【京都産業大学】「デジタルファブリケーションの拡がりとこれから」(情報理工学部開設記念イベント)

2017/10/01(日)13:00 〜 15:00 開催
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イベント内容

概要

京都産業大学 情報理工学部 が2018年4月に開設されます。この学部は全10コースからなるフレキシブルなカリキュラムを用意していますが、そのひとつに「デジタルファブリケーションコース」が、また関連コースとして「組込みシステムコース」があります。このイベントでは、世界における当該分野のこれまでの経緯や最新の動向などを踏まえたゲストトーク、および情報理工学部におけるデジタルファブリケーション教育に関する説明を行います。

3Dプリンタやレーザー加工機などのものづくり機器・技術の進展は、製造業のあり方や個人でのものづくりのスタイル・文化を変えつつあります。扱いやすいボードマイコンを活用した電子工作ブームと相まって、それらはいま、デジタルファブリケーションとして注目されています。この動向は、最近話題の IoT (Internet of Things) の進展にも大きく関わっており、ものづくりやデザインの観点から情報技術の教育にも重要なものと言えます。

そこで、このトークイベントでは、その動向の国内における火付け役の1人である小林茂氏(情報科学芸術大学院大学・教授)と、HCI(Human Computer Interaction)分野で最先端のファブリケーション技術・デザインの研究を手がける宮下芳明氏(明治大学・教授)をお招きして、お二人の活動と世間での反響について語って頂きます。また、新設される京都産業大学情報理工学部におけるデジタルファブリケーション教育について、平#重行 准教授が説明します。そして、それらを踏まえた今後の世の中の進展とデジタルファブリケーションの方向性について3人での座談会を行います。最新の動向および未来に関するトークをぜひお聞き下さい!

主催

京都産業大学

日時

2017/10/1(日)13:00 - 15:00 (受付 12:30 開始)

会場

MTRL KYOTO(マテリアル京都) (〒600-8119 京都市下京区本塩竈東554)

対象

  • 3Dプリンタや電子工作などによるものづくりやデザインに興味のある高校生・中学生、およびその保護者
  • デジタルファブリケーションの動向を知りたい高校の先生方
  • 本イベントのトーク内容に興味ある一般の方

プログラム

時間 内容
12:30 開場
13:00 情報理工学部とデジタルファブリケーションコースについて
平井重行(京都産業大学・准教授)
13:30 メイカームーブメントとデジタルファブリケーションの動向および実践
小林茂(情報芸術科学大学院大学・教授)
14:00 HCI分野におけるファブリケーション・デザイン研究の取り組み
宮下芳明(明治大学・教授)
14:30 座談会「デジタルファブリケーションの拡がりとこれから」
14:55 クロージング

参加方法・事前登録のお願い

主に中高生(特に高校生)の生徒を想定したトークイベントですが、一般の方の参加も歓迎しますので、是非ともご参加下さい!

中高生の場合、生徒だけで会場へ来ることが心配な場合は、保護者の方や高校の先生と一緒に参加してもらって構いません。その場合は参加する大人の方も参加登録をお願いします。 なお、一つの学校から何人も参加する場合に一人一人の参加登録が面倒な場合や、その他事情がある場合などは、別途メールでの参加登録を受け付けます。その場合はコンピュータ理工学部事務室( events-ise [at] cc.kyoto-su.ac.jp / 075-705-1989 )までご連絡をお願いします。

その他、何か相談などがあれば、イベント企画担当の平#( hirai [at] cc.kyoto-su.ac.jp )までご連絡ください。

(メイリングリストなどでこの案内を転送される方は、このページの URL : https://ksu-ise.connpass.com/event/60811 をお忘れ無く)

講演者略歴

小林 茂  情報科学芸術大学院大学[IAMAS] 産業文化研究センター 教授

博士(メディアデザイン学・慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)。1993年より電子楽器メーカーに勤務した後、2004年よりIAMAS。GainerやFunnel、Arduino Fioなどのツールキット開発に加えて、オープンソースハードウェアやデジタルファブリケーションを活用し、多様なスキルや視点、経験を持つ人々が協働でイノベーション創出に挑戦するための方法論を探求。著書に『Prototyping Lab 第2版』など。

小林先生

宮下 芳明  明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 教授

1976年イタリア国フィレンツェ生まれ。千葉大学にて画像工学、富山大学大学院にて音楽教育(作曲)を専攻、北陸先端科学技術大学院大学にて博士号(知識科学)取得、優秀修了者賞。金沢学院大学美術文化学部 非常勤講師(2004-2005)。北陸先端科学技術大学院大学 科学技術開発戦略センター研究員(2006-2007)。2007年度より明治大学に着任。2009年度より准教授、2014年10月より教授。総合数理学部先端メディアサイエンス学科の設置に携わり、2017年度より学科長、現在に至る。

宮下先生

平# 重行  京都産業大学 コンピュータ理工学部 准教授

1995年京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科博士前期課程修了。その後、株式会社オージス総研、株式会社KRIなどに勤務。1998-2001年大阪大学大学院基礎工学研究科の社会人博士後期課程単位取得退学。博士(工学)。2003年より京都産業大学理学部講師、2008年京都産業大学コンピュータ理工学部准教授、2018年4月より情報理工学部准教授(予定)。インタラクティブな音楽システムなどのメディア処理技術や、スマートハウスにおける日常生活のユーザインタフェース技術の研究およびシステムデザインを行っている。QRハンコプロジェクト のまとめ役。

平#

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