Collaborate with AI
イベント内容
この度Sapporo Creative Communityでは12月から来年2月にかけて、2回の講義と1回の成果発表からなるワークショップを開催します。
急速に社会に普及しつつあるAI(人工知能)が、想像よりも簡単に利用できるようになっている2021年現在。そのAIをとりまく状況を社会的な観点から捉え、AIによってどのようにデザインやアートの表現が押し広げられてきたかの歴史と、その技術がはらむ多様な側面について学びます。またそうした背景を踏まえ、比較的容易に扱うことのできるウェブサービスを用いて、現在の技術環境で可能なAIを活用した表現を探求し、実践するワークショップを行います。
ワークショップを通してAIの基礎的な部分を理解・習得し、札幌にもある身近なモチーフや課題と結びつけてみることを目指します。
【2022年1月14日追記】
1月22日(土)講義は各自の制作支援を行う必要があることから会場開催を原則としつつ、希望者はオンラインでの参加も可能とします。(1月14日の札幌市内感染レベルに基づいた判断です)
会場で受講する場合は、開催日の1週間前から検温を行い、入念に体調管理のうえご参加をお願いいたします。
オンライン参加はZOOMやDiscordでの受講とします。希望者はDiscordかメール(local@crypton.co.jp)で事前に事務局へご連絡ください。
※感染状況が今後急速に悪化した場合、完全オンラインとする可能性があります。その場合は前日までに皆さんへご連絡します。
Sapporo Creative Communityとは
札幌圏域でデジタル技術やテクノロジーを活用した芸術表現に取り組むクリエイターや学生を対象としたコミュニティ。共に学んだり、表現を披露する機会が失われがちな現状でも、その時々で可能な術を探りながら、作り手同士の繋がりを生み、創造性を高め合う場を目指します。
札幌市はユネスコメディアアーツ創造都市として創造人材の育成に取り組んでいます。
概要
日 時 | 講義前編 2021年12月18日(土)13:00〜18:30 講義後編 2022年1月22日(土)13:00〜18:30 成果発表 2022年2月12日(土)午後を予定 |
会 場 | 札幌駅周辺会議室(詳細は参加確定者に別途ご案内します) ※新型コロナ感染症拡大状況によっては、オンライン開催へと切り替える可能性があります |
料金・定員 | 参加無料/定員10名(抽選制) |
申込方法 | 本ページ下部の「申込・参加に関する案内」を熟読の上、お申し込みください ※申込締切:2021年12月9日(木) ※抽選結果発表:2021年12月10日(金) |
主催:札幌市
運営:Sapporo Creative Community事務局
講義内容
近年話題になっているAI(人工知能)とはそもそもどういうものを指しているのか、どういう仕組みをコンピュータ上で行うことを指しているのかについて概要を学びます。またそのうちの一部、ウェブサービスを利用してPC上で実践が可能なもの(画像分類、姿勢推定、画像生成など)について実際に参加者各自のPC上で動かし、体験してみます。
後編では実際にそれらを用いて、「札幌」をテーマに、身近なものや課題をモチーフにAIを活用した表現の制作を行います。
学べること
- AIの仕組みについて知る
- AIと表現の種類を知る
- AIとの関係を通じて,新しい価値を生み出す方法を知る
参加者に求めるスキル
基礎的なプログラミングスキルが身に付いていると望ましいです。(Processingなどでサンプルプログラムを組み替えての制作が可能である程度)
HTML等を触った経験があり、コードを用いてのプログラミングに抵抗が無ければ初級者でも大丈夫です。
持ち物・PC要件
- ノートPC
・Mac, Windowsどちらでも可
・無線LANでインターネット接続が可能であること(Wi-Fi環境は運営側より提供します)
・Google chromeをインストールしていること
・glitch.comにアクセスできること - ノートPCの電源アダプタ
- 「札幌」のテーマに関わる、身近で気になるモチーフのアイデアや写真・動画など(前編を踏まえて準備でもOK)
タイムテーブル
前編/2021年12月18日(土)
13:00-14:30 | 【座学】AI + パフォーマンス概要 |
13:45-14:00 | 休憩 |
14:00-15:30 | 【実践】ml5.js+p5.jsを用いた機械学習表現1ー識別モデル(Teachable Machine,PoseNet) |
15:30-15:40 | 休憩 |
15:40-17:10 | 【実践】ml5.js+p5.jsを用いた機械学習表現2ー生成モデル(GAN) |
17:20-17:30 | 休憩 |
17:30-18:30 | 【実践】ml5.js+p5.jsを用いた機械学習表現3ー生成モデル(VAE)+サウンド連携 |
後編/2022年1月22日(土)
13:00-14:30 | 【座学】1日目の実践後のまとめ,AIと表現を多面的に捉える |
13:45-14:00 | 休憩 |
14:00-15:30 | 【制作】作品制作+随時フィードック |
15:30-15:40 | 休憩 |
15:40-17:10 | 【制作】作品制作+随時フィードック |
17:20-17:30 | 休憩 |
17:30-18:30 | 【講評】作品発表+講評 |
成果発表/2022年2月12日(土)
Sapporo Creative Communityが開催するイベントの中で成果発表、ワークショップ講師によるトークセッション、ライブパフォーマンス等を予定しています。詳細は後日発表します。
※会場は札幌駅・大通駅近辺のイベントスペースを予定
講師
Scott Allen
2016年情報科学芸術大学院大学(IAMAS)修了。投影装置の仕組みに物理的に介入し変調したり、日用品に手を加えることで像を作るスタイルでインスタレーション制作・パフォーマンス活動を行なう。また、ライブコーディングユニットAi.stepとしてもライブ活動を行なう。慶應義塾大学(2018-)/武蔵野美術大学(2019-)/多摩美術大学(2020-)/情報科学芸術大学院大学(2020-)非常勤講師。
申込・参加に関する案内
参加条件
以下のすべての条件にあてはまる方に限ります。
- 札幌圏域の高校・専門学校・大学に通っている学生、あるいは映像をはじめテクノロジーを活用した創作活動を行なっているクリエイターであること
※プログラミング経験のある中学生も可
※申込み時点で未成年の場合は、保護者の同意を必要とします - 講義と成果発表の全てに参加可能であること
- 講義の受講や作品制作に対して、意欲的に取り組めること
- 受講や制作に必要となるノートPCを持参できること
※オンライン開催となった場合にも、自身のPC・ネット環境で参加可能であること
申込み詳細
- 本ページ右上の「このイベントに申し込む」よりお申込みください。
- 定員:10名(抽選制・参加無料)
- 申込締切:2021年12月9日(木)18:00
- 抽選結果発表:2021年12月10日(金)
- 抽選結果は当選/落選に関わらず、全員にconnpassより自動で結果メールが送信されます。
- その後当選者のみに、事務局より参加方法の詳細等をメールでご連絡します。申込みフォームには必ず連絡のつくメールアドレスをご記入ください。
- 申込みフォームにご記入いただいた個人情報は、本イベントの開催案内および今後のSapporo Creative Communityに関するご案内のみに利用します。
- また、個人が特定できる情報を取り除いたうえで、今回のイベントや、今後のイベントの企画に利用します。ご協力をよろしくお願いします。
- 参加者の創造性を支援し、友好的で安全かつ快適な場となるよう、ベルリン行動規範 をSapporo Creative Communityの規範とします。お申込みの際はご確認をお願いします。
注意事項
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開催日付近の新型コロナ感染症拡大状況によっては、オンライン開催へと切り替える可能性がございます。その場合は参加者に事前連絡します。
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ワークショップ成果物として提出いただく制作物の著作権は主催者(札幌市)に譲渡いただきます。
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ワークショップ成果物やワークショップ内で参加者が制作した作品は、札幌市又は札幌市が指定する第3者が編集を行い、公共サイネージやインターネットで公開する予定です。
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ワークショップの様子を記録した写真や映像は、札幌市及び札幌市が指定する第3者が非営利の広報目的で利用する場合があります。
問い合わせ先
Sapporo Creative Community事務局(クリプトン・フューチャー・メディア株式会社内)
e-mail: local@crypton.co.jp
注意事項
※ 掲載タイミングや更新頻度によっては、情報提供元ページの内容と差異が発生しますので予めご了承ください。
※ 最新情報の確認や参加申込手続き、イベントに関するお問い合わせ等は情報提供元ページにてお願いします。
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