基幹システムとデータ分析(第101回IT勉強宴会)

2025/02/28(金)18:30 〜 21:00 開催
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イベント内容

懇親会の人数確定のため、2/25(火) 18:00で一旦募集を中断します。勉強会のみは申し込めます。
当日はYouTubeでライブ配信する予定です。URLが発行されてから、ここのメッセージとメーリングリストには通知する予定ですが、事前にここをフォローしておいてもらえると通知されます。なを、それをいつまで見れるようにするかは未定です。

基幹システムとデータ分析

渡辺幸三氏が大変示唆に富むブログを書かれました。それについて有識者によるLT&座談会を開催します。

基幹システムが劣化するとデータ分析が栄える(「設計者の発言」より)

詳しくはブログを読んでほしいのですが、「基幹システムがポンコツであるゆえにデータ分析サービスが繁盛している、という残念な実態があるのではないか」という問いかけです。まともな基幹システムであれば、基本的なデータ分析処理は内部で完結するため、大袈裟なデータ分析基盤は要りません。ポンコツな基幹システムを納品したベンダー自身が、後付けでデータ分析サービスを提案することさえあります。

この問題の根底には、「基幹システムのあるべき姿」が不明確なままシステム企画が進行してしまう、というユーザ企業の姿勢がありそうです。その都度に必要なモジュールを個別開発するうちに、システムがツギハギだらけになる。または、自社の強みを認識しないまま、「グローバルスタンダード」の甘言に載せられて高価なERPを導入する。いずれの場合でも、重要なデータをシステムの外側で管理せざるを得ないのが実情です。Excelを含めた雑多なデータストアが関わるためにデータ項目の統制は失われ、高級な分析基盤を導入しても意義ある分析結果は得られません。

そういった事態を避けるために、基幹システムのあるべき姿を明確にしたうえで、これに沿って移行計画を粛々と進めるべきです。この主張に対して、「事業は変化発展するものであるゆえに、それを支える基幹システムのあるべき姿など規定できない」という批判があるかもしれません。しかし、「あるべき姿が規定されていない工学構築物」の維持は統制不能で、遅かれ早かれ九龍城のようなカオスに落ち込みます。ゆえに、暫定的でもいいので「あるべき姿」を明確にし、これにもとづく移行計画に従うべきではないでしょうか。ここらへんについても、多くの方々と意見を交わしたいと思います。

発表者のプロフィール

渡辺幸三氏:データモデリングの第一人者「データモデル大全」他
久保敦啓氏:fusion_place 開発者、オープンソースソフトウェア開発者
一倉徹氏:IBMやDAMAでデータモデルを普及
三輪一郎氏:プライド社で概念モデルを普及
中山嘉之氏:日本のデータモデル創始者のひとり

タイムテーブル

2025年2月28日(金曜日)18:30スタート(18:00開場)

 時間   発表者   テーマ(予定)  
18:30-18:35 佐野 開会あいさつ
18:35-19:00 渡辺幸三氏 ブログの主張についての基調講演
19:00-19:15 久保敦啓氏 循環する「基幹システムと現場の視点」
19:15-19:30 一倉徹氏 情報系システムから見た業務システムの問題点
19:30-19:45 三輪一郎氏 これからのデータ利活用の原理原則
19:45-20:00 中山嘉之氏 主張4
20:00-20:30 有識者 質問&ディスカッション
20:40-22:40 (現地集合者で懇親会)

場所

リアル会場は新大阪駅 徒歩3分程度の予定  オンライン(zoom)

懇親会費用(オンラインは無料)

1人4000円です(懇親会費用)

以上

注意事項

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