fpgax #12
イベント内容
今回のfpgaxは、HPC向けの大規模FPGAクラスタの話、Elixirで高位合成の話、そして金融向け最適化のリアルタイム実装などなど。
スケジュール
5:30pm: 開場
6:00pm:「ElixirでFPGAを設計する」高瀬 英希さん(京都大学/JSTさきがけ)
日本人はナゼか高位合成が大好きらしいです。そして巷では好きなプログラミング言語で高位合成系を自作しちゃうのが大好きクラスタが居ます。私は関数型言語Elixirが(HP/MP全回復できて)大好きなので、Cockatriceという高位合成系を作っています。Elixirをハードウェア設計言語だと捉えるとどんなメリットがあるのか、Elixirコードからどんな回路をどうやって合成するのか、ざっと概説します。
6:30pm:「シミュレーテッド分岐アルゴリズムのアクセラレータとその応用」辰村 光介さん(東芝 研究開発センター)
シミュレーテッド分岐(SB)は量子断熱最適化に基づく量子計算機の古典対応物として導出される組合せ最適化アルゴリズムです。SBのFPGAベース超並列アクセラレータと、それを応用した低遅延・最良機会の金融取引マシンについて講演します。
7:00pm:「柔軟な資源割当てを可能とするFPGAクラスタシステムとそのネットワーク」佐野 健太郎さん(理化学研究所 計算科学研究センター)
現在研究開発を進めているFPGAクラスタシステムを紹介します。本システムには、既存の高性能計算機に対しFPGAクラスタ部を容易に拡張でき、かつ、任意のCPUノードにシステム内のFPGAリソースを柔軟に割当てて使用可能な特徴があります。システムの仕様や実装の詳細に加え、例えばクラウドにおけるFPGAリソース利用といった応用への期待や産学連携の可能性について、お話します。
7:30pm: LTタイム
- ROS+FPGAを使ったロボット開発(京大、新田さん)
- FPGAとGPUの性能比較ベンチマークをやってみた時にそこそこ苦労した話(安藤潤、ザイリンクスジャパン) NVIDIA GPUとXilinx FPGAの両環境で、モンテカルロシュミレーションを活用して円周率計算のベンチマークを実施しました。その際のちょっとした苦労話と経験から得たノウハウを皆様にシェアします。
- FPGAを使ったAIエッジコンテストのお知らせ+α(nkhrさん) 11月中旬〜下旬に開催予定のUltra96V2 FPGAを使ったAIエッジコンテストの紹介をします。あと、何かデモします!
- Google Colaboratoryで始めるFPGA開発入門(aster_ismさん)
- FPGAを用いたDeep? Learningのデモ(SAKURAIさん)
- Intel社 OpenCLを用いた単眼での深度推定について(東工大、佐田さん) Intel社 OpenCLを用いたMonocular Depth EstimationのFPGA実装について話します.OpenVINO Starter Kitを用いたデモをお見せします.
- DNNのモデル特化ハードウェアを生成するオープンソースコンパイラNNgenのデモ(東大、高前田さん)
8:30pm: 終了
注意事項など
- 東急東横線 大岡山駅
- 駅を出て正面のホールです。東工大大岡山キャンパスではありません!
- 会場は飲食できますが、ゴミはお持ち帰りください
- 受付はありません。17時以降入場可能です。
- 会場周辺を含めて禁煙です。
- 無線LAN、電源はありません。
- イベントの様子を撮影・録画し、ブログやSNSなどで公開することがあります。その際、来場者の姿も公開されることがあることをご了承ください。
注意事項
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※ 最新情報の確認や参加申込手続き、イベントに関するお問い合わせ等は情報提供元ページにてお願いします。
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