匠Method User Group Meetup#1〜ビジネスデザインの新たな物語
イベント内容
2023年6月、新たなビジネスコミュニティとして、匠Method User Groupが発足しました。このグループは、ビジネスデザインの手法として「シンプルで本格派」を掲げる匠Methodを中心に据えています。匠Methodは、価値駆動を基にデザインを進めるという特徴を持つため、多くのビジネスマンやデザイナー、開発者にとって魅力的な手法となっています。匠Method User Groupは、「未来志向のビジネスコミュニティ」をビジョンに掲げ、様々な背景を持つ人々が匠Methodを学び、互いに切磋琢磨しながら楽しみつつ進化を続ける場の提供を目指します。
この新しいグループの発足を祝うべく、記念イベントを開催します。このイベントは3部構成となっており、第1部で匠Method User Groupの発足について説明します。
第2部は匠Methodの提唱者である萩本順三さんが登壇します。匠Methodの基本的な内容や、これに関連する最新情報について熱く語っていただく予定です。
第3部は、パネルディスカッションです。このセッションでは、萩本順三さんも交えて、匠Method User Groupのリーダーや幹事が一堂に会し、グループの方向性、未来についてや、匠Methodを活用してどのようなことをやっていきたいのかなど、自由に話し合います。
匠Method User Groupの発足は、新しいビジネスデザインの波を生むきっかけとなるかもしれません。このコミュニティが、多くの人々にとって刺激的で有意義な場となり、匠Methodを通じてビジネスの世界がさらに発展することを期待しています。
コミュニティのコミュニケーション
匠Method User Groupでは、コミュニケーションにDiscordを使用しています。
以下のリンクからDiscordに参加し、匠Methodやビジネスデザインなどについて情報交換や意見交換をしてみましょう。
第1部 匠Method User Group発足について
(19:30〜19:40)
匠Method User Group が発足するに辺り、経緯や何を目指していこうとしているのかといったことを幹事から発表します。
第2部 ビジネスを価値主導で創発しよう〜日本らしい独自のイノベーションを起こすための取り組み〜
(19:40〜20:40)
株式会社匠BusinessPlace 代表取締役会長 萩本 順三(haggy335) 氏
日本人は昔から知恵や工夫を活かして数多くの海外から驚かれるようなものを生み出してきました。今海外からのお客様に絶大な支持をうけているのが、鉄道やトイレです。
私たち日本人には当たり前の定刻鉄道運行や、快適な洗浄トイレが、世界の当たり前ではない、ということに改めて気づかされます。
このように、私たち日本人が江戸時代から受け継いできているホスピタリティの精神が、先端技術と結びついて素晴らしい結果をもたらしています。
ところが一方で、DXなど新しいビジネス開発においては、せっかくある私たちの持っている良さがなかなか活かされず、ともすれば欧米の真似に留まってしまうということが見られます。
私たちがもっと日本の良さを生かして、自信を持ってビジネス開発をしていくためには、欧米からの手法の真似ではなく、ビジネス企画者や開発者各自の考え方として根付いたものにしていく必要があります。
我々日本人がこの国を豊かで魅力的だと思えるようになるために、日本人が過去に成功してきたビジネスモデルや業務のやり方から一旦離れ、ホスピタリティの精神を活かして価値主導で物事を考え抜きチームで共有化し、そこから自分達のビジョン・戦略を見出し活動につなげる方法を身に付けなければならないのです。 これを達成するには、下記のような2つの課題があります。
- 個人の思考法として匠Methodによる価値主導の方法を心に染みこませること
- 組織の中で共通の思考法となるように匠Methodのモデルを活用すること
上記2つの課題を達成すれば価値主導が根付き、日本のホスピタリティの精神を最大限に活かせる価値主導のプロジェクト創りができるのではないかとの思いがあり匠Methodを創ってきましたが、ようやく基本部分が完成したと思います。
匠Methodは、新たな社会ビジネスを確立するための協業型ソーシャルビジネスの開発や、テクノロジー主導でビジネスを創発するDX型ビジネスの開発において、重要な武器となるでしょう。
私は、「未来の社会価値を創造し実践につなげられる人材の育成に匠Methodで役立ちたい」という想いを持って2008年にITシステム向けの超上流である要求開発方法論をベースに、誰でも何にでも使える普遍的なプロジェクデザイン手法(匠Method)を創り育ててきました。
匠Method User Group発足記念となる本講演では、魅力的なプロダクトを生み出すために必要となる強化ポイントや、個人・チームとして習慣づけすべき思考法、そして、それを基にした匠Method手法についてお話しできればと思います。
自己紹介
萩本 順三
株式会社 匠Business Place 代表取締役会長、匠Method提唱者、Methodologist
2000年 オブジェクト指向技術を追求する仲間と共に株式会社豆蔵を立ち上げ、要求開発方法論の初版を書き上げ、要求開発理事と共にVer1.0として要求開発を書籍化(日経BP)。2008年株式会社匠BusinessPlaceを設立し、ビジネス企画メソッドとして匠Methodを策定、現在まで進化させながら、企業でのコンサルティング、教育、啓もう活動を行っている。また、慶応義塾大学大学院SDM研究科の授業(2015年~2018年)、早稲田大学理工学術院の授業(2016年~現在)で匠Methodを学生たちに教えている。
- 主な受賞:2022年日本ビジネスアナリシス賞受賞(IIBA Japan)
- 主な書籍:『匠Method:新たな価値観でプロジェクトをデザインするために』匠BP出版 『ビジネス価値を創出する「匠Method」活用法』翔泳社
第3部 パネルディスカッション
(20:45〜21:30) ※第2部後、5分休憩を挟み開始
萩本順三さんも交えて、匠Method User Groupのリーダーや幹事が一堂に会し、グループの方向性、未来についてや、匠Methodを活用してどのようなことをやっていきたいのかなど、自由に話し合います。
自己紹介
高崎健太郎 氏 (Twitter: @ken_takasaki)
匠Method User Groupリーダー。ビジネス価値をモデリングする匠Method を学ぶ場である 匠塾 の塾長として、2015年から活動。日々モデリングをビジネスや要件定義、設計、開発に活用するべく邁進しています。株式会社アクティアの COO。
佐藤治夫 氏 (Twitter: @haru860)
匠Method User Groupリーダー。2012年に匠Methodに出会って以来、connpassやPyQ、Traceryなどの自社サービスの企画や、顧客の事業・製品企画で匠Methodを活用している。株式会社ビープラウド代表取締役社長。
山崎 仁 氏 (Twitter: @hitoshi_0104)
匠Method User Group幹事。匠Methodを学ぶ場である匠塾の執行部メンバーとして活動を行ってきました。株式会社アクティアでソフトウェアエンジニアをやっています。
濱井 和夫(はまい かずお)氏
匠Method User Group幹事。2014年に匠Methodと出会い、2015年からは匠Methodを学ぶ場である匠塾の執行部メンバーとして活動。SIerでPMO業務を行っていますが、正しく作るだけではなく、顧客と共に価値ある正しいものを共有することが大事と思っています。
高橋 大翼 氏 (Twitter: @tubasa_gekitui)
匠Method User Group幹事。 2015年頃から匠Methodに興味を持ち、2018年から匠塾の執行部メンバーとして活動を行ってました。 匠塾で得た知識を salesforce コンサルタント業務で活用しています。今は都内でソフトウェアエンジニアをやっています。
小林 浩(こばやし ひろし)氏
匠Method User Group幹事。SE4BSをきっかけに2019年に匠Methodと出会い、2022年からは匠道場のメンバーとして活動。CMMIやアジャイルを適用してお客様の組織能力向上をお手伝いしながら、部門・プロジェクト・チームのデザインを匠Methodを用いてサポートしています。(株)システム情報フェロー CMMIコンサルティング室 室長
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