PLATEAU Hands-on 03

2022/10/07(金)19:00 〜 20:30 開催
ブックマーク

イベント内容

はじめに

あなたの手で新しい世界を創造しよう!

Project PLATEAU (プラトー)は2020年度にスタートした国土交通省のプロジェクトです。人間中心の社会の実現に向け、スマートシティをはじめとしたまちづくりのデジタル・トランスフォーメーションを進めるため、その基盤となる3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化を推進しています。プロジェクト始動からおよそ2年経とうとする現在、3D都市モデルの活用は、個人・企業・自治体など、多様なプレイヤー・分野へと広がりを見せています。

本イベントは、PLATEAUに興味を持っている方や、今後のPLATEAU関連イベントへの参加を迷っている方々を対象としたオンラインでのハンズオンワークショップです。サンプルを講師と一緒に作ることで、PLATEAUでどんなことができるのかヒントをつかんでいただけます。

本イベントを通じてPLATEAUでのプロトタイピングの方法を体験いただき、11月に広島県呉市、宮城県仙台市で開催する「PLATEAU Hack Challenge(ハッカソン)」にお気軽にご参加ください。

さらには、開発コンテスト「PLATEAU AWARD 2022」にぜひチャレンジください。

2022年度PLATEAU各種イベントの最新情報は下記の特設サイト「PLATEAU NEXT」をご覧ください。

https://www.mlit.go.jp/plateau-next/

ハンズオンとは

PLATEAUのオープンデータを活用して、サービスをつくる手順を体験いただける3コースをご用意しました。

以下のハンズオンコース①、②、③のいずれかに申し込み頂いた方には、後日他のコースも含めた録画配信と資料配布を予定しています。 なお、コース③「初級ハンズオン「PLATEAUを用いたVR空間の作り方」(第1&2回と同内容)」については参加者上限を先着50名までとさせて頂きますのでご注意ください(先着に漏れた場合でもエントリー頂いた方には録画配信と資料配布を行います)。

① 中級編ハンズオン「Meta Quest 2 で楽しむ PLATEAU VRアプリケーションの開発」

Unity で基本的な開発ができる中級者向の、PLATEAUのデータを Meta Quest 2 などの VRデバイスで体験するアプリケーションを開発するハンズオンです。VRアプリ環境の構築、移動や選択などの機能の実装、さらに機能を追加する方法等を紹介します。※VRデバイスはHTC VIVE / Windows Mixed Realityでも対応可能ですが、メインとしては Meta Quest 2に沿って実施しますので、モーションコントローラーの設定など一部各デバイスに対応できないケースもございます。

【詳細について 9.27追記】

空間の作成とPLATEAUデータの読み込みから、まずは空間内での移動と、移動以外のモーションコントローラーをつかっての操作の実装を行い、VRアプリケーション開発のための基本的な環境構築までを習得します。 具体的な手順としては下記を想定しています。

・VRデバイスに対応したプロジェクトの準備

・PLATEAU都市モデルの準備と読込

・VR空間内の考え方の理解

・実行テストの方法

・空間内を移動するための実装

・地面と空の設定

・コントローラーでの操作

・Quest 2用のアプリのビルド

※内容は多少変更になることがあります。

Unity高橋氏.jpg

講師:高橋 忍 ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社 Senior Solution Engineer

新卒では三菱重工業株式会社 名古屋航空宇宙システム製作所(当時)で海上自衛隊向けヘリコプターSH-60K の新規開発プロジェクトにおいて自動操縦のための制御ソフトウェアの開発に従事。2001年からは現在の日本マイクロソフトで主にテクニカルエバンジェリストとして開発技術の訴求に努め、開発者向け大型イベント de:code の企画・運営や、Windows / Mobile / HoloLans 及び Windows 10 の VR の技術担当として数々のイベントやプロジェクトを手掛ける。2019年末より Unity Technologies Japan で建築分野でのプロジェクトマネージャー として活動。現在はソリューションエンジニアとして xR関連技術をはじめUnity製品や技術の訴求のために活動しています。

② 初級~中級編ハンズオン「PLATEAUで学ぶBlenderの基本操作と3D都市モデルの活用方法」

PLATEAUのデータやその他の3Dデータを利用してBlenderの基本操作を学ぶ初級~中級者向けハンズオンです。 データの表示だけではなく、カメラの設定やレンダリングなど基礎の内容から、アドオンを利用したGISデータや点群データの表示、頂点数削減によるパフォーマンス向上など、中級者向けのポイントもお伝えします。 ぜひ、PLATEAUでお気に入りの画像を作ってみましょう。

T0SRWLZDE-UJ4NCDSLE-0f229a844855-512.jpeg

講師:西尾 悟 株式会社MIERUNE ウェブジーアイエスエンジニア

4年間ほど建設コンサルタントとして河川構造物の設計に従事したのち、現職。Web/GISアプリケーションの開発およびAWSなどを利用したクラウド基盤の構築等を行うエンジニアとして株式会社MIERUNEで働きつつ、週の数日は一般社団法人 社会基盤情報流通協議会事務局(AIGID)へ出向社員として勤務。 最近は点群データにおける機械学習や3DCGの作成、大規模GISデータのGPUを利用した高速処理などに興味があります。

③ 初級ハンズオン「PLATEAUを用いたVR空間の作り方」(第1&2回と同内容)

Unityを用いたPLATEAUのデータの扱い方を学ぶ初級者向けハンズオンです。

講師:HMCN 山本 裕規 & 武村 達也

事前準備

<ハンズオン①:Meta Quest 2 で楽しむ PLATEAU VRアプリケーションの開発>

下記環境のご準備をお願いいたします。

■ 開発環境の準備

Unity Hub

  • Unity 2021 LTS(Unity Hub からセットアップしてください)/ Visual Studio
  • モジュールとして Android Build Support (Open JDK, Android SDK&NDK Tools)を追加してください

Meta Quest / Meta Quest 2 の開発対応

  • Meta Quest 2 をスマフォの Oculus アプリを使って 開発者モードにしておいてください。)

https://holoeyes.zendesk.com/hc/ja/articles/1500001888282

  • Oculus Link のセットアップ(開発中のデバッグは Oculus Link の機能を使って PCと接続して行います)

https://vr-gamequest.com/oculus-air-link-config/

Meta Quest / Meta Quest 2 以外での開発対応

  • Windows Mixed Reality / HTC VIVE 等を利用する場合、それぞれの開発環境を整えてください。(詳細については割愛させていただきます)
  • Steam VR 経由でのアプリ実行ができる環境が必要です。
  • なお、Meta Qest / Quest 2 以外のデバイスでは、対応できない機能等があります。

<ハンズオン②:PLATEAUで学ぶBlenderの基本操作と3D都市モデルの活用方法>

下記リンク先の手順に沿って準備をお願いします。

https://drive.google.com/file/d/1RRtxOI0FQbQIw80sJsOSAlAZ_sP4LOju/view?usp=sharing

<ハンズオン③:VR空間の作り方>

下記リンク先の手順に沿って準備をお願いします。

https://qiita.com/tatsuya1970/private/cf7272d147baea86a0e8

PLATEAU Hack Challengeとは

エンジニア、デザイナー、プランナー、マーケターなどが即席チームを作り、与えられたテーマ(今回はPLATEAU)に対し、それぞれの技術やアイデアを持ち寄り、2日間集中して新しい商品・サービス・システム・アプリケーションなどを開発し、成果を競うハッカソン・イベントです。

今年は、東京、福岡、仙台、呉で開催!

11/5-6開催 PLATEAU Hack Challenge 2022 in 大和ミュージアム(呉)

https://asciistartup.connpass.com/event/256613/

11/12-13開催 PLATEAU Hack Challenge 2022 in enspace(仙台)

https://asciistartup.connpass.com/event/256303/

PLATEAU AWARDとは

PLATEAU AWARDは、オープンデータである3D都市モデルのまだ見ぬ可能性を引き出すため、国土交通省が主催する3D都市モデルの開発コンテストです。 様々な領域のエンジニアやクリエイター、プランナーが自らの技術と3D都市モデルのデータを組み合わせ、新たな価値を生み出すことを期待しています。

PLATEAU AWARD 2022では、PLATEAUがオープンデータとして提供する3D都市モデルを活用した新たなアプリケーションやコンテンツ、エクスペリエンスを対象とします。

作品のタイプについても、PLATEAUが提供する3D都市モデルを利用したものであれば、ジャンルは問いません。

例えば、(1)商用サービスやエンターテインメント系のアプリ、(2)動画やゲームなどのコンテンツやアート作品、(3)都市開発などを目的としたシミュレーションや可視化ツールなどの政策活用ツール、(4)データ変換ソフトウェアなどの3D都市モデルの利便性を向上させるサポートツールなど、あらゆるタイプの作品が対象となります。

また、すでに事業化されているソフトウェアから、個人のアイデアやハッカソン等から生まれたプロトタイプまで、作品の熟度も問いません。

みなさまからのご応募をお待ちしております。

詳細やFAQ、応募については下記サイトをご覧ください。

PLATEAU AWARD 2022 特設サイト

https://www.mlit.go.jp/plateau-next/award/   

PLATEAUとは

PLATEAUは、国土交通省が進めている、3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化のプロジェクトです。

3D都市モデルとは、実世界(フィジカル空間)の都市を、仮想的な世界(サイバー空間)に再現した三次元の都市空間情報プラットフォームです。建物や道路等の都市空間に存在する様々なオブジェクトの三次元形状と、それらのオブジェクトの意味情報(建築物の名称や用途、建設年などの属性情報)をパッケージでデータ化することにより、都市空間そのものを再現するデジタルツインを実現できます。

PlaImage2.png

PLATEAUでは、全国の3D都市モデルを整備し、オープンデータとして公開することで、誰もが自由に都市のデータを活用し、防災、まちづくり、AR・VRなど様々な場面で活用できるようにしています。    

実際の活用事例など、詳細はPLATEAUウェブサイトをご覧ください。

https://www.mlit.go.jp/plateau/

3D都市モデルのデータをブラウザでプレビューができます

https://plateauview.jp/

3D都市モデルのデータについては、「G空間情報センター」でオープンデータ化されているCityGML形式、3DTiles形式、FBX形式等のデータが利用可能です。

https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/plateau   

こんな方におすすめ

  • PLATEAUデータを触ってみたい方
  • 3D都市モデルを活用して社会課題を解決したい/新しい商品・サービスを創ってみたい方
  • 新しい事を始めたくてムズムズしてる方
  • アイデアから形になるまでを学びたい方、体験してみたい方
  • デザイナーやエンジニアでアイデアを形にするのが好きな方
  • ハッカソンが好きな方/試してみたい方      

タイムスケジュール(予定)

time content
18:30 Zoomオープン/事前準備に関するご質問受付
19:00 オープニング/PLATEAU関連イベント紹介
19:05 ハンズオン
20:30 クロージング

開催体制

主催:国土交通省

運営:角川アスキー総合研究所(ASCII STARTUP)

協力:

  • ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社

  • 株式会社MIERUNE

  • HMCN (Hiroshima MotionControl Network)

ご留意事項

  • イベントの様子を記事として公開するために、写真等が記録される場合があります。
  • 申し込み多数の場合は、参加いただけなかった方のために録画配信を予定しています。
  • イベント内容は変更になる場合があります。

注意事項

※ こちらのイベント情報は、外部サイトから取得した情報を掲載しています。
※ 掲載タイミングや更新頻度によっては、情報提供元ページの内容と差異が発生しますので予めご了承ください。
※ 最新情報の確認や参加申込手続き、イベントに関するお問い合わせ等は情報提供元ページにてお願いします。

関連するイベント