fukuoka.ex#8(福岡Elixir会):2018年 春のElixir入学式

2018/04/20(金)19:00 〜 21:00 開催
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イベント内容

下記URLから福岡Elixir会にメンバー登録すると、MeetUpイベントやもくもく会のお知らせがメールで届きます(無料)

https://fukuokaex.connpass.com

fukuoka.ex#8 MeetUp、賑やかにやりました(地味に女子率多し)!

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福岡Elixirコミュニティ「fukuoka.ex」とは?

「fukuoka.ex」は、大量アクセスのあるWeb・APIサーバ構築や、ビッグデータ分析/AI・機械学習向けデータ加工といった、「膨大なアクセスやデータの高速処理」と「高い開発効率」を両立できる関数型プログラミング言語「Elixir」と、そのWebアプリケーションフレームワーク「Phoenix」を福岡で広め、ワイワイと盛り上げていくコミュニティです

Elixirは、シンプルな言語仕様により、「プログラミングが初めて」という方でも比較的とっつきやすく、同時に、関数型言語にありがちな複雑さ(トリッキーな構文、数学やアカデミックに走り過ぎる、等)無しに関数型の強力さだけを抽出した、現実のアプリケーション開発を行うエンジニアに寄り添ってくれる言語です

Phoenixは、Webアプリケーションの世界では、最もメジャーな「Ruby on Rails」を作っていたメンバーによって開発された、大量アクセスと高速分散の捌きが得意なWebアプリケーションフレームワークで、Rails同等の高度なWebアプリ開発を、とても気軽に行えます(中でも、WebSocket性能は、あらゆる言語のFW中でも最速)

「fukuoka.ex」では、MeetUp(登壇会/勉強会)やプログラミング入門会、もくもく会、ハッカソン等を通じて、「Elixir/Phoenixの習得機会」と「実際のアプリケーション開発に役立つノウハウ」の提供を定期的に行うことで、福岡でのElixirプロダクション採用を増やし、Elixirに触れることで得られる「プログラミングの楽しさ」を福岡のエンジニアに体感する機会を増やすことをビジョンに掲げています

※Twitterハッシュタグ「#fukuokaex」でもワイワイやっていきます

※もし「関数型言語」に苦手意識や拒否症がある方は、文末をご覧ください

MeetUp#8・・・2018年 春のElixir入学式

今回のMeetUpは、Elixir/Phoenixに改めて入門することをテーマに、セッション/LTを行いたいと思います

プログラミング初心者、もしくはオブジェクト指向言語しか経験されていない方が、Elixirの世界に触れていくタイプのコンテンツもあれば、既にElixirをやられている方でも見たこと無いような、新たなElixir/Phoenixの側面を知るタイプのコンテンツもあります

以前からElixirを聞いたことはあるけど手が伸びなかった方や、インストールしたもののイマイチ使い道が分からない方には、ちょうど良いコンテンツになるかと思います

また、福岡で就職されたばかりの方や、福岡に来られた学生が参加するのにも、ちょうど良いコンテンツになります(周りにモダンなプログラミング言語に興味ある新人さんや学生さんがいたら、お誘いいただいて参加されると、一緒に学べて良いかも知れません)

コンテンツの詳細は、後述のタイムテーブルをご覧ください

なお、会の終了後(21:00以降)、お酒と軽食で懇親会も行いますので、セッション・LTの登壇者に質問したり、日頃会話できないようなエンジニアとの交流をお楽しみください(もちろん、セッション・LTのみの参加も可です)

※会場をご提供いただくカラビナテクノロジー様からお酒・軽食をスポンサーいただけることになり、懇親会が無料となりました(ありがとうございます)

参考:Elixir/Phoenixの現状について

Elixir/Phoenixにとっての現状は、マルチコアのCPU全てをフル活用できる「Flow」「GenStage」や、GenStageを基盤とした「Dynamic Supervisor」がリリースされ、Phoenixもwebpack対応が進んだりと、Elixirならではの独自色を出しながら、プロダクト開発やSI案件を推進するための機能が出揃ってきています

また、githubに登録されているElixirライブラリも、36,000件を突破し、2年前の7,000件程度と比べ、5倍以上へと急増している状況です

「Elixirがプロダクト開発やSI案件開発を不自由無く行える」という環境が、整ってきています

更に、GCP(Google Cloud Platform)でのElixir正式採用、といった追い風もありました

福岡において、Elixir/Phoenixをプロダクト開発とSI案件で採用するケースもじょじょに増え、他言語よりも明らかにレスポンス速度が速いWeb+DBが数日で構築できた事例や、1年以上ダウンせずに運用が回った事例といった、実運用の実績も増えています

今は、まさにElixir/Phoenixを始めるには、もっとも美味しいタイミングと言えるでしょう

開催:2018年 4月 20日 (金) 19:00〜21:00(18:45 受付開始)

場所:カラビナテクノロジー株式会社(最寄駅: 天神駅 出入口5)

住所:福岡県福岡市中央区天神1-2-4 農業共済ビル3F奥 ※3Fに上がっていただき、廊下を突き当りまで進んだ左の部屋
(空港線天神駅から徒歩5分、西鉄天神駅から徒歩10分)

Tel:092-406-8016

タイムテーブル

時間 発表者 内容
18:45-19:00 - 開場(受付開始)
19:00-19:10 piacere はじめに
19:10-19:30 福岡Elixirプログラマ
piacere
#1-セッション:マーケティングに強いCTOが語る技術未来とElixir
 第2回「プログラミング未経験でもExcelできればElixirマスターできる」
     ~ITのパラダイムシフトで従来の知識・経験が邪魔になる時~
19:30-19:40 HidetakaMatsumoto #2-LT:Elixirでの外部コマンド実行入門
   ~並行ライブラリ「Flow」で外部コマンド実行の並行性を確認する~
19:40-20:00 SIマイスター
tuchiro
#3-セッション:ElixirでSI案件開発を始める
      第1回「DBのトランザクション制御と既存DB移行」
20:00-20:10 kobaru #4-LT:Elixirライブラリ「absinthe(アブサン)」でGraphQLに入門
20:10-20:30 zacky1972

y_ueno
#5-セッション:ZEAM(Zacky's Elixir Abstract Machine)開発ログ
 第2回「並列Elixirプログラミングことはじめ:ZEAMで目指すことは何か」
      (カーネルハッカーと性能探求者のコンビセッション)
20:30-20:50 takasehideki #6-セッション:ElixirをIoTボードで動かしてみた
            ~ラズパイ・Zynq・big.LITTLE編~
21:00-22:00 - ♪~ 懇親会 ~♪
-22:00 - 閉会

持ち物

お名刺を受付でお渡しいただければ、スムースに受付が完了します
(プラス数枚、名刺持ってきていただくと、懇親会での交流がスムースになります)

LT発表者の方は、LT資料の入ったPCを持参してください
※当日、プロジェクターに接続(HDMI)いただき、発表していただきます

その場でコードを試したい方も、PCを持ち込んでいただいてOKです

なお、ゲストWifi利用可能ですので、Pocket Wifiやテザリング端末は無くても大丈夫です

「でもElixirって、使いづらくて覚えにくい『関数型言語』でしょ?」

一般的に「関数型言語」と言えば、言語の習得が難しく、組織として選定しづらいイメージがありますが、Elixirは、言語仕様や構文がシンプルかつ簡単なので、「育成や習得の容易性」を切り捨てること無く、関数型のメリットも享受できます

関数型のメリットは、以下の通りです

  • 状態が無いことで、同じ入力を何度行っても同じ出力しか返さないので、意図しない挙動にならない
  • 変数がイミュータブル(作成後にその状態が不変)なので、マルチスレッドや並行処理で競合しない
  • プログラム構造が小さな関数群で構成され、シンプルに保たれるため、変更容易性が向上する
  • 少ないコードで、凝縮度の高い高度な処理が書ける

更に、Elixirならではの以下メリットも上乗せされます

  • 習得がカンタンなので、プログラミング経験が無い入門者・初級者向け
  • リスト設計に慣れていくと、他言語で数百行かかる複雑な処理も、数行のコードで組むことが可能になる
  • 関数の引数でのパターンマッチが可能で、呼出時の事前条件チェックや関数呼び分けには、快感すら感じる
  • JSONパースが得意なので、Google APIやBacklog API等、様々なWeb APIとの連携に強い
  • マルチコアCPUを簡単にフル活用できる
  • マルチクラスタ(AWS、GCP、Azure)のスケールアウトも楽々実現
  • 長期間の安定運用を実現してきた「Erlang VM」の元で動作する
  • データ変換とバイナリデータ検索に特化しているので、ファイルヘッダ解析やIoT/ドローン制御にも向いている
  • できあがったコードは、オブジェクト指向言語の1/100の量になることもあり、見た目も100倍エレガント
  • オブジェクト指向言語経験者の移行は大変(関数型全般に言える)だが、移行後は、何倍も生産性が高まる

p.s.

会の最後に、Elixir/fukuoka.exについての、ちょっとしたサプライズがありますので、当日をお楽しみに!

注意事項

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