【eLV勉強会】ICTを支える「考え方」シリーズ:S04 計算理論の考え方(旧S04のパワーアップ版!)

2016/12/21(水)19:00 〜 21:30 開催
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イベント内容

ICTに携わるプロとして、ゆるぎない基礎固めをはじめましょう!(学生さんも参加OK!)
ICTを支える「考え方」シリーズ: S04 計算理論の考え方(旧S04のパワーアップ版!)

みなさま、こんにちは。

今回は、eLVの企画会社であるCRE-COが、今年の5月より開始しました新シリーズ、「ICTを支える『考え方』シリーズ」から、「S04 計算理論の考え方」(旧S04のパワーアップ版!)です。

世界を、ICTシステムで捉えるうえでの、本質的問題、「計算とは何か?」、「コンピュータとは何か?」を突き詰めた、人類の英知、あらゆる「コンピュータによる問題解決」に応用可能な、本質的(よって汎用的)で「使える」理論、計算理論の考え方をマスターし、世界を計算で捉える、洗脳を行います。文系の方もウエルカム。

今回のS04は、去る11月24日に開催しました、旧S04「計算による問題解決の考え方」の、パワーアップ版です。11月24日は、まさかの大雪!まさかの氷点下!東京で11月の降雪は54年ぶり!と、北国の方々には鼻で笑われそうな降雪でも、東京では大変、という日でした。にもかかわらず、ご参加いただきました方々よりの、貴重なフィードバックを基に、熟考することにより、計算理論について、世界の有名大学講義レベルの本質を損なわずに、1) 計算理論の考え方が、日常的な出来事の認識から、ごく自然に導かれることを理解していただく、2) 理解している皆様にとっては、こういう説明をすると、計算理論の考え方が、IT業界の人々の「考えを組み立てる力」として活用できるのではないか、そういった説明モデルを提供する、という目的を設定し、パワーアップすることができました。旧S04にご参加いただきました皆様、ありがとうございました!

ICTを支える「考え方」シリーズとは?

知性の真の姿は、知識ではなく、考えを組み立てる力です。 - Albert Einstein

「ICTを支える『考え方』シリーズ」のページ:http://www.elv.tokyo/mindsets では、シリーズ全体の解説、各トピックの解説と勉強会資料、ならびに、参加者の皆様の声をお届けしていますので、ぜひ、ご参照ください。本シリーズでは、過去に開催しましたトピックも含め、同じトピックを複数回開催予定であり、各トピックは、個別に参加可能です。今回ご予定の合わない方は、次回の告知チェックをお願いいたします。

計算理論について

絶対に間違わないマシンを期待するなら、そのマシンは、知的にはなりえない。- Alan Turing(1912-1954)

計算理論は、あらゆる「コンピュータによる問題解決」に応用可能な、本質的(よって汎用的)で「使える」理論であり、主に、オートマタ理論、計算可能性理論、及び、計算複雑性理論のコラボ分野となります。

MITやスタンフォードなど、海外の有名大学では、複数の講義内容が公開されている一方、残念ながら、日本語では、学ぶ機会の少ない理論となっています。

とはいえ、「計算とは何か?」、「コンピュータとは何か?」を突き詰めた人類の英知、根本的で役に立つ「考え方」を知らないまま、ICTのプロフェッショナルをやっていたのでは、人生がもったいない、IT業界にいながら、どうして初めからこれを学ばなかったのだろう、と、理解した方は思う、ただし、理解したのはいいけれど、人に説明するのが難しい、計算理論は、そんな理論です。

というわけで、S04「計算理論の考え方」では、世界の有名大学講義レベルの本質を損なわずに、1) 計算理論の考え方が、日常的な出来事の認識から、ごく自然に導かれることを理解していただく、2) 理解している皆様にとっては、こういう説明をすると、計算理論の考え方が、IT業界の人々の「考えを組み立てる力」として活用できるのではないか、そういった説明モデルを提供する、という目標を設定しています。

開催概要

■ 日時:2016年12月21日(水曜)19:00-21:30(18:30開場)
■ 会場:CO-CreationLABO
   〒102-0093 東京都千代田区平河町1-4-3平河町伏見ビル2F
   ※お席は先着順にご案内しております。ご来場が遅くなった場合パイプ椅子のお席になる可能性があることご了承下さい。
■参加費:無料 ※受付時にお名刺を1枚ご用意願います。※各種ドリンク(有料)あり。

対象者

・システム設計、ソフトウェア設計の、根本的な思考方法をお探しの、アーキテクトの方。
・コンピュータ、プログラム、アルゴリズムの、本質的理解をしたい、プログラマの方。
・計算による問題解決のアルゴリズムについて、まとまった概要を知りたい方。
・計算理論の考え方、その威力を、IT業界の人々に説明する、説明方法をお探しの方。
・S01「数学の考え方(圏論編)」の内容が、面白いと思った方、多分、S04も面白いと思います。
( コンピュータの本質は、モナドであり、よって、エンドウファンクタであり、モノイドです。)
・学生の方も参加OKです。
・文系の方も、世界を計算で捉える「考え方」の、洗脳を受けてみましょう。
・専門的な勉強をする前に、計算理論の考え方や捉え方を知っておきたい方。
・ 都合が悪くなった場合、必ず早めにキャンセルをしていただける方(eLVでは毎回、定員を上回り多数のキャンセル待ちの方にご登録頂いております。できる限り同じ志を持った方々の機会損失を回避し、参加可能な方にとって有益な機会としたい!との理由に基づきます。直前でのキャンセルが続く場合、以後のお申込みをお断りすることもございますので、何卒ご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。)

内容(予定)

1 導入編
  計算理論の考え方を、自然に受け入れるための洗脳
  グラフ、ステートマシン、建築設計マシン、あなたはアンドロイド、離散と連続、アニメーション、
  ビデオゲーム、音楽、ラムダ抽象マシン、関数型プログラミング言語、等
  学習目標
2 基本編
  計算理論の考え方を、動機、成果、及び、限界の面から実感
  オートマタ理論、計算可能性理論、計算複雑性理論の考え方と、シンプルな具体例
3 応用編
  *今回の応用編は、資料の概要説明のみの予定です。基本の理解を優先した結果ですので、ご了承ください。
  確実性の確保可能な部分と、不確実性を認識すべき部分を想像
  ICT システムと問題解決
  オペレーションズ・リサーチの考え方
  ジェネティック・アルゴリズムの考え方
4 ディスカッション

キーワード(予定)

グラフ、ステート・ダイアグラム、ステートマシン、離散と連続、アニメーション、ビデオゲーム、ラムダ抽象、関数型プログラミング言語、計算理論(the theory of computation)、オートマタ理論(automata theory)、計算可能性理論(computability theory)、計算複雑性理論(computational complexity theory)、計算(computation)、計算問題(computational problems)、形式言語、形式文法、アルゴリズム、チョムスキー階層、正規表現、正規文法、文脈自由文法、文脈依存文法、反復補題(pumping lemma)、DFA(決定性有限オートマトン)、NFA(非決定性有限オートマトン)、PDA(プッシュダウン・オートマトン)、チューリングマシン、チャーチ=チューリングのテーゼ、還元(reduction)、P vs NP問題、オペレーションズ・リサーチ、ジェネティック・アルゴリズム、etc.

Timeスケジュール(予定)

時間 内容
18:30 開場
19:00 - 21:20 本編(PPT+デモ形式)
21:20 - 21:30 休憩 & アンケート記入
21:30 - 最長23:00までOK! ディスカッション& 交流会
※交流会参加者は¥300いただきます。

ロゴ画像

~ ITエンジニアコミュニティeLVとは? ~

eLVはスキルアップに資する誰でも参加可能なコミュニティです。
※他のイベントはこちらからチェック下さい
https://learningvesper.doorkeeper.jp/

過去の勉強会動画が以下URLからご覧いただけます。
http://www.elv.tokyo/studyshare

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