作って学ぶ「IoT」実践講座[5日間講座]
イベント内容
実習中心のカリキュラムで「IoT」技術を身につけます
本講座では、IoTの実践に不可欠なセンシング(センサー機能)と小型マイコン(モノを動かす駆動デバイス)を業務で活用するためのスキルを身につけます。また、講師指導のもと、自社で使えるIoTデバイス(試作品)の製作にもチャレンジします。
参加するうえで、プログラミングなど高度なIT知識は不要です。
IoTを使った現場改善を目指す現場部門の方、IoTシステム開発に取り組もうとするITエンジニアの方は、ぜひこの機会をご活用ください。
本講座は、県内中小企業のDX推進を目的に、福井県からの補助を受けて開催します。
<講座のねらい>
自社でIoTを活用するための基本知識および技術を習得することを目指します。
- 講座で使った小型マイコン(Raspberry Pi)やセンサーは、そのままお持ち帰りいただけます。現場でそのまま使用したり、現場のメンバーに提案する材料に利用するなど、IoTの取り組みを加速させるためにご活用ください。
<講 師>
伊本 貴士氏 (1日目担当、講座企画担当)
メディアスケッチ株式会社 代表取締役
NECソフト(株)などIT企業を経て、2009年メディアスケッチ(株)を設立。同社で技術戦略、IoT・AIの導入支援を行う傍ら、日経ビジネススクール等で講師を担当。2016年サイバー大学講師に就任。現在、講演、ビジネススクール、大学、メディアで最新技術を伝える伝道師(テクノロジーエバンジェリスト)として活動中。昨年度より、ふくい産業支援センターのDX戦略アドバイザー。
江崎 寛康氏 (2~5日目担当)
メディアスケッチ株式会社 最高技術責任者 CTO
京都産業大学 理学部計算機科学科卒、北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科を経て、各種システム開発、理化学機器メーカーなどに勤務。2017年からメディアスケッチ(株) CTOに就任。専門分野は、ソフトウェア工学、情報理論、デジタル回路設計。2019年から、ふくい産業支援センター主催のAI、IoT関連研修の講師を担当し、受講者からは実機を活用した講義が講評を得ている。
<スケジュール>
日時(令和5年) | 内容 | |
---|---|---|
1日目 | 3/2(木) 10:00~17:00 | IoTの基本とDXの進め方 |
2日目 | 3/9(木) 10:00~17:00 | Raspberry Pi PicoによるIoTデバイス製作実習 |
3日目 | 3/10(金) 10:00~17:00 | Raspberry Pi Picoによる駆動デバイスの製作 |
4日目 | 3/16(木) 10:00~17:00 | IoTデバイスの自主製作(1日目) ※希望者のみ |
5日目 | 3/17(金) 10:00~17:00 | IoTデバイスの自主製作(2日目) ※希望者のみ |
- 4~5日目は、1~3日目の内容を実践したい方向けのカリキュラムです。業務の都合で参加が難しい方は、1~3日目のみの受講も可能です。(1~3日目の内容でIoTの基本的知識を身につけることが可能です)。
- 今回学習した内容については、講義後も、ふくい産業支援センターが運営する「ふくいDXオープンラボ」で適宜相談することが可能です。
<定 員>
10 社 (先着順)
※1社あたり原則2名まで。3名以上で参加を希望する場合は事前にご相談ください。
<参加費用>
受講料:無 料
教材費:20,000円(税込み)
- 受講費用は通常1名20,000円です。ただし、1社から2名参加する場合で教材を共有する場合は2名で20,000円で受講することができます。
- 教材費は、1~3日目までの実習で使用する小型マイコン、各種センサー類の実費です。4、5日目の自主製作で使用する機器は別途ご購入いただくことになります。
- お支払方法については、別途ご案内いたします。
- 参加者の皆様が使用した教材は、そのまま持ち帰って使用することが可能です。
<前提知識>
- 業務でパソコンを利用している方
- プログラミング経験や電気回路の知識がない方でも十分理解可能です。(講義内容の習得に必要な知識は、講座内で適宜ご指導します。)
<対象者>
福井県内の中小企業で自社のIoTの導入に携わっている方、または携わる予定の方など
<昨年度の受講者の声>
- ここまで手を動かして学べるのは、他に類を見ない素晴らしい講座でした。
- 安価な費用で受講させていただいてありがとうございました。
- テキストに非常に情報が豊富なので見直して活用させていただきたいと思います。
- 電子回路に対する苦手意識が無くなった(文系なので)。
- IoTについて基礎から分かりやすく説明して頂けた点が満足。
<学習内容>
1日目
IoTの基本とDXの進め方
- DXの本質
- 課題の整理方法および優先順位の付け方
- DXをすすめるためのフレームワーク
- 既存社内システムの整理とDXとの融合
- IoTの基本
- IoTで実現するデータドリブン戦略
- 無線通信の動向
- 事例分析1(効率化を目指す製造業)
- 事例分析2(売上予測をする小売業)
2日目
Raspberry Pi PicoによるIoTデバイス製作実習
- マイクロコントローラの基本
- MicroPythonによる制御コードの記述
- LEDの点灯
- 温度計測
- 湿度計測
- ガス濃度計測
- OLEDディスプレイへの文字表示
- 照度計測
- ジャイロセンサーによる傾き計測
- 物体までの距離計測
- GPSによる位置取得
3日目
Raspberry Pi Picoによる駆動デバイスの製作
- 直流モータの制御
- ラジコンサーボモータの制御
- ステッピングモータの制御
4日目、5日目
IoTデバイスの自主製作
4,5日目は、講師指導の下で自主課題として業務において利用するデバイスを制作します。特に制作する予定がない場合は、講師からの制作課題に取り込む事も可能です。
- 自主製作例1:温湿度、ガス濃度、二酸化炭素濃度などを計測し、SDカードに保存する。
- 自主製作例2:遠隔からモータを動かし、水門などを制御する装置を作成する。
- 講師課題は、環境センサ(気温、湿度、気圧、ガス濃度を計測し表示する)を検討しています。
(ご留意事項)
- 自主製作で取り組む内容については講義中に講師がアドバイスします。必要な部品は講師のアドバイスを受けて講座日までにご自身でご購入いただくことになります。
- 高電圧など危険が伴うものの製作については講師の判断で断りする場合があります。
- 自主製作は、必ずしも完成する事を保証するものではありません。
- 講座終了後も、ふくいDXオープンラボの専門家に継続アドバイスを受けることもできます。
<習得できる知識・技術>
- IoTの実践に不可欠な基本知識
- 自社にあったIoTシステムの導入を進めていける知識・ノウハウ
- センサーやマイコンを業務で活用するためのIoTデバイス(試作品)を自作できる基礎技術
キャンセルについて
- キャンセルされる場合は、システム上から手続きをお願いします。主催者へのご連絡は不要です。
- キャンセルする場合は早めの手続きをお願いします。
- 直前のキャンセルはできるだけ避けてください。定員に限りがありますので、なるべく多くの方が参加できるようご協力をお願いします。
本講座の申込受付システムについて
- 本イベントの申込受付は、Doorkeeper社のシステムを利用しています。
- 申し込みが完了すると「info@doorkeeper.jp」から受付完了メールが送信されます。
- 届かない場合は迷惑メールに分類されている場合がありますのでご確認ください。
- スマートフォンのメールの場合は事前に設定を確認し「info@doorkeeper.jp」からのメールを受信できるようにしておいてください
- 事前の連絡メールや、イベント終了後の連絡メール(フォローアップメール)なども同アドレスから送信されます。
その他
- 当日までの間に、主催者から当講座についてのメールをお送りする場合があります。当日の予定の変更など重要なお知らせをする場合がありますので、必ずご一読ください。
- 参加者の方へのご連絡は、電子メールで行います。
- 登録内容等の変更は、講座上で参加者自身でお願いします。主催者では対応しておりませんのでご了承ください。
- 終了時間を若干延長する場合があります。
- 本イベントの内容は都合により変更される場合があります。
<講座概要>
講座名:作って学ぶ「IoT」実践講座
日 時:令和5年3月2日(木) 、9日(木)、10日(金)、16日(木)、17日(金) 各日 10:00~17:00
会 場:福井県産業情報センター(坂井市丸岡町熊堂3-7-1-16)
定 員:10社
主 催:公益財団法人ふくい産業支援センター(TEL0776-67-7416)
注意事項
※ 掲載タイミングや更新頻度によっては、情報提供元ページの内容と差異が発生しますので予めご了承ください。
※ 最新情報の確認や参加申込手続き、イベントに関するお問い合わせ等は情報提供元ページにてお願いします。
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