ゼロから始めるCommon Lisp入門(関西)

2017/01/16(月)18:20 〜 21:20 開催
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イベント内容

【こちらは大阪の講習会です.横浜の講習会はhttp://ptix.co/2ge1gRmから】

 Common Lispは人工知能用プログラミング言語です.オントロノミー合同会社ではこれまで,東京,横浜,大阪でCommon Lispの講座を開いてきましたが,いずれも参加者はCommon Lispのベテランの方々や,昔やっていた方々がほとんどで,今までCommon Lispは触ったことがないという人はほんの僅かでした.今回はCommon Lispの初心者を対象に,Lisp特有の括弧に慣れること,関数定義ができるようになること,再帰プログラミングができるようになることを目標に,3時間の講座を開きます.

 人工知能がブームになっていますが,新しくブームに参加する人たちは1956年以来の人工知能の歴史をほとんど知りません.これまでに多くの人工知能プログラムが公開され,だれでもその中身を見ることができますが,そのほとんどはLispで書かれています.人工知能とはどういうものかを正しく理解するためには,Lispのコードを読んで理解することができなければなりません.また,自分で人工知能を開発するためにはそれらのプログラムを自分流に改造したり,アイデアを新規にプログラムすることができなければなりません.

 折しも,現在文科省はプログラミングのコースを小中学校に導入しようとしていますが,他のプログラミング言語に比べてLispは余分な夾雑物なしに,直接的にプログラミングとは何かを学ぶのにもっとも適した言語です.この講座では,青少年少女のためのプログラミング・コースを念頭において,ステップ・バイ・ステップで丁寧にLispプログラミングを学習します.米国のトップの理工系大学であるMITでは長年Lispをプログラミング習得用の言語として採用し,教育してきました.

 これまで,色々なプログラミング言語にトライしてきたけども,どうもマスターすることができなかった人,Javaの"public static void main(String args[]) {}"をおまじないと言われて脱落した人,「セミコロンがない」とシステムから怒られて,逆切れして脱落した人,理由を知りたいのにそれが分からなくて先生の指示に素直に従えなくて脱落した人,あなた方にはLispが向いています.是非この講座でプログラミングにチャレンジしてみましょう.

【参加者必須条件】

1.当日,WindowsでもMacでもLinuxでもいいのですが,必ずパソコンを持参願います.

Common Lisp言語処理系は当日導入いたします.事前にインストールしておく必要はありません.

【講師紹介】

1980年代初頭の産業界のAIブームをきっかけに,企業にてAI技術開発に参入.以来 Lisp を用いて,エキスパートシステム開発,知能ロボット研究,エージェント研究,オントロジー開発,セマンティックウェブ研究,OWL推論エンジン開発,LODモデル開発に取り組んできた.リスプユーザ会議,欧州Lispワークショップでも論文を発表している.研究業績はhttp://researchmap.jp/seijikoide/,彼のブログはhttp://blog.livedoor.jp/s-koide/を参照のこと.人工知能学会会員,オントロノミー合同会社代表,特定非営利活動法人リンクト・オープン・データ・イニシアティブ理事,国立情報学研究所特任研究員,博士(情報学)

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