。 

佐藤 一郎

Céline Mougenot / セリーヌ・ムージュノ

インペリアル・カレッジ・ロンドン准教授

インペリアル・カレッジ・ロンドンのダイソン・スクール・オブ ・ デザイン・エンジニアリング校でユーザー中心設計学を教える准教授。研究対象はDesign Cognition(デザインにおける認知)と共同デザイン。デザインイノベーターたちのがどのように考え、働くのか、また多様な人々とのコラボレーションがどのようにイノヴェーションの創造に影響を及ぼすのかを調査。参加型のユーザー中心設計のアプローチ法を支援できる計算ツールを開発することを目指している。ロイヤル・カレッジ・オブ・アートと共同の大学院でユーザー中心設計のデザインイノベーションを教えている。2018年にロンドンに移転するまで、東京工業大学と東京大学で勤務。

参加対象

・エンジニア
・デザイナー
・医療福祉の関係者
・学生

持ち物

なし

参加費

一般 3,000円
学生 1,500円
懇親会 3,000円(参加は任意です)

ハッシュタグ

#iot

注意事項

※ 参加を辞退する場合は、詳細ページより申込のキャンセルをお願い致します。
※ 無断キャンセル・欠席が続く場合、次回以降の参加をお断りさせていただく場合がございますのでご了承ください。