古河電工のDX ~重要施策とAI活用事例~
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イベント内容
古河電工のDX ~重要施策とAI活用事例~
概要
IPAによる「DX動向2024」によると、DXに取り組んでいる企業( 「全社戦略に基づき、全社的にDXに取り組んでいる」、「全社戦略に基づき、一部の部門においてDXに取り組んでいる」、「部署ごとに個別でDXに取り組んでいる」の合計)は7割強に達する一方で、DXの取り組みに対し、「すでに十分な成果が出ている」と回答した企業の米国との差はいまだ全般的に大きくなっています。
従業員規模別にDXの取り組み状況を見ると、全社戦略に基づいてDXに取り組んでいる企業は1001人以上の大企業では87.6%と高いものの、規模が小さくなるにつれ取り組み状況は下がっていく傾向があります。
では大企業のDX推進状況は順調なのか―
デロイトトーマツベンチャーサポート㈱調べ「ネクスト・ノーマル社会構築に向けたDX推進の現状調査」(2020年)によると、DX推進を大幅に加速させる必要があると回答した大企業の中で、「計画通りに進んでいる」と回答した企業は17%に留まり、残りの83%は計画より遅れている、計画が立っていないとしています。
これらのデータから、大企業はDXの取り組みに注力しているものの、大企業ならではのDX推進における難しさがあることが垣間見られます。
今回のウェビナーは、1884年創業と実に140年もの歴史を持ち、グループ会社数124社、グループ従業員数52,757名、連結売上高1兆565億円にのぼる、製造業において誰もが知る大企業である古河電気工業株式会社のDX&イノベーションセンター(DXIC) センター長 野村 剛彦氏をお招きし、同社のDXの取り組み状況や、推進上の課題、デジタル人材育成などを多角的に語っていただきます。
ウェビナーでは、「古河電工のDX ~重要施策とAI活用事例~」と銘打ち、同社のグループ概要から、目指すべきDXの姿をお示しいただいた上で、現在地と重要施策の取り組み内容を、データ収集と連携などの基盤部分、データの活用シーンの具体、データ活用人材の育成と、包括的に解説いただきます。
またデジタルソリューション部門の役割と取り組みを、推進の中での現場との連携の難しさや、人材育成のポイントを交えて語っていただきます。
大企業におけるDXの取り組みを詳細に聞くことができる非常に貴重な機会となります。
ぜひ、この機会にご参加いただけましたら幸いです。
講談内容
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古河電工とは
- 会社概要、グループ概要、グループのパーパスなど
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古河電工が目指すDX
- 古河電工のDXビジョン、ものづくりDXの目指すべき姿と現状
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重要施策①データ・環境を整える
- 経営に資するデータ連携、工場系システムの標準化、データ統合基盤と連携
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重要施策②活用シーンを拡大する
- 各事業における具体のDXソリューションの活用事例
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重要施策③データ活用スキルを育成する
- デジタル人材育成、生成AIの活用推進など
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デジタルソリューション部の役割
- ソリューションの型決め、事業部門別DXの状況把握、デジタル専門人材の育成
- 次世代リーダーへのメッセージ
登壇者
野村 剛彦
古河電気工業株式会社 戦略本部 DX&イノベーションセンター(DXIC) センター長
古河電気工業株式会社にて、化合物半導体(半導体レーザ、パワートランジスタ)のエンジニアから社歴をスタートさせ、2017年に研究開発本部解析技術センターのセンター長に就任し,先端分析・シミュレーション・AI/IoTなどの基盤技術の社内適用・推進を統括。
その後、AI/IoT部門が独立して戦略本部に移管され、2023年には情シス部門と融合してデジタルトランスフォーメーション&イノベーションセンターが設立され、センター長に就任。
全社DXの推進組織の責任者として、デジタル技術を活用した“ものづくり革新”をはじめ、DX起案、AI/IoTソリューション構築、 ICT基盤(業務アプリ、インフラ・ガバナンス)等を推進している。
福本 勲
合同会社アルファコンパス 代表CEO
1990年3月、早稲田大学大学院修士課程(機械工学)修了。
同年に東芝に入社後、製造業向けSCM、ERP、CRMなどのソリューション事業立ち上げに携わり、その後、インダストリアルIoT、デジタル事業の企画・マーケティング・エバンジェリスト活動などを担うとともに、オウンドメディア「DiGiTAL CONVENTiON」を立ち上げ、編集長を務め、2024年に退職。
2020年にアルファコンパスを設立し、2024年に法人化、企業のデジタル化やマーケティング、プロモーション支援などを行っている。
また、企業のデジタル化(DX)の支援と推進を行う株式会社コアコンセプト・テクノロジーをはじめ、複数の企業や一般社団法人のアドバイザー、フェローを務めている。
主な著書に「デジタル・プラットフォーム解体新書」(共著:近代科学社)、「デジタルファースト・ソサエティ」(共著:日刊工業新聞社)、「製造業DX - EU/ドイツに学ぶ最新デジタル戦略」(近代科学社Digital)がある。
主なWebコラム連載に、ビジネス+IT/SeizoTrendの「第4次産業革命のビジネス実務論」がある。その他Webコラムなどの執筆や講演など多数。2024年6月より現職。
田口 紀成
Koto Online編集長
2002年、明治大学大学院 理工学研究科修了後、株式会社インクス入社。
自動車部品製造、金属加工業向けの3D CAD/CAMシステム、自律型エージェントシステムの開発などに従事。
2009年にコアコンセプト・テクノロジーの設立メンバーとして参画し、3D CAD/CAM/CAEシステム開発、IoT/AIプラットフォーム「Orizuru」の企画・開発などDXに関する幅広い開発業務を牽引。
2014年より理化学研究所客員研究員を兼務し、有機ELデバイスの製造システムの開発及び金属加工のIoTを研究。
2015年に取締役CTOに就任後はものづくり系ITエンジニアとして先端システムの企画・開発に従事しながら、データでマーケティング&営業活動する組織・環境構築を推進。
2023年3月、編集長として製造業のDXに携わる人のためのメディア「Koto Online」を立ち上げた。
※講師の所属及びプロフィールは2024年12月現在のものです
参加費
無料
ご注意事項
- 約60分のイベントです。通信環境の良い場所でご覧ください。
- スマートフォンからでもご覧いただけますが、講演資料の見やすさからPCでのご視聴をお勧めします。
- 開始時間を過ぎた後からでもご視聴いただけます。
- 主催者は、主催者の判断により、参加登録者の承諾を得ることなく、また参加登録者への事前の告知を行うことなく、任意に本イベントの全部または一部を変更または中止する場合があります。
- 本イベントにお申込みいただいた方には、株式会社ZUU、株式会社コアコンセプト・テクノロジーから営業、マーケティングのお知らせなどをお送りする場合があります
- イベント前日や当日など、直前にお問い合わせをいただいた場合、開催までにご返信ができないことがございますのでご了承ください。