DX時代を生き抜くための失敗しないプロマネ力
イベント内容
昨今、「デジタル敗戦からの復興」が叫ばれ、企業は生き残りを賭けたデジタル変革(DX)に取組むことが求められています。しかし、企業におけるDXは今一歩進んでいない状況にあります。DXが進まない本質は、DXにおける一番困難な新事業プロジェクトに3つの修羅場『魔の川・死の谷・ダーウィンの海』があるからです。
この3つの修羅場は、絶対失敗しないプロマネである『匠のPM』の『類い希な課題解決力』でプロフェッショナル(プロ)の『高度な課題解決力』を結集できて始めて乗り越えることができます。つまり、現代の全てのプロは、自身が生き残る為にも、類い希とは行かないまでも『高度な課題解決力』を身に着ける必要があります。
プロは元々、課題解決力を保有していますが、課題解決力を経験により高度化するには、大失敗するリスクが伴います。そこで課題解決力を疑似体験により鍛える方法として『ものがたり継承法』をご提案します。
『ものがたり継承法』は、富士通の実践で効果が検証されている方法です。『ものがたり継承法』の富士通における成果である『ものがたり』と『DX実践記』の一例を紹介するとともに、明日から現場で実践可能な『PM四択問題』と『秘密のエピソード』という二つの手法を紹介します。これらの紹介を通して『匠のPM』の知恵を学んで頂くと共に、この二つの手法を実践できるまでの知恵を身に着けて頂きます。
現代は、技術の進歩が急速に進んでおり、絶えず学び直し(リスキリング)が必要と言われています。その学び直しの一番手軽で役に立つ方法が、現場の実践で発見した知恵を互いに学び合うことです。『PM四択問題』と『秘密のエピソード』は誰でも簡単に作成可能で、現場の知恵を学び合うことに役に立ちます。
ぜひ現場に持ち帰って、課題解決のちょっとした知恵を互いに学び合う活動から始めて、組織の活動に発展させてください。
講師
物語りラボ ナレッジハンター 吉野 均 氏
【 講師略歴 】吉野 均 氏
1977年3月東京工業大学卒業。同年4月富士通株式会社に入社。現役時代37年間は、主に金融機関様などのお客様向けプロジェクトを、担当者・リーダー・管理者・責任者の立場から経験。現場で起こる様々な課題解決を通し、プロジェクトマネジメント(PM)力を身に付けた。2014年6月嘱託再雇用後の5年半は、現場力・実践力といったナレッジ継承活動に取組み、その活動を通してユニークなPMノウハウ継承法である『ものがたり継承法』を確立した。退職直後の2020年1月より、在職時の43年間の経験を活かして『ものがたり継承法』の講師とナレッジハンター業を開始し、現在に至る。
・2018年8月 PM学会「文献賞」受賞:「ものがたり」を使ってPMナレッジを継承
・2018年12月 PM学会誌に論文掲載:『ものがたり』を介したPM実践知の継承法
・2020年8月 社会情報大学院大学 実務家教員養成課程 修了
・2020年11月 PM学会秋季大会論文発表:疑似体験が経験を補完できる条件に関する考察
・2021年11月 PM学会秋季大会論文発表:未成熟な『PM基本知識』と機能しない『経験で継承』への処方箋
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