TokyoWomen.rb #1
イベント内容
概要
TokyoWomen.rbは、女性も参加しやすい(でも女性限定ではない)Ruby勉強会です。
登壇者は全員、女性エンジニアです。 また、参加枠として「女性専用枠」を設けることにより、参加者が男性だけに偏らないように配慮しています。
女性限定イベントではないので、男性エンジニアも参加可能です。 「Rubyが好きで、もっとプログラミングを勉強したい!」という方であれば、どなたでも参加していただけます。
参加対象者
勉強会に行ってもっとスキルアップしたい女性エンジニアさん
(男女を問わず)とにかく技術が好き!Rubyが大好き!なRubyistのみなさん
IT業界で働く女性の友達を増やしたい方、活躍する女性Rubyistの登壇を聞きたい方、etc
※ リクルーティング、勧誘など、採用目的でのイベント参加はお断りしております。
※ 飲食のみを目的としたご応募・ご来場はご遠慮ください。
※ 補欠者の方は、ご来場いただいてもご入場いただくことが出来ませんのでご了承ください。
※ 欠席される場合は、お手数ですが速やかにキャンセル処理をお願い致します。
参加者のみなさまへ
臨時託児室も用意していますので、子育て中のパパ・ママエンジニアも気軽にご参加ください。
イベント会場は六本木グランドタワー8階の「SmartHR Space」になります。六本木一丁目駅または六本木駅からの経路については「SmartHR新フロア8Fの行き方|SmartHRオープン社内報」をご覧ください。
受付で参加費1,000円を徴収いたします。なるべくお釣りが出ないようにご協力よろしくお願いします(参加費はケータリングなどに使われます)。
タイムスケジュール
各登壇内容の詳細はこのあとのセクションで紹介します。
時間 | 登壇者 | タイトル |
---|---|---|
12:30-13:00 | 会場・受付 | |
13:00-13:10 | オープニング | |
13:10-13:25 | makicamel | Ruby でつくる CLI 横スクロールアクションゲーム〜Road to RubyKaigi〜 |
13:25-13:35 | nobu09 | 推しメソッドsource_locationのしくみを探る - はじめてRubyのコードを読んでみた |
13:35-13:50 | 松嶋瑛奈 | Ruby on Railsで持続可能な開発を行うために取り組んでいること |
13:50-14:00 | tamiko.f | 機能が複雑化しても頼りになるFactoryBotの話 |
14:00-14:10 | 休憩 | |
14:10-14:20 | スポンサーLT | |
14:20-14:50 | しおい | 【招待講演】たのしいSocketのしくみ / Socket Under a Microscope |
14:50-15:00 | misamisa | AWS LambdaでRuby × LINE Botアプリを開発し、 クライアント・サーバーの理解が深まった話 |
15:00-15:10 | まっちゃん | テストスケルトンで抜け漏れ防止!RSpecを用いた効率的な開発設計の共有 |
15:10-15:20 | 休憩 | |
15:20-15:30 | スポンサーLT | |
15:30-15:45 | maimu | Rails 1.0のコードで学ぶfind_by_* とmethod_missing の仕組み |
15:45-15:55 | 24not | 分岐地獄を脱出した話:抽象メソッド化と動的なインスタンス生成 |
15:55-16:10 | Hashino Mikiko | Ruby、一緒に成長しよう! ~ アップグレード奮闘記 ~ |
16:10-16:25 | youchan | ruby.wasmのはじめかた |
16:25-16:35 | 休憩 | |
16:35-16:40 | スポンサーLT | |
16:40-17:10 | 鳥井雪 | 【基調講演】Rubyと自由とAIと |
17:10-17:15 | クロージング | |
17:15-18:30 | 懇親会(準備含む) |
参加費
1,000円
(参加費はケータリングなどに使われます)
託児室について
今回のイベントでは臨時託児室を用意します。 概要は以下のとおりです。
株式会社SmartHR内会場横のスペースを臨時託児室として利用します。
託児室の運営は外部業者に委託します。
追加料金は不要です。(通常の参加費1000円のみで利用可。託児サービス料はスポンサーさまの協賛金で支払われます)
男女(パパ・ママ)を問わず利用できます。
託児可能な時間帯は開場からイベント終了までです。
詳細は以下の要項をご覧ください。
託児室について - TokyoWomen.rb
登壇者と講演内容のご紹介(敬称略)
基調講演「Rubyと自由とAIと」
鳥井 雪
Rubyは自由度の高い言語と言われています。でもその「自由」って具体的にはどういうものでしょう。記述の柔軟性、それだけ?
このトークでは、SESプログラマーからNPO団体に転職した立場から見て、Rubyがプログラマーにとって、女性にとってどのような「自由」をもたらすのか、そしてAI時代におけるプログラマーと学習について語ります。さらに、DEI(Diversity, Equity, Inclusion)の視点から、多様な開発者が技術の未来を作ることの重要性を探ります。
RubyとAIを味方につけて、楽しく世界を変えていきましょう。
プロフィール
プログラマー、NPO法人Waffleカリキュラム・マネージャー、万葉フェロー。著書に『ユウと魔法のプログラミング・ノート』(オライリー・ジャパン)、翻訳書に『ルビィのぼうけん』(翔泳社)、『Girls Who Code 女の子の未来をひらくプログラミング』(日経BP社)等。令和5年度版東京書籍の国語教科書にプログラミングに関する文章掲載。Rails Girls TokyoやNPO法人Waffle等において女性や初学者のための活動経験多数。2024年Forbes Japan「Women In Tech 30:テクノロジー領域で未来を創造する30人の女性」選出。
招待講演「たのしいSocketのしくみ / Socket Under a Microscope」
塩井 美咲
わたしたちがネットワークにつながるとき、コンピュータの中では一体何が起こっているのでしょう?
その謎を明かすため、Rubyのネットワークライブラリであるsocketを(顕微鏡で覗くように)読み解いていきたいと思います。ネットワーク接続の主役であるソケットとRubyの間で繰り広げられる物語をおたのしみいただけるとうれしいです。
プロフィール
2018年よりプログラマーとしてのキャリアを開始。現在は株式会社エス・エム・エスにてプロダクト開発に携わる。
2021年〜プログラミング言語Rubyの国際カンファレンスRubyKaigi登壇。2023年度Rubyアソシエーション開発助成プロジェクト「socketライブラリへのHappy Eyeballs Version 2 (RFC8305)の導入」の取り組みにより2024年11月Rubyコミッターに就任したばかり。
地域RubyコミュニティAsakusa.rbメンバー。
公募講演
makicamel「Ruby でつくる CLI 横スクロールアクションゲーム〜Road to RubyKaigi〜」
ゲームは遊ぶだけでなく、つくる過程もまた楽しみです。Ruby を使えば開発の楽しさはさらに広がります。
本セッションでは、Rubyist が迫りくる〆切やバグに立ち向かいながら RubyKaigi 参加を目指す、ターミナル上で動作する横スクロールアクションゲーム「Road to RubyKaigi」を実装する様子をご紹介します。
nobu09「推しメソッドsource_locationのしくみを探る - はじめてRubyのコードを読んでみた」
私の好きなRubyのメソッドはMethod#source_locationです。メソッドの定義場所を教えてくれる直感的で便利なメソッドですが、どのような仕組みで情報を取得しているのか気になりました。
Rubyを長く使ってきたものの、内部のコードを読んだことはありませんでした。そこでふと思い立ち、RubyのコードをクローンしてC言語のコードを読んでみました。すると、わからないなりにもいくつか目新しい気づきがありました。
このトークでは、好きなメソッドをきっかけに、拙いながらどのようにRubyのコードを読んでいったかをお話します。
松嶋瑛奈「Ruby on Railsで持続可能な開発を行うために取り組んでいること」
ソフトウェアの「単純さ」を保つことは、持続可能な開発を実現する上で重要な要素です。しかし、アプリケーションが成長するにつれて、コードベースの肥大化や、データ量やコードの複雑さの増加によるパフォーマンス低下といった課題は避けられません。
本発表では、9年目を迎えたRailsアプリケーションを運用する中で、信頼性を担保しながら開発生産性を維持するために実践している取り組みを紹介します。具体的には、定期的なデッドコード削除の運用や、Datadog APMを活用したパフォーマンス監視と改善の事例を、プロダクションコードを交えて解説します。安全に、そして楽しくRubyを書くための工夫を話せたらと思います。
tamiko.f「機能が複雑化しても頼りになるFactoryBotの話」
テストを書くときに欠かせないツールといえばFactoryBotですよね。私自身、観点が抜けがちなタイプで、あまりきれいなテストを書くのが得意ではありません。
今回は、FactoryBotを使ってテストの可読性や堅牢性を向上させてテストの質を上げる最初の一歩を、サンプルコードを交えながら書きました。少しの工夫で複雑な機能が増えるほど「やっておいてよかった」「書き忘れが減りそう」と思える大好きな書き方を紹介させてください。
misamisa「AWS LambdaでRuby × LINE Botアプリを開発し、クライアント・サーバーの理解が深まった話」
株式会社ソニックガーデン入社2年目の新人プログラマとして、初めてRubyを用いたLINE Bot連携アプリを開発した経験を共有します。
Rails環境での開発に慣れていた私にとって、Lambda上でRubyを使いリクエストの送信やレスポンスの処理を実装することで、データの送受信の仕組みをより深く理解できました。
RubyやRails初心者の方が、より深く理解を深めるためのヒントになれば幸いです。
まっちゃん「テストスケルトンで抜け漏れ防止!RSpecを用いた効率的な開発設計の共有」
Railsアプリケーションを開発する中で、テストパターンが多い開発では、テストの抜け漏れやレビュー負荷の増大が課題でした。
本発表では、コードを書く前にRSpecにテストスケルトンを作成し、それを事前にレビュー&承認するプロセスを導入した事例を紹介します。
このアプローチにより、実装前にテストの網羅性を確認でき、テスト/実装パターンの抜け漏れが減りました。また、レビュアーも全体の見通しを立てやすく、レビュー効率も向上しました。
具体的な進め方や得られたメリット等を共有します。
maimu「Rails 1.0のコードで学ぶfind_by_*とmethod_missingの仕組み」
Rubyの面白さをより強く実感したのが「メタプログラミング」でした。
初めてRubyのメタプログラミングを学んだとき、「謎のワクワク感、面白さがあるぞ!」とゾクっとしたのが忘れられません。そして、興味が赴くままにRails 1.0のActive Recordのコードリーディングをした際に遭遇したのがデータベースの検索で使われていたmethod_missingです。
Rails 1.0の頃はfindなどのデータベース検索メソッドが今と実装と使い方が異なる部分がありました。そこにmethod_missingがどのように関係していたのかを学んでRubyのメタプログラミングの面白さを一緒に体感しましょう!
24not「分岐地獄を脱出した話:抽象メソッド化と動的なインスタンス生成」
Excel、CSV、PDFなど異なる形式・フォーマットの売上明細を取り込む中で、分岐や処理が複雑化していた売上計上システムを改善しました。RubyのNotImplementedErrorを用いた擬似的な抽象メソッドを備えた基底クラスを作成し、実装ルールを厳格化。さらに、constantizeを用いて動的にクラスを解決することで分岐を削減し、コードの保守性を向上した事例を、具体的なコード例とともに紹介します。
Hashino Mikiko「Ruby、一緒に成長しよう! ~ アップグレード奮闘記 ~」
Findy Team+では、2~4週間程度で最新のRubyのバージョンに追従しています。
私は、2024年7月に入社してから現在までRubyのアップグレード作業をおこなってきました。
今回はRubyのマイナーバージョンのアップグレード作業の経験について共有します。
最初にアップグレード手順を共有したあとに、その手順に沿って私がRuby3.3系から3.4系にアップグレードした際におこなったことやつまづいたことを話します。
youchan「ruby.wasmのはじめかた」
近頃、Rubyの界隈でruby.wasmとかブラウザで動くRubyという話をよく耳にするようになりましたね。とても気になっているrubyistも多いでしょう。
本トークではruby.wasmのはじめかたを丁寧に解説します。また、拙作のwasm-dev-kitによるより快適なruby.wasmの開発をお見せします。
アンチハラスメントポリシーについて
TokyoWomen.rbではKaigi on Rails 2024のアンチハラスメントポリシーに準拠しています。イベントに参加するみなさんは以下のリンク先に書かれたポリシーを遵守するように心がけてください。
Kaigi on Rails 2024 アンチハラスメントポリシー
Q&A
Q. 女性限定ではなく男性も参加できるのはなぜですか?
開発の現場や勉強会には男性と女性がバランス良くいてほしいと考えているためです。
女性限定にしてしまうと、それはそれで多様性がなくなってしまいます。
女性エンジニアと男性エンジニアの相互理解のためにも、男性の参加は必要だと考えています。
Q. Ruby初心者ですが、参加しても大丈夫ですか?
はい、全然問題ありません。いわゆる「駆け出しエンジニア」さんも男女を問わず大歓迎です!
Q. 女性ですが、性別不問枠に申し込んでも構いませんか?
女性の方は原則として女性専用枠に申し込んでください。
ただし、女性専用枠が満席になった場合は性別不問枠に申し込んでもらっても構いません。
スポンサー
TBD
スタッフ
本イベントに関する質問やお問い合わせ事項があれば、以下のメンバーまでご連絡ください。
大倉雅史(@okuramasafumi、主催者)
えりりん(@suuuuengch)
かわかみ(@kota_syan)
ゆりこ(@yuriko12111)
ちーすけ(@16bit_idol)
南谷祐貴(@yuki3738)
伊藤淳一(@jnchito)
ハッシュタグ
注意事項
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※ 最新情報の確認や参加申込手続き、イベントに関するお問い合わせ等は情報提供元ページにてお願いします。
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