Webベース・スマートシティ勉強会
イベント内容
概要
近年、ICTを活用した高度なエネルギーマネジメントや、市民のよりよい生活を支援するための技術として、スマートシティが注目を集めており、既にさまざまな国において、業界のベンダや標準化団体を巻き込んだスマートシティ開発の取り組みが始まっています。しかしながら,スマートシティの中におけるさまざまなベンダの共存や、スマートシティ同士の連携等には、課題が多いのが現状です。
この問題の解決のためには、インターネットで相互接続されたさまざまなデバイス、サービス、およびデータを標準的な形で取扱い、ある一つのスマートシティの内部において、さまざなサービスを提供する複数の異なるベンダー同士を円滑に連携させるとともに、世界規模でスマートシティ同士の相互運用を実現する必要があります。そのため、W3Cでは、「Web標準を活用したスマートシティ内サービスおよびスマートシティ同士の連携」の観点から、2021年にスマートシティワークショップを開催するとともに、ワークショップの結果を踏まえて、2022年に、W3Cの技術総会であるTPAC 2022 においてTPACブレークアウトとしてフォローアップ議論を持ち、ワークショップで洗い出したキーステークホルダ (ECHONET, IPA DADC, IEC SC3D, ISO/IEC JTC1 WG11, ITU-T SG20 および OGC) とともに、「既存の標準化取り組みの詳細」を振り返った上で、以下二点の重要性について確認しました:
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「デジタルツイン」技術が、スマートシティ標準化において重要であること。特に、Web標準ベースでデジタルツイン向けフレームワークを検討していくにあたって、Web of Things (WoT)、Decentralized Identifiers (DID) および Verifiable Credentials (VC) 等のW3C標準が重要な構成要素となること。
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標準的語彙 (ボキャブラリ) の明確化が、スマートシティ同士の意味論的相互連携において重要となること。そのために、W3Cがハブとなって、関連標準化団体同士が連携しつつ、語彙の統合化や相互参照について意識合わせすることが重要であること。
上記の議論を踏まえて、現在、「世界中の関連標準化団体での議論を取りまとめる、新しいW3C標準化グループ」として、「W3C Web-based Digital Twins for Smart Cities Interest Group」が設立準備中です。
本勉強会では、まず、スマートシティ開発やその標準化の現状、および課題について振り返るとともに、W3Cにおけるスマートシティ標準化への取り組みについて概観します。その上で、現在作成中である、W3C Web-based Digital Twins for Smart Cities Interest Groupの設立趣意書案 (Draft Charter) について意見交換し、今後、どのように設立趣意書を改善するべきか議論します。
参加方法について
- 本ページにて個人単位でお申込みを受け付けます。Connpass のアカウントを作成し、ログインの上お申込みください。
- 勉強会の開催日前に connpass 経由のメッセージ、またはメールアドレスへ参加方法をご案内します。
お申込みの際は、以下の項目についてのアンケートにご回答ください。 - 氏名 - ご所属先(学校名・学部・学年 または会社等所属組織名等) - 連絡用 Email アドレス
想定する参加者
- スマートシティ開発に携わる業界関係者
- スマートシティとその構成要素 (スマートビル、スマートホーム等) に興味のある方
- HTML/CSSやWeb of Things等、W3C標準に関わるエンジニア
- その他、Web標準をはじめとするICT技術活用全般に興味のある方
こんなことが学べます
- W3Cおよび関連標準化団体におけるスマートシティの取り組み動向
- W3C標準化しているWeb技術の活用事例全般
講演者・講師
- 水嶌 友昭 (株式会社インターネット総合研究所 サイバーセキュリティAI事業部 主任研究員, WoT-JP CG共同議長)
- 芦村 和幸 (慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任教授、W3C Web of Things Staff Contact、W3C Smart Cities Industry Champion)
プログラム
時間 | 内容 |
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17:00 - 17:10 | 開会ご挨拶 / WoT-JP CG の紹介 - [スライド] |
17:10 - 18:30 | W3Cにおけるスマートシティ標準化の取り組み - Web-based Digital Twins for Smart Cities - [スライド] |
18:30 - 18:50 | オープンディスカッション「スマートシティの課題と、国際的標準化への期待・可能性」 |
18:50 - 19:00 | 閉会 |
参加に必要なもの
- 講義形式の勉強会となりますので、参加に必要な物はございません。
開催概要
イベント名 | 第7回 WoT-JP CG イベント - W3Cにおけるスマートシティ関連標準化動向 |
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日時 | 2023年 2月 2日(金)17:00 ~ 19:00 |
会場 | オンライン開催(Zoom) |
参加費 | 無料 |
定員 | 50名 |
主催者 | W3C Web of Things Japanese Community Group (WoT-JP CG) |
関連サイト:Web of Things Japanese Community Group (WoT-JP CG)のイベント案内ページ
注意事項
- 勉強会の様子は運営より録画させていただき、Web上のイベントレポートや SNS 等で公開されますので予めご了承ください。
- 個人利用も含めて、運営以外で勉強会の録音・録画についてはお控えいただけます様お願いいたします。
注意事項
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※ 最新情報の確認や参加申込手続き、イベントに関するお問い合わせ等は情報提供元ページにてお願いします。
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