『Xinuオペレーティングシステムデザイン 改訂2版』を読む会です。（PDF版も販売中）

一緒にOSを勉強しましょう。

お気軽にご参加ください。

今回の範囲

• プロセスの終了と停止: プロセスは関数の終わりやreturn文で終了する。killシステムコールを使うとプロセスを強制終了できる。
• 共有メモリと競合状態: 複数のプロセスが共有変数を同時に変更しようとすると競合状態が発生する可能性がある。例として、共有変数をインクリメントする際に、一方のプロセスの変更がもう一方のプロセスに上書きされてしまうケースが挙げられる。
• セマフォと同期: セマフォは、競合状態を防ぐための同期機構である。プロセスはwaitシステムコールでセマフォを獲得し、signalシステムコールでセマフォを解放する。これにより、共有資源へのアクセスを排他的に制御できる。
• 排他制御: セマフォを用いることで、共有資源へのアクセスを排他的に制御し、データの整合性を保つことができる。複数のプロセスが同時にアクセスすると問題が発生するクリティカルセクションを保護する際に有効である。
• Xinuの型名: Xinuでは、データのサイズと用途を明確にするために、sid32（セマフォID）やqid16（キューID）のような型名を使用する。

参加方法

参加登録後、「参加者への情報」欄にDiscordの招待リンクが表示されます。

進め方

Discordのボイスチャットを利用します。

本文を読みながら、出て来たトピックスについて議論します。

事前にスライド等は用意しません。

開催履歴

隔週水曜日開催です。