翻訳するだけで本当にいいの? きちんと伝える多言語デザイン[心構え編]
イベント内容
noteにてアーカイブ(スライド・動画)を販売しています。
「アーカイブを見たい方」「申し込みそびれてしまった方」はご利用ください。
多言語展開するデザイン制作物をテーマに「海外の方にきちんと伝わるデザイン」についてでざいん姉さんにお話しいただきます。
翻訳するだけで本当にいいの? きちんと伝える多言語デザイン
近年、訪日海外観光客に向けたパンフレットや看板などツールのデザイン、インバウンドプロモーション用のデザインを作る機会が増えました。
Google翻訳などの「機械翻訳」を使用して、日本語デザインをベースに翻訳テキストと入れ替えるフローを想像する方もいると思います。
機械翻訳は手軽に使用できることや、目ざましい勢いで進化し精度も高く瞬時に翻訳できるため、言葉がわからなくても海外の方とのコミュニケーションを可能にしたり、わたしたちの生活や仕事を助けてくれるものとなっています。
一方で、人が翻訳したものと比べると、言語特有の表現やニュアンスをうまく翻訳できないというデメリットも。
「情報をきちんと伝える」には、まだまだ多くの課題が残されているのです。
また、翻訳以外でも、日本語と同様に文章や組版のルールがあること、その国の文化などを考慮した内容にするなど多言語デザインには気をつけるべきポイントがあります。
本セミナーでは、多言語デザインでよくある問題や、海外の方へきちんと伝えるために何を考慮すべきか、数々の多言語パンフレットやツールデザインの経験を元にお話します。
※上記は架空のパンフレット表紙です
翻訳テキストを入れ替えて、フォントを変えるだけでOK!?
多言語デザインのワークフローの中には「日本語デザインをベースにして、翻訳したテキストを入れ替える」ものがあります。
その際に「日本語と翻訳テキストを入れ替えて、フォントを変えただけ」だった場合、現地の方にはこのように見えているかもしれません。
実際に、このような「違和感のある組版」を目にした方は多いのではないでしょうか。
なんとなく読めるけれど、読みにくいし、わかりにくいですよね。
こちらは「日本語の組版ルール」を無視して作成されたものです。
組版ルールに誤りがあると、情報がきちんと伝わらないだけでなく、この違和感によって不正確な印象を与えてしまう可能性があります。
日本語に組版ルールがあるように、外国語にも組版ルールがあります。
海外の方へ「きちんと伝える」ためにも、組版ルールをしっかり確認する必要があります。
英語を使ったデザインはよくあるけど…?
日本向けのデザインでも英語を使う機会は多いです。
簡単な英語なら見出しだったり、デザインのポイントとして使う場合もあるのではないでしょうか。
上記のように「英語の組版ルール」を知らないでデザインした場合、海外の方からすると読みにくかったり違和感を持つかもしれません。
りんごと郵便ポストは赤?
これらは「赤」のイメージではないでしょうか。
では海外はどうでしょう?
私たちのイメージや価値観が海外も同じとは限りません。
多言語デザインでは、それらを意識したデザインや考慮すべきことがあります。
こんな方におすすめ
- インバウンド向けツール、デザイン作成に関する担当者、発注者
- 多言語デザインを行うディレクター、DTPオペレーター、デザイナー
- 翻訳版のパンフレットや情報ツールを作成する方
- 多言語デザインの経験がない方
セミナーでやらないこと
- 多言語デザインのデータ作成方法
- 多言語デザインのワークフロー
- IllustratorやInDesignでの組版の設定
- デザインのテクニックに関する内容
- ウェブでの表現方法
セミナー内容
- 自己紹介
- はじめに 海外の方に本当に伝わっているのか
- 組版の基礎知識〜なぜ組版ルールに従う必要があるのか〜
- その国に合ったデザインを
- 終わりに
出演
佐野 五月(さの・さつき)
アートディレクター/グラフィック・エディトリアルデザイナー
irohazum代表
1980年長崎県佐世保市生まれ。福岡市在住。2008年に独立。デザイナー歴22年目。
デザイナー兼ディレクターとして、グラフィック、エディトリアルなど様々なクリエイティブに携わる。
現在はデザインの他にブランディング、企画、ウェブマーケティング、地域活性などに取り組んでいる。
上司がいないクリエイター向けのオンラインコミュニティー「ONLINE上司」のグラフィックデザイン課チーフを務め、若手デザイナーからの相談を受けている。
SNSでは「でざいん姉さん」の名前で活動中。
- Twitter:@irohazum_s
- ホームページ
聞き手
DTP Transitを運営する鷹野 雅弘が「聞き手」を務めます。
鷹野 雅弘(たかの・まさひろ)
グラフィックデザイン、エディトリアルデザイン、ウェブ制作の分野で、デザイン、オペレーション、設計・ディレクションなど、20年以上、第一線で手を動かし続けている。
そのノウハウをテクニカルライティングや講演に落とし込み「制作→執筆→講演」のサイクルを回す。
2015年から大阪芸術大学 客員教授。 2017年からAdobe Community Evangelist。Adobe MAX US 2018に出演。
2005年にDTP制作者向けの情報サイトとしてスタートしたDTP TransitはTwitter、note、YouTube、オンラインセミナーなどに活動の場を広げている。
イベント概要
YouTube Liveにてライブ配信します。
- 開催日:2022年11月5日[土] 21:00 - 23:00
- 形式:オンライン(YouTube Live)
- 主催:DTP Transit
- 共催:CSS Nite
- 参加費:
- 当日の視聴のみ:無料
- 後日の視聴を含む:2,000円
- 後日の視聴のみ:2,000円
お申し込みとアーカイブ公開について
- 申し込まなくても参加は可能です。
- 事前登録されると、カウントダウンメール(リマインダーメール)やフォローアップメールをお送りします。カウントダウンメールに掲載されているフォローアップページで、事前にスライドやリンク集などを確認できます。
- 当日参加できない方、後日ゆっくり見返したい方は「アーカイブ」のチケットを選択ください。
- アーカイブは非公開です(アーカイブのチケットを申し込まれた方を除く)。
キャンセルとチケットの変更
- 「当日の視聴のみ」のチケットは、いつでもキャンセル可能です。「後日の視聴を含む」に変更したい場合には、ご自身でキャンセルの上、改めてお申し込みください(終演時刻まで)。
- 「後日の視聴を含む」「後日の視聴のみ」のチケットのキャンセルは、開演の72時間前まで受け付けます。Doorkeeperの「お問い合わせ」からお知らせください。
当日の進行などに関して
- 開演の30分前くらい前(20:30くらい)からテスト配信をスタートしますので、音声などが聞こえるかチェックされてください。YouTubeでのコメントのテストもどうぞ!
- YouTube上でコメントするために、アカウントを作成しておかれることをオススメします。
- トラブル等により配信URLを変更する可能性があります。「配信がはじまらないな…」と思ったら、YouTubeのコメント欄を参照ください。Twitterにてもお知らせします。
- 終演時間は若干の延長の可能性があります。
- 途中に5-10分程度の休憩をはさみます。
ツイートなどの発信やスクショに関して
- 配信URL、および、その他の案内事項は、カウントダウンメールにてお知らせするNotionのフォローアップページに記載しています(終了後、スライドやリンク集、セミナー内容の補足などを掲載します)。
- スクショ(スクリーンショット)は自由にどうぞ!(事例の部分などでNGマークがついている箇所はご遠慮ください)
- スクショされるとき、講演者の顔が入ってもOKです。
- ツイートされたり、ブログに掲載されてもOKです。
- サンプルファイルや配布資料をそのまま再配布するのは、ご遠慮ください。
アーカイブのチケットを申し込まれた方
開催翌日の午前中に、メールをお送りします。
- タイトル:《DTP Transit》フォローアップメール(アーカイブ視聴の方向け)
- メールアドレス:seminar@dtp-transit.jp
オンライン椅子ヨガ
本イベントはコモモ先生 @komomoaichi のオンライン椅子ヨガ付きです!
- 20:45-21:00 開演まで
- 21:55-22:05 休憩時間(前後することがあります)
一緒に「ちょっとメンテ」しましょう。
https://chotto-maint.com/online-yoga
Twitter/note/YouTube/LINE
セミナー前後に関連情報をお出しすることがありますので、Twitter/note/YouTube/LINEをフォローしてくださいますと幸いです。
ご参考までに、DTP Transitは2005年にブログとしてスタートしました。
お問い合わせ
問い合わせはDoorkeeperのフォームからお送りください。
https://dtptransit.doorkeeper.jp/contact/new
注意事項
※ 掲載タイミングや更新頻度によっては、情報提供元ページの内容と差異が発生しますので予めご了承ください。
※ 最新情報の確認や参加申込手続き、イベントに関するお問い合わせ等は情報提供元ページにてお願いします。
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