Raspberry Pi ではじめる「IoTスマートホーム」
イベント内容
※このハンズオンはこれまで開催されていた「Raspberry PiではじめるIoTスマートホーム」の101から103までをひとつのハンズオンとしてまとめた内容になります。
~IoT開発キットとRaspberry Piではじめるスマートホーム~
IoTマイコンとスマートホームサーバ―OpenHAB2を使ったハンズオンです。
OpenHAB 2とは・・・
OpenHAB 2 は、鍵の開閉、照明や空調の制御、家電や音響システムの制御など、スマートホーム用途に開発が進むオープンソースのサーバーソフトウェアです。 WindowsやOSX、Linux機にインストールして動かします。OpenHAB 2を使うとことで、IoT機器「モノ」からのセンサー値をスマホに表示させたり、「モノ」に合図を送ったり、「モノ」と「モノ」や「モノ」とサービスの連動ができるようになります。
ハンズオンでは、MQTTブローカーやOpenHAB 2をRaspberry Pi 3にインストールして使います。
こんな方にお勧めします
- 自作IoT機器などで使う、プライベートMQTTブローカーを立ち上げたい方
- IoT開発キットに人感センサーや温度湿度センサーをつなぐ方法を知りたい方
- 自作IoT機器からのデータをスマホやパソコンに表示させたい方
- スマホやパソコンで自作IoT機器を制御したい方
- OpenHAB 2の概要を知りたい、また実際に使ってみたい方
※モノクロスITの「社会人のためのIoT入門」をご受講済の方、またはArduinoのプログラミング経験がある方を対象としたハンズオンです。同日午前、「社会人のためのIoT入門」が開催されます。=>IoT入門の詳細はこちら
この講座で習得するスキル
MQTTブローカーとOpenHAB 2の構築と使用
- MQTTブローカーmosquittoをインストールして使うことができる
- 人感センサーや温度湿度センサーをIoTマイコンESP8266へ接続し、簡単なプログラムを動かせる
- OpenHAB 2をインストールできる
- MQTTでつながるIoT機器からの情報をグラフィカルに表示させることができる
- スマホなどの画面上のスイッチからMQTTでつながるIoT機器を操作することができる
- IoTゲートウェイの共通基盤のひとつであるOSGIについて説明できる
- OpenHABのHTTPバインディングの基本的な設定ができる
OpenHAB 2のルール設定
- OpenHAB 2の自動制御機能(ルール機能)を使いIoT機器の簡単な自動制御ができる
- OpenHAB 2の自動制御機能でIoT機器の状態に応じてメールを送信することができる
- OpenHAB 2のルールの簡単な設定ができる
OpenHAB 2のパネル機能
- OpenHAB 2のパネルを設定し使うことができる
受講内容
概要
- IoTとMQTT概要
- IoT開発キット概要
- OpenHAB2概要
MQTTブローカーの構築と使用
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MQTTブローカー mosquittoのインストールと設定手順 Raspberry PiにオープンソースのMQTTブローカー mosquittoをインストールする手順を確認します。
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人感センサー値のブローカーへのパブリッシュ 人感センサーの検知信号をブローカーへパブリッシュするプログラムを動かし、デジタル入力を実証します。
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温度湿度センサー値のブローカーへのパブリッシュ 温度湿度値をブローカーへパブリッシュするプログラムを動かし、シリアル通信によるセンサー接続を実証します。また、JSON形式のMQTTメッセージのパブリッシュや、特定センサー用のArduinoライブラリの探し方や追加方法に触れます。
OpenHAB 2の構築と使用
-
OpenHAB 2のインストール手順の確認 OpenHAB 2をRaspberry PIにインストールして立ち上げるまでの手順を確認します。
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センサー値の表示 OpenHAB 2の拡張機能、MQTT通信とJSON解析機能を追加して、MQTTブローカーから配信されるセンサー値をグラフィカルに表示させます。
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グラフ表示 OpenHAB 2のデーター維持機能を使い、温度湿度の変化を時系列でグラフ表示させます。
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スイッチ機能 Webブラウザに表示されるスイッチでIoT開発キットに接続されたLEDをON/OFFします。
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OpenHABのHTTPバインディングの基本設定を解説します。
OpenHAB 2のルール設定
- OpenHAB ルールの基本
- OpenHAB ルールによる人感センサー検知でのLED点灯やメール送信 など
キットに含まれるもの
チケット | キット内容 |
---|---|
Raspberry Piお持ち帰り | Raspberry Pi 3 Model B (RSコンポーネンツ日本製)、 AC電源アダプタ、microSD、人感センサー、温度湿度センサー |
micoSDのみお持ち帰り | microSD、人感センサー、温度湿度センサー |
※Raspberry Piケースはキットに含まれません。
受講料
Raspberry Pi 3お持ち帰り | microSDカードのみお持ち帰り |
---|---|
26,000円 (税込、追加センサー、Raspberry Pi3、microSD含む) |
20,000円 (税込、追加センサー、microSD含む) |
※「社会人のためのIoT入門」などを受講されていない方は、IoTキット代として3,000円が別途必要です。
開講日時
5月20日(日)13時30分~19時30分
※同日午前、「社会人のためのIoT入門」が開催されます。=>IoT入門の詳細はこちら
※5月9日(水)、「社会人のためのIoT入門」が開催されます。=>IoT入門の詳細はこちら
場所
江東区産業会館
定員
5名
持ち物
「社会人のためのIoT入門」などでお持ち帰りのIoTキット一式をお持ちください。
講座で使うパソコンとmosquittoやOpenHAB 2を動かすRaspberry Piはご用意いたします。
講師略歴
(株)モノクロスIT 山川 正美 1980年代後半、OSや組込み機器、TCP/IP通信プロトコルの実装に携わる。TCP/IPがインターネットで標準的に使われたことを機に、北米インターネット関連スタートアップ企業数社に技術者として20年以上にわたり参画。現在はデジタルやインターネットの力を借りたモノづくりの支援活動をしている。
お問い合わせ
info@monoxit.com
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