診療実績管理とレセプト処理合理化のためのデータモデル@新横浜

2024/11/16(土)14:00 〜 17:00 開催
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#DX

イベント内容

懇親会の人数確定のため、11//12(水) 18:00で一旦募集を中断します。勉強会のみは申し込めます。

診療実績管理とレセプト処理合理化のためのデータモデル

自治体システムの標準化を含めた「行政DX」が生み出す果実のひとつが「医療DX」です。その起点となる診療実績とレセプトの統合的組織化のためのデータモデルを渡辺幸三氏が無料で公開しました(診療とレセプトのデータモデル)。まずはそこで公開されているデータモデルをじっくり読んでみてください。このモデルを理解し、議論するための勉強会です。

データモデル理解のためのその1:表記法について

このモデルは三要素分析法(または渡辺式)と呼ばれている表記法で書かれています。表記法にはほかにIE表記法(Information Engineering)やIDEF1表記法(Integration Definition for Information Modeling)、TM(Theory of Models)記法、TH(Tsubaki-Hotaka)記法などがあります。三要素分析法の特徴は項目を横に並べる点です。このため、項目名の下にデータの具体値(インスタンス)を書き添えて、エクセルシートを眺めるようにデータ構造を理解できます。表記法に関しては、IT勉強宴会のERD表記法の解説ページをご覧ください。また、方法論について解説している渡辺幸三氏のページも参考になります(無料のモデリングツールも公開されています)。

データモデル理解のためのその2:テーブル関連は3種のみ

データモデルにおいてテーブル間の関係(トポロジー)には3種類しかありません。①親子関係(例:品目と倉庫と倉庫在庫) ②参照関係(例:受注見出しと顧客マスタ) ③派生関係(例:取引先と顧客)。今回のブログでは派生関係は出てきていません。親子の場合は、親の主キー(下線)の項目が、子の主キーの一部になっています。参照関係では、参照元の外部キーが参照先(表記上左側にずれて置かれる)の主キーになっています。また、親に対する子、参照先に対する参照元は多重度1対多の関係となり、三要素分析法のデータモデル上で右側にずらして配置されます。

データモデル理解のためのその3:医療DXのモデルとして

このデータモデルであらわされた構造が、現状の標準保険診療の業務を網羅しているかという視点で読んでみてください。私(佐野)も素人ですので保険診療については一般常識しか知りませんが、それでも判断出来る事は多いです。少しでも医療システムに携わっている方は、現在のシステムとの違いを考えて積極的に発言してください。そして何よりも、なぜ的確なデータモデルがDXの起点になるのか、を考えてほしいと思います。

タイムテーブル

2024年11月16日(土曜日)14:00スタート(13:30開場)

 時間   発表者   テーマ(予定)  
14:00-14:05 佐野 開会あいさつ
14:05-14:25 小貫陽介氏 医療DXの現状についての解説
14:25-15:35 渡辺幸三氏 モデルの解説
15:35-15:45 休憩
15:45-16:05 岩崎和隆氏 マイナ保険証の弱点について
16:05-16:20 古関雄介氏 医療DX実装に関するアイデア
16:20-16:40 全員 質問&ディスカッション
16:40-16:50 渡辺幸三氏 議論のふりかえり

場所

リアル会場は新横浜駅 徒歩10分  オンライン(zoom)

懇親会費用(オンラインは無料)

1人4500円です(懇親会費用)

以上

注意事項

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