KURASHICOM Tech Talk #4 社内受託にならないエンジニアチームのつくり方

「北欧、暮らしの道具店」を運営する株式会社クラシコムのエンジニアチームが、「社内受託にならないエンジニアチームのつくり方」をテーマにお話しするトークイベントを10月16日（月）19:00-20:30に開催します。

📝開催概要：社内受託にならないエンジニアチームのつくり方

2007年に開店した「北欧、暮らしの道具店」は、アパレルや雑貨など様々な商品をEC販売しながら、コラム・ドキュメンタリー・ドラマ・ポッドキャストなど様々なコンテンツを発信することで、世界観（ライフカルチャー）に共感する方々とのつながりを作り出す「ライフカルチャープラットフォーム」として成長してきました。

北欧、暮らしの道具店

「北欧、暮らしの道具店」は元々はASPを使ったECサイトでしたが、さらに独自性をもったプラットフォームとして成長するために、約10年経った2016年に自社開発システムに切り替えをしました。そして、それをきっかけにエンジニア採用を本格化し、2018年に社外取締役に倉貫義人氏を迎えて組織の育成に励んできました。

その結果、商品販売部門や編集部門など、既存の各部署と密に連携しながらシステム開発・改善を重ね、2019年にリリースしたスマホアプリは300万DLを突破、2023年7月期の年間売上は60.6億円に達するまでに成長しました。

そんな「北欧、暮らしの道具店」の成長に欠かすことのできないエンジニアチームと共に歩んだ経験を元に、倉貫氏によってエンジニア特有の人材マネジメントについてにまとめられたのが、2023年6月に出版された『ひとが増えても速くならない〜変化を抱擁せよ〜 』（技術評論社）』です。

そこで本イベントでは本書の発売を受けて、執筆のきっかけとなったクラシコムのエンジニアたちによるトークイベントを開催します。

テーマとなるのは、本書の中でも言及されている「社内受託にならないエンジニアチームのつくり方」です。エンジニアがいなかった組織の中で、どのようにエンジニアチームが各部署と連携をしながら健全に成長してきたのかを実際の事例を元にお話します。

事例となるのは、エンジニアが中心となり、2022年から2023年に約1年をかけて物流部門、管理部門、商品販売部門など、さまざまな部署と連携をしながら進めた倉庫管理システムの変更プロジェクト。その「開発プロセス」「エンジニアのスタンス」はエンジニア担当が、「マネジメント」について倉貫氏とエンジニア部門部長が登壇します。

エンジニアの方々もちろん、エンジニアのチーム組成にご興味のある方等のご参加をお待ちしています。

🗒️イベント概要

• 開催日時:2023年10月16日（月）19:00-20:30
• 会場:ZOOMによるオンライン・ウェビナー配信
• 参加料:無料
• 対象：エンジニア、エンジニアのチーム組成にご興味のある方

📱🖥️参加方法：ウェビナー

本イベントはZOOMのウェビナー配信となります。お申し込みのメールアドレス宛にウェビナーリンクをお送りします。 また、こちらのページからお申し込み後、本ページ上部に記載される「参加者への情報」のウェビナーURLからお入りください。

✍️トークテーマ

社内受託にならない内製チームのつくり方〜変化を抱擁しながら進むクラシコム開発組織の事例〜

lightning talk　19:20-19:40

• 社内受託にならないための「開発プロセス」木村茉由　
• 社内受託にならないための「エンジニアのスタンス」岩橋孝紀

talk session 19:40-20:00

• 社内受託にならないための「マネジメント」倉貫義人/村田省吾

*時間割は参考です。詳細はイベントの進行によって前後しますことをご了承ください。

🗣️登壇者

クラシコム　テクノロジーグループ

社外取締役（株式会社ソニックガーデン　代表取締役） 倉貫義人（写真・中央右）

大手SIer入社後、社内ベンチャーを立ち上げる。2011年にMBOを行い、株式会社ソニックガーデン設立、代表取締役に就任。2012年 株式会社イシュラン設立、取締役、2017年 株式会社テイルスガーデン代表取締役に就任。月額定額＆成果契約で顧問サービスを提供する「納品のない受託開発」を展開。全社員リモートワーク、オフィスの撤廃、管理のない会社経営など新しい取り組みも行っている。2018年7月より当社社外取締役。

執行役員　システムプラットフォーム部部長 村田省吾（写真・右から2番目）

大学在学中にフリーランスを経てWeb制作会社を立ち上げ後、リクルート・SaaSスタートアップにてグロースやプロダクトマネジメントを担当。2019年、クラシコムに入社。現在は、システムプラットフォーム部部長として、クラシコムを支えるシステム全体を管轄する。 好きなこと：チームの共通言語を作ること。キャンプとビールと自転車。

システムプラットフォーム部部長 テクノロジーグループ　エンジニア 木村茉由（写真・中央左）

2007年にSIerに入社し、主に業務システム開発に従事、後半はアカウントマネージャーとして所属部署の売上目標達成のためのアカウントプラン作成・運用に携わった。2022年にクラシコムに入社後は倉庫管理システムのリプレースPJに参画し、現在は基幹システムを中心に業務改善に取り組んでいる。好きなこと：ゲーム

システムプラットフォーム部部長 テクノロジーグループ　エンジニア 岩橋 孝紀（写真・左から3番目）

1993年生まれ。新卒でSIerに入社し、システムエンジニアとしてアパレル系の基幹システム構築プロジェクトに3年間関わる。不動産系のベンチャー企業にWebエンジニアとして転職し、その後2020年クラシコムに入社。現在ではサーバーサイドをメインで担当。好きなこと：猫と椅子

参考リンク

クラシコム青木社長が学んだ、反直感的なエンジニア組織のマネジメント──総クリエイター時代の経営とは？

ロジチームの紹介 ―物流と会計と私―