未来をデザインする vol.8 -Farm to Table / Table to Farm- 未来の食と農業

2016/11/18(金)13:00 〜 18:30 開催
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イベント内容

農業の歴史と変革はその時代の社会課題と密接に関係してきました。現代から未来へ目を向けると、世界人口の増加や環境変化による食糧難の解決や、食の安全の担保が大きな課題とされています。同時に日本国内においても、後継者不足による耕作放棄地の増加や、食料自給率の低下など、多くの課題を抱えています。


このような状況を背景に、さまざまな企業が持続可能な食と農業を目指して新たな挑戦をはじめています。最先端テクノロジーとサイエンスを活用した植物工場、農業設備や流通技術の高度化、ロボットの導入による自動化や効率化など、今後もその進化は止まりません。


これらの挑戦は、一部の農業関係者だけで取り組むものではなく、農産物を食べる全ての人が関与できるはずです。また、業界からの視点のみに囚われすぎず、食卓側から農の世界へ提案する機会がもっと増えても良いはずです。


本イベントでは、デザイナー・エンジニア・生産者・科学者などさまざまなバックグラウンドを持つ人々が集まり、作る人と食べる人の複眼的な視点から、これからの社会で取り組むべき食と農業のチャレンジ領域を構想します。


ロフトワーク主催のシリーズイベント第8弾。過去には宇宙、家事、音楽などのテーマでプロダクト・サービス・体験の未来を考えるワークショップを開催してきました。今回は、新規事業として農業とロボティクスに取り組んでいる株式会社デンソーとの共催で開催します。


■対象

・農業や食に興味の有る方

・株式会社デンソーとロフトワークが提供する農業プロジェクトに興味のある方

・新規事業分野に取り組んでいる方

・新しい価値を創造したい方


■定員
30名


■参加費
無料


■主催
株式会社デンソー、株式会社ロフトワーク


■ご注意
・申込者多数の場合は、抽選となりますので予めご容赦ください。
・参加者の皆さんのお写真や発表いただく内容は、後日弊社サイトに掲載いたします。
・プログラムは、予告なく変更される場合があります。


■内容

12:45 開場

13:00 Opening Announce 「未来の食と農業のこれからの形」

   磯貝 俊樹 (株式会社デンソー 技術企画部 DP-Robotics 担当課長)

   松井 創 (株式会社ロフトワーク プロデューサー

13:15 Lightning Talk 1 

   加藤 百合子 (株式会社エムスクエア・ラボ 代表取締役)

13:35 Lightning Talk 2 「シンバイオティック・アース "一万年目の農業" (仮題)」

   舩橋 真俊 (ソニーコンピュータサイエンス研究所)

13:55 Lightning Talk 3 「食の世界のあたらしい視点(仮題)

   山下貴嗣 (株式会社βace 「Minimal -Bean to Bar Chocolate-」 代表)

14:15 Break

14:25 Workshop 「未来の食と農業を考える」

15:30 Break

17:40 Wrap Up & Discussion

18:30 Networking  ※fabcafeからケータリングと飲み物をご用意します

20:30 Close


■登壇者プロフィール

舩橋 真俊 (ソニーコンピュータサイエンス研究所)
東京大学にて生物学、数理科学を修め、仏エコールポリテクニク大学院にて物理学博士(Ph.D)取得。獣医師免許資格保持。
子供の頃に昆虫や小動物の飼育採集を通じて、「野生状態と飼育環境では生命活動が根本的に異なる」ことを経験し、諸学問を渡り歩いた末に自然状態での生命科学を志す。
サステイナビリティ、環境問題、健康問題の交差点となる農業をはじめとする食料生産において、生物多様性に基づく協生農法(Synecoculture)の構築を通じて、人間社会と生態系の双方向的な回復と発展を目指す。


山下貴嗣 (株式会社βace 「Minimal -Bean to Bar Chocolate-」 代表)
慶応義塾大学卒業。卒業後、経営コンサルティングファームに就職。数多くのコンサルティング業務に従事し、東証一部上場や事業部経営ボードを経験。 コンサル経験を通して、日本的モノつくりによるブランド立ち上げの可能性を感じ、ブランドスタートアップとして独立。チョコレートを豆から製造する Bean to Barブランドを日本発で創っていくことで世の中に新しい価値を提供できる可能性を見出す。良質なカカオを求め、自ら赤道直下のカカオ生産国を訪れる。自分の目で見て、肌で感じたカカオ豆の可能性を信じ、チョコレートで新たなカルチャーを創るべく奔走中。


磯貝 俊樹 (株式会社デンソー 技術企画部 DP-Robotics 担当課長)
デンソー入社以来、研究開発部門にて主に将来製品向け技術開発に従事。2012年から企画部門に異動。従来の技術積み上げではなく、未来社会像を自分たちで最初に描き出し描き出した未来から自社研究開発の方向性を見出していくというデンソーにとっての新たなやり方にチャレンジする活動に参画2014年からその活動を引き継いだ形で発足したDP-Robotics室にてデンソーが持つロボットおよび関連技術による、新たな農業および食生活の仕組み実現に向けて活動中。


松井 創 (株式会社ロフトワーク プロデューサー)
千葉大学で都市計画を学び、地域活性やまちづくり等のプロジェクトに学生時代から深く関わる。2012 年よりロフトワークに参加し、企業の新製品・新サービスのコンセプト策定、建築空間・コミュニティの計画からコミュニケーション戦略まで、新しい価値を生むためのプロジェクト・プロデュースを担当。


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