イベント概要

Nature Architects株式会社で行っているオープンな勉強会OpenNAでは 毎回ゲストに講演をいただき弊社技術やゲストの専門領域のディスカッションを行っています。

今回は Nature Architects のエンジニアの専門性を皆さまに紹介するために、弊社CROの須藤海をゲストに迎えました。 須藤は Nature Architects の技術領域以外に、折紙工学やコンピュテーショナルデザインを専門とし、折紙の学術研究と 産業応用をつなぐプロジェクトを推進してきました。今回はその活動の中で以下の３つの事例を通して、最新技術と理論 の産業応用に必要となる考え方を皆さまにお伝えできればと思います。

• 折紙技術を用いたプロダクト設計支援ツール「Crane」の紹介（CHI2023）
• お湯につけると自動で狙った立体に変形する自己折技術「Inkjet 4D Print」の紹介（Siggraph2023）
• A-POC ABLE ISSEY MIYAKE との協働プロジェクトの紹介（ミラノデザインウィーク2023）

当日は最新のNature Architectsの事業や技術、採用情報についても簡単にお話します。

ゲストプロフィール

須藤 海

NATURE ARCHITECTS・取締役CRO（最高研究責任者）。東北大学理学部卒業後、東京大学大学院総合文化研究科にて、折紙工学の研究により修士号取得。同研究科博士課程を経て、NATURE ARCHITECTS 創業メンバーとしてコア技術開発・プロジェクト推進・技術マネジメントに従事。経産省による未踏IT人材発掘・育成事業にて折紙技術を用いたプロダクト設計支援ツール「Crane」を同社CTO谷道鼓太朗と共同開発。A-POC ABLE ISSEY MIYAKE との協働プロジェクトにおいてA-POCチームへのコンピューテーショナルデザインの提案・上記Craneを用いた設計システムの構築・システムを用いたパターンデザインを行った。独立行政法人情報処理推進機構より「未踏スーパークリエータ」認定