IoT寺子屋:(Arduino&Wi-Fi入門)ESP32でMQTTしちゃうよん(入門編)
イベント内容
IoT寺子屋 Arduinoセンサー読み取りハンズオン
【本ハンズオンのテーマ】
距離測定センサとWi-Fi内臓マイコンを接続し Arduinoの開発環境で測定データを読み出します。 次にそのデータを無線LAN経由で 別のパソコンに送ります。 すべて実地でハンズオン体験します。
※IoTの全体像をわかりやすく理解させながら進めます
(習得スキル)
・ArduinoIDEの開発環境(今回利用する以外のマイコンでも同様に開発できます。汎用的で息の長い技術。)
・ESP32 という人気のあるコストパフォーマンスの高い高性能マイコンを利用する環境作り
・センサのデータをマイコンから読むための知識/技術
・MQTTプロトコルでセンサーデータを無線送受信する知識/技術
※言語はc言語(Arduino標準)です。ソースコードの意味もきちんと解説します。 (サンプルをとにかくコンパイルさせられて終わる・・・ということはありません)
※リピータの方は別途3軸加速度センサと問題を差し上げます。 こちらをシリアルで計測するサンプルコードから インストラクションに従って 前回同様の技術の応用で MQTTプロトコルでWi-fi化してください。 リピータの方はアンケートの2000円割引は無視していただき(該当してるはずです) 7500円でご参加いただけます。アンケートの最後に「リピータです」と書いてください。
【ハンズオンの説明/実習アジェンダ】
時間 朝11時ー15時(昼食休憩あり)
場所は銀座線田原町駅の目の前、浅草めぐりを兼ねていらっしゃいませんか
(5分)
・主催者と参加者の自己紹介
(60分)
・今日のマイコンについて
・フィジカルコンピューティング
-フィジカルコンピューティングとは何か?
-マイコンのいろいろ
-ARUDUINOのいろいろといいとこ
・センサー
-センサーの色々
・回路プロトタイプの基礎
-ブレッドボード
・マイコンESP32
-特徴とピンマップ
-環境作り/距離測定
(昼食休憩50分)
・この時間に開発環境など作り切れなかった方のフォローをします。
(50分+α:できなかったことなど対応)
・通信について(シリアル/AWS/Web)
・MQTTクライアント実装
-通信プロトコルMQTTの考え方
-Client実装
【本ハンズオンの対象者】
•IoTに関心のある方
•IoTの技術をつかったモノづくりを始めてみたい方
•IoTのしくみを知りたい方
•電子工作やプログラミングに興味のある方
•フィジカルコンピューティングを始めてみたい方
※電子工作やプログラミングの経験は問いません。
※ブレッドボードなども知らない前提で説明します
【配布物】
•講習資料(紙ベース。カラーで図解を多くしています)
•ESP-WROOM-32(ESP32搭載)のブレイクアウトボード
•microUSBコード
•超音波測距センサ HY-SRF05またはHY-SR04 (同じプログラムで動きます。仕入れ状況によりいずれか)
•回路をつなぐためのジャンパワイヤ必要分
•ブレッドボード(170穴ミニタイプ)
•タッパー型入れ物
【参加者にお持ちいただくもの】
•WINDOWS8以降が走るノートパソコン
こちらにArduinoの開発環境IDEをインストールしてハンズオンしていただきます。 (USBに機器のつなげるもの。会社の備品などでセキュリティチェックかかっているものはだめです。)
WIN7以前やmac/Linuxの方(ラズパイ持ってくるとか)はご相談ください。
•(あれば)アンドロイドスマホ
【テーマ選定のポリシー】
どこかのIT企業が自社の開発環境のユーザーを増やすために 宣伝を兼ねて実施するみたいなハンズオンはやりたくありません。
個人で電子工作etcのモノづくりをする場合、 個人では買えないような開発環境でやるハンズオンは いくら簡単に開発できようが、無料だろうが何の意味もないからです。
一過性の技術よりも長く存続する技術を、しっかりお伝えすることを狙いにして IoTの教材として、ArduinoとESP32を選びました。
初めての方には少しもりだくさんかもしれませんが しっかり理解していただくことを意図しています。 よそのハンズオンでいまいち原理がわからなかったという方もぜひ お尋ねください。
ダウンロードとコンパイルの連続・・・ではありません。
【Arduinoについて】
Arduinoはハードの設計仕様がOpenになっていて どのマイコンメーカでも自由に作っていい規格です。 この規格にのっとるとすべて同じArduinoの開発環境でアプリケーションが組めます。
Arduino社以外にも対応するマイコンを作って売る会社が大変多くあります。 高価格すぎて使う気しませんがIntelのEdisonのような挑戦的なマイコンも Arduinoの開発環境に対応しました。
これからのIoT時代を支えるマイコンが必ずArduino環境で開発できるように作られることは明らかです。 これを覚えておくと今後出てくるほとんどのマイコンの開発ができるようになると思います。 (ラズパイ以外^^・・・てかラズパイはマイコンじゃないです。しっかりしたパソコンです。)
また、ほとんどどんなセンサでもインターネットにArduinoで動作させるための サンプルプログラムが転がっていますのでArduinoを知っておけば センサの使い方がソースコードとして読めるということになります。 だから本ハンズオンではArduino環境による開発を採用します。これはラズパイを使う人にも役立つ知識です。
【マイコンESP32について】
ESP32は大変人気の高い挑戦的なマイコンです。 (Wi-Fi/ブルートゥース付き。低価格、処理速く高性能。) この機種ならWi-Fiも視野に入れて開発するコースを出せると思い採用しました。
同一メーカから出てる、このひとつ前の世代の製品で、 より安くて、巷に書籍もでているESP8266を使うことも考えましたが。 どうせなら参加者に最新で高性能ながら、あまり本の出ていない人気のマイコンをお持ち帰りいただいて いいものを作ることに挑戦していただきたい。(簡単なことももちろんできます^^。)
今回のハンズオンではこのマイコンが内蔵してる無線LANも扱います。 (ホームユースでは不要かもしれませんが) Wi-FiとMQTTを押さえておけば大手のベンダーの 工場向けのシステムにデータを直で流し込めると思います。 参加者がハンズオン後、かなりの応用ができ、有意義になると期待してこちらを採用しました。
※ESP32というマイコンには未来を感じます。 例えばグラフィックボードのGPUをたくさんのCPUの集まりと見立てて 並列計算をさせるGPGPUという大変面倒くさい技術がありますが これだけ安かったら、何個も買って並列計算をさせたらすごいことが できるんじゃないかとか・・・・例えばそういう未来。
【講師自己紹介】
大邦将猛(おおくにまさたけ) 生産管理/在庫管理コンサルタント。技術士(経営工学)。
理工系大学院卒業。(原子核工学科) 大手製造業で生産工程の研究員5年 ベンチャーITベンダー6年(半年スウェーデン在住勤務) コンサルティングファーム3年(一年オランダ在住勤務) 大手ITベンダー10年勤務
IoTは儲からない・・・。会社で上の方の人がIoTでなんかやれって言うんだけどどうしていいかわからない。 そんな声をよく聞きます。 このハンズオンではとても簡単にデータを取るとこまでやりますが、実はこの先のこと目指してもらえるようにハンズオンを設計してます。そんなこと話せる仲間が欲しいなとも思ってます。
また特にビジネス系のIOTの話をするのでありませんが、技術者の方の素朴な疑問(あの会社ってどんなとこ?とか) に雑談ベースでよければお答えできることもあるかもしれません。 ぜひ遊びに来てください。
【お問い合わせ】
当ページの問い合わせ先リンクからお願いします。 会場のお店には連絡なさらないでください(場所をお借りしているだけです)
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