【大好評につき再放送】UXファーストなエンジニアリング　ー海外との比較に見る、あるべきアプリ・サービス開発方法

概要

DXが進むと、「顧客に売ること」よりも「ユーザに使われ続けること」の重要度が高まり、ビジネスにおいて必然的にUX/CXや体験価値が問われるようになります。

しかし、現在日本にあふれる企業向けソリューションは、ビジネスやシステムを中心に置いた上で「UXも付け足す」ようなものばかり。多くの企業がこの罠にはまり、「より良いUXが生み出せると思ったのに、いざ出来上がってみたら思っていたUXとは何かが違う」という実感を得る状況に陥っています。

これまでのITシステムやアプリ、デジタルサービスは、上流で規定された仕様をもとに、UXやシステム開発するというプロセスが一般的でした。しかし、顧客嗜好の変化が激しい今の時代、そうした定型的で一方的な開発スタイルではユーザーに響くものや、本当に使われ続けるサービスが創れなくなってきています。

これは単に「ウォーターフォールからアジャイルへ」という使い古されたシフトにとどまらず、「如何に価値のある体験をつくるか」を先に考え、それを起点にして要件や機能が決定されていく、という考え方へのシフトを表しています。

このUX指向なシステムデザインは、海外のデジタル先進企業では当たり前のように考えられていることでありながら日本では全く進んでおらず、これがDXの遅れを生んでいると言っても過言ではありません。

このイベントでは、EPAMの高橋氏をお招きし、日本と海外の開発や意思決定プロセスの違いに目を向けながら、UXファーストのサービス開発とはどういうものか、議論し、考えていきたいと思います。

登壇者

執行役員CCO / 東アジア営業責任者
藤井保文
東京大学大学院修了。
上海・台北・東京を拠点に活動。国内外のUX思想を探究し、実践者として企業・政府へのアドバイザリーに取り組む。AIやスマートシティ、メディアや文化の専門家とも意見を交わし、人と社会の新しい在り方を模索し続けている。
著作『アフターデジタル』シリーズ（日経BP）は累計22万部。最新作『ジャーニーシフト』では、東南アジアのOMO、地方創生、Web3など最新事例を紐解き、アフターデジタル以降の「提供価値」の変質について解説している。
ニュースレター「After Digital Inspiration Letter」では、UXやビジネス、マーケティング、カルチャーの最新情報を発信中。
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