持続可能な大規模SaaS企業の開発戦略/IaC、技術的負債、オブジェクトストレージ、デリバリー

2020/09/16(水)19:00 〜 20:30 開催
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イベント内容

イベント概要

ラクスは「IT技術で中小企業を強くします!」をミッションに掲げ、 メール共有・管理システムのメールディーラーから始まり、経費精算システムの楽楽精算に至るまで、 延べ50,000社を超えるお客様に自社開発したクラウドサービスを提供してきました。

このイベントでは、現場最前線のエンジニア達から 普段の活動や開発・運用で得た知見などの技術情報を発信し、お届けします。 このイベントが新しい気づきや成長につながる機会を提供する場になるとともに ラクス社員と参加者の皆さま、また参加者の皆さま同士で新たなつながりが生まれるきっかけになれば幸いです!

※宜しければ、ラクス開発者ブログ/Twtterもご覧ください!
・開発者ブログ https://tech-blog.rakus.co.jp/
・Twitter https://twitter.com/DevRakus  

テーマ

今回のMeetupのテーマは『持続可能な大規模SaaSの開発戦略』です!

ラクスでは長いもので約20年、そして今後も新たなサービスがリリース予定と、「中小企業を強くする」ための大規模なSaaSプロダクトを幅広く展開しています。
今回は多様なSaaSを長く開発し続けるラクスに根付く費用対効果を考え、やるべき最適な対策をとるための開発戦略を紹介します。
長く持続可能なSaaSの成長を支えるエンジニア達の発表にご期待ください!

発表内容

長期的に考える技術的負債マネジメント戦略

登壇:やなせたかし[担当サービス:メールディーラー]

2015年に社会人となり、プログラミングの沼にはまる。その中でさまざまなプロジェクトを経験し、プログラミング言語や設計に興味を持つ。
2019年から現職。メールディーラーの新規機能開発を主に担当。

レガシーシステムとはなぜか縁が深く、新人のころから可愛がられている。現在はレガシーシステムとの上手い付き合い方を模索中。

<内容>
長期間運用されているシステムでは、往々にして技術的負債の蓄積が問題視されています。
蓄積された技術的負債は少しずつ返済するにしても大きなコストがかかり、辛いプロジェクトになることも・・・

このような状況下では、技術的負債をいきなり返済しないという選択をするのも1つの手です。
蓄積された技術的負債は、互いに影響しあい返済が困難となっていることが多いためです。
このような状況では、普段の開発から技術的負債の返済を見据えた戦略をとり、下地を整えることが重要です。

このセッションでは、多くの技術的負債を抱えたプロジェクトで負債とどのように付き合っていくかを考察します。
そして、実際のシステムを事例に、技術的負債と向き合い、コントロールしていく戦略をお話します。

DB容量肥大化への取り組み

登壇:山内覚 [担当サービス:楽楽販売]

前職ではメールとウェブからの情報漏洩対策用パッケージを開発。
2019年07月にラクスの楽楽販売開発チームに入社。
チームでは運用作業を以下を中心に担当中。

  • バージョンアップ後のリリース作業
  • ネットワーク、ストレージ不足など運用に関わる問題の対応(運用担当のメインはインフラチームだがアプリに関わる開発側の作業を担当)

<内容>
長く続くSaaSでは、保持するデータ量の肥大化問題に遭遇する事が多くなります。
データ量の肥大化はメンテナンス時間の長期化やパフォーマンス劣化など多くの問題を発生させ、お客様に今後も長く利用いただく上で大きな課題に発展します。
本発表では成長していくサービスに合わせ肥大化したデータベースに対して行ったアーキテクチャ見直しプロジェクトで検討した事、実施した事、得られた事をご紹介します。

4年間のレガシーシステム運用から学んだトラブル対策の取り組み方

登壇:西尾敬太 [担当サービス:配配メール]

前職では客先常駐でのシステム開発~保守運用を経験。
2016年3月からラクスにJOIN。配配メールの開発チームで以下を担当。

  • 開発業務
    • 新機能開発/機能改修
    • オフショア開発物の受入
  • 運用サポート業務
    • リリース作業/トラブル対応等の運用業務全般
    • 顧客問合せ対応

<内容>
長年に渡りサービスを運用していると、様々な課題やトラブルが発生します。
トラブルを起こさないに越したことはありませんが、全てを制御できないのがSaaSサービスの運用です。
これまでに経験したトラブル事例をもとに、実施してきた試行錯誤をご紹介いたします。

Infrastructure as Codeによるインフラ構築の自動化により、オペレーションミスを防ぐ仕組みづくり

登壇:山村祐太 [担当サービス:ChatDealer]

2014年に株式会社ラクスパートナーズに入社。
常駐先の運用業務で、主にサーバ構築やネットワーク周りの構成変更作業などを担当。

2018年4月から株式会社ラクスのMaildealer/ChatDealerのNW構築・運用チームへ異動。
主にChatDealer運用で以下を担当。

  • 担当商材のChatdealerバージョンアップ及び、負荷試験の実施。
  • ChatDealerのサーバ構築。
  • ネットワーク、ストレージ不足など運用に関わる問題の対応。

<内容>
私自身の経験を元にインフラエンジニアとしての技術的負債を考え、
Infrastructure as Code(IaC)によるインフラ環境の自動化に辿り着き、解決に至るまでの工程をご紹介致します。

開催概要

  • 日時: 2020/9/16(水) 19:00-20:30
  • 会場: オンライン(Zoom) ※Connpassのメッセージ機能、およびイベントページ中の「参加者への情報」欄にて開催前にURLを通知いたします。
  • 参加費: 無料
  • ハッシュタグ: #RAKUSMeetup
  • 主催: ラクス

当日のタイムテーブル

内容 登壇者/備考
18:50 (入室開始)途中参加OK!
19:00 オープニング 主催者
19:10 長期的に考える技術的負債マネジメント戦略 やなせたかし
19:35 DB容量肥大化への取り組み 山内覚
19:55 4年間のレガシーシステム運用から学んだトラブル対策の取り組み方 西尾敬太
20:15 Infrastructure as Codeによるインフラ構築の自動化により、オペレーションミスを防ぐ仕組みづくり 山村祐太
20:20 クロージング 主催者

※発表内容、タイムテーブルなどは変更となる場合がございますのでご了承ください

注意とお願い

個人情報の取り扱いについて

個人情報は関係法令に従って管理いたします。

なお、当日アンケートなどでご回答頂いた情報につきましては、ラクスの個人情報保護方針に基づき適切に管理いたします。

注意事項

  • 内容は予告なく変更される場合がございます。
  • 本イベントはオンライン開催のため、通信状況によって音声や映像の乱れがある場合がございます。
  • 配信トラブル時のアナウンスはこのアカウントから行います https://twitter.com/DevRakus
  • 当日のイベント風景(写真)や内容は後日レポート記事やSNSにて掲載される場合がありますのでご了承ください。

注意事項

※ こちらのイベント情報は、外部サイトから取得した情報を掲載しています。
※ 掲載タイミングや更新頻度によっては、情報提供元ページの内容と差異が発生しますので予めご了承ください。
※ 最新情報の確認や参加申込手続き、イベントに関するお問い合わせ等は情報提供元ページにてお願いします。
情報提供元ページ(connpass)へ

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