Webアクセシビリティの学校 in 福岡(2016/2/6)
イベント内容
「Webアクセシビリティの学校」は、アクセシビリティを確保したWebコンテンツ制作の基礎を学ぶ講座です。
「Webアクセシビリティって何?」というWeb制作者、Web担当者の皆さん、日頃のWebコンテンツ制作の業務の中で、すぐに実践できることがあります。Webアクセシビリティを確保することによって、より多くのユーザーが、より多くの場面で、より多くの利用環境から皆さんのWebコンテンツを利用できるようになります。
受講者の声:
- すでに取り組んでいる項目は、理論づけられましたし、取り組んでいない項目については、今後取り入れていきたいと思いました。(2015/11/7 岡山)
- 持ってる知識のレベルがわかり、古い知識だったりモヤっとしているところがきちんとアップデートできて、さらにとても面白かったです!(2015/11/7 岡山)
- 今回アクセシビリティの話を伺い自分が見えていなかった大切なことを教えていただきました。しかも、途中までは「サイトのターゲットが違うからなぁ」などと考えておりましたが、話が進むにつれてそこに関しても「だから"ダメ"なんだ!」って言われた気になりました。(2015/9/11 東京)
- アクセシビリティを上げることは、障害のある方だけではなくまさに誰もがどんな状況下でも利用しやすい環境に整えていくことなのだと大変勉強になりました! アクセシビリティ体操お気に入りです!(2015/9/11 東京))
- 感覚的に考えていたことが、かなりロジカルな考えに転換しました。今後の制作の際、大きな変化がありそうです。ありがとうございます。(2015/9/2 大阪)
- 基本のことから教えていただいたので、ディレクション&デザイン&コーディングそれぞれの視点から気を付けた方が良いことが分かりました。(2015/9/2 大阪)
- 普段の仕事で取り組んでいることが、アクセシビリティの向上につながっていることが実感できて良かったです!ハードルは思った以上に低いのかもと感じました。(2015/7/17 高松)
- 3時間でしたが、短く感じました。(2015/7/17 高松)
- とてもテンポが良く、時間がすぎるのがとても早く感じる講座でした。とても楽しかったです。(2015/5/25 仙台)
- 「情報を伝えること」の大切さと、「マークアップをすることの意味」を改めて知りました。(2015/5/25 仙台)
「Webアクセシビリティ」という言葉を聞いたことがありますか?
「Webアクセシビリティ」といえば、2004年6月にWebコンテンツのJIS規格(JIS X 8341-3)が初めて公示されたことにより、高齢者や障害者を含む全てのユーザーがWebコンテンツを利用できるようにするという考え方が広く知られるようになりました。
さらに、スマートフォンやタブレットの普及、ウェアラブルデバイスやスマートデバイスの登場などにより、Webにアクセスする際の利用環境は多様化が進んでいます。それに伴い、Webコンテンツを利用するユーザー、ユーザーが使用するデバイスやユーザーエージェント、そして利用する場所や場面も多様化してきています。
そのため、私たちが制作して公開しているWebコンテンツは、いつ、誰が、どこから、どのようにアクセスしてくるか、ますます分からなくなってきています。近年では、単なる高齢者・障害者ユーザーへの対応のみならず、マルチデバイスやマルチスクリーンに対応することもふまえたWebコンテンツの品質基準の一つとして、「Webアクセシビリティ」を位置づける考えかたが広まりつつあります。
一方で、実は海外では、障害を理由とした差別を禁じる法律によって「Webアクセシビリティ」の確保が義務化されている国も少なくありません。日本では、2015年度にJIS X 8341-3の改定が予定されています。さらに、2016年4月からは障害者差別解消法という新しい法律が施行されることが決まっており、そういった側面からもアクセシビリティを確保したWebコンテンツの制作がますます求められるようになりそうです。
この講座では、明日からすぐにでも実践できる基本的なポイントについて、分かりやすく解説します。まずは、「Webアクセシビリティ」の基本の「キ」を一緒に楽しく学びましょう!
日時
2016年2月6日(土曜日)14:00~17:30(受付開始:13:30~)
定員
30名
主催
株式会社インフォアクシア
講座内容
Webコンテンツにおけるアクセシビリティ
- Webコンテンツとは
- アクセシビリティとは
- アクセシビリティ確保の基本の「キ」
アクセシビリティを確保するWeb制作の基本テクニックとチェック方法(初級編)
- コーディングの基本ルール
- ページタイトルのつけかた
- 見出しのマークアップ
- リストのマークアップ
- セクショニング要素とランドマークroleの使いかた
- 画像の代替テキストの書きかた
- リンクの注意点
- 色の使いかた
- フォーム作成のポイント
- テーブルのマークアップ
- キーボードによる操作 など
質疑応答
対象
- Web担当者、Web制作者など、Webサイトの運営やWebコンテンツの制作等に従事されている方(特に職種は問わず、どなたでも参加いただける内容です)
- 「アクセシビリティ」という用語を知らなかった方
- 「アクセシビリティ」という言葉は聞いたことがあるけど、実際に何をどこまでやればよいかが分からない方
- アクセシビリティを確保するための基本的な制作テクニックを知っておきたい方
- 多様化するユーザーの利用環境に対応したWebコンテンツを制作したい方
- JIS X 8341-3やWCAG 2.0への対応に取り組んでいる、または対応を検討している方
講師
植木 真(うえき まこと)
株式会社インフォアクシア 代表取締役 Webアクセシビリティ・コンサルタント
- 主に企業サイトやWeb制作会社のJIS X 831-3:2010対応をサポート
- サイト診断、ユーザビリティテスト、ガイドライン作成、教育・研修などのサービスを提供
- 日本工業規格「JIS X 8341-3」やW3C勧告「WCAG 2.0」など国内外のガイドライン策定に従事
- ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)委員長(2012年10月~現在)
- JIS X 8341-3 改正原案作成委員会 委員長 及び 分科会 主査(2014年度)
注意事項
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