日本ハッカー協会セミナー「不正指令電磁的記録罪の傾向と対策」

2019/04/26(金)19:00 〜 22:30 開催
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参加枠申込形式参加費 参加者
一般
先着順 無料 242人 / 定員200人
(キャンセル待ち42人)
プレス
先着順 無料 11人 / 定員12人
Live中継する人枠(Youtube Live)
先着順 無料 1人 / 定員1人
スタッフ(17:30集合)
先着順 無料 4人 / 定員4人

イベント内容

第一回 日本ハッカー協会セミナー

不正指令電磁的記録罪の傾向と対策

概要

昨今、アラートループなど以前は問題ないとされていたプログラムでもIT技術者が逮捕・補導される危険が高まっている。その結果、IT技術者の勉強会や研究発表が自粛され、日本のIT技術者の萎縮を招いている。現在Coinhive裁判の被告側代理人を務める平野敬先生により、自分が巻き込まれたらどうしたらよいのかを語ってもらい、高木浩光先生にはなぜこのようなことで逮捕されるかを詳しく解説いただき、ITエンジニアの方々に啓蒙を図る。

タイムスケジュール

時間 内容
18:30~ 開場
19:00~19:10 オープニング(日本ハッカー協会)
19:10~20:10 エンジニアのための刑事手続入門
平野 敬 先生
20:10~20:15 スポンサーLT (ブロードバンドセキュリティ)
20:15~21:15 不正指令電磁的記録の罪が対象とすべき本来の範囲とは
高木 浩光 先生
21:15~22:15 懇親会
23:00 完全撤収

※ 当日予告なく時間配分・内容が変更になる可能性がございます。

講演内容

平野 敬 先生「エンジニアのための刑事手続入門」

IT技術者が被疑者として捜査を受ける場面を想定し,刑事手続の流れや弁護活動のありかたについて解説します。

高木 浩光 先生「不正指令電磁的記録の罪が対象とすべき本来の範囲とは」

Wizard Bible事件、Coinhive事件、アラートループ事件と、「不正指令電磁的記録に関する罪」の濫用が続いているところですが、Coinhive事件の無罪判決を受け、その判決内容から、どこに誤解があると考えられるかを分析するとともに、情報公開請求で一部明らかになった過去の事例との対比、刑法改正当時の議論を踏まえて、この2年弱で異常な事態に陥っていることを示し、その原因を探ります。

登壇者


平野 敬

平野 敬

電羊法律事務所 東京第二弁護士会所属弁護士

ITストラテジスト,システム監査技術者
企業でシステム開発をしつつ夜間法科大学院に通い,弁護士に転身。
留学経験や外資系企業での契約業務経験がある。高度IT資格を生かした事件を得意とする。Coinhive事件で一審無罪を勝ち取る。

高木浩光

高木 浩光

産業技術総合研究所主任研究員/情報法制研究所理事

コンピュータセキュリティ技術の研究に従事する傍ら、関連する法規に研究対象を広げ、これまでに、不正アクセス禁止法が規制する範囲に関する論点、不正指令電磁的記録に関する罪の解釈を巡る論点について論考を発表してきた。近年は、個人情報保護法の制定過程について情報公開制度を活用して分析し、今後の日本のデータ保護法制のあり方を提言している。著書に「ニッポンの個人情報」(共著、翔泳社)、「GPS捜査とプライバシー保護」(共著、現代人文社)など。

参加対象

  • フロントエンドエンジニア
  • Webエンジニア
  • セキュリティエンジニア

※ リクルーティング、勧誘など、採用目的でのイベント参加はお断りしております。
※ 飲食のみを目的としたご応募・ご来場はご遠慮ください。
※ 補欠者の方は、ご来場いただいてもご入場いただくことが出来ませんのでご了承ください。
※ 欠席される場合は、お手数ですが速やかにキャンセル処理をお願い致します。

参加費

無料

ハッシュタグ

#jha

Live中継

YouTube Liveでの中継があります。現地での参加ができなかった方は、こちらでお待ちください。 日本ハッカー協会チャンネル https://www.youtube.com/channel/UCtvFs9Zog_jvudVrLkgHcTA

映像配信: Makoto Kaga (Project92.com, LiveNinja)

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懇親会スポンサー:株式会社ブロードバンドセキュリティ

後援

独立行政法人 情報処理推進機構 (IPA) https://www.ipa.go.jp