スクラムマスターとしての私を変えた、人類学　〜Great scrum masterへの道〜

2023/12/14(木)21:00 〜 23:00 開催

ブックマーク

#スクラム, #アジャイル

イベント内容

チームを支援している人、チームで働いている人、チームや組織をもっと良くしていきたい人、Great scrum masterになりたい人たちへ

参考リンク : https://confengine.com/conferences/regional-scrum-gathering-tokyo-2024/proposal/19353/great-scrum-master

発表者 : Emi

皆さんは、人類学という学問をご存知でしょうか？

私は人類学に出会い、スクラムマスターとして見える世界やチームとの向き合い方が大きく変わりました。

2021年のRSGT、私はZUZANA ŠOCHOVÁさんの基調講演の中で、初めて人類学という学問をスクラムの文脈で聞きました。そこから一年後、人類学のゼミに半年間参加しまし、人類学を学びながら支援しているチームに向き合い続けました。

さまざまな自分の変化に出会いましたが、中でもZuziさんがScrum master the bookの中で紹介されているスクラムマスターのメタスキルに大きく変化がありました。

スクラムマスターのメタスキル：ティーチング、傾聴、好奇心、尊敬、遊び心、我慢強さ

私自身もそうですが、スクラムマスターを始めたばかりの方はこのメタスキルのがどのようなもので、どのようにスキル獲得を進めていくのかに迷っている方もいるかと思います。

このセッションでは、人類学を学ぶ中で獲得した人類学的態度がどのようにスクラムマスターのメタスキル獲得に貢献するのかをお話しします。また、メタスキルの獲得と、人類学的態度の獲得によりいかにGreat scrum masterへの道を進んでいくかを、私個人の生々しい経験も合わせてお話しします。

このセッションを聞いてもらうことによって、下記のような点を持ち帰っていただけます。

スクラムマスターのメタスキル獲得を後押しする、人類学的態度とはどのようなものかを知ることができる
人類学的態度はどのような活動によって獲得することができるのかを知ることができる
人類学的態度を獲得しているスクラムマスターと、していないスクラムマスターの違いを知ることができる
人類学的態度を獲得するとスクラムマスターとしての振る舞いに下記のような変化があるのかを知ることができる
- チーム内外で起きていることをより解像度高く捉えることができるようになる
- チームの行う検査と適応の透明性を上げ、スクラムフレームワークを効果的に使えるようになることを、よりサポートできるようになる
- スクラムの価値基準を意識的に振る舞いの中で表現し、チーム内外にアジャイルマインドセット醸成の働きかけができるようになる

参加方法

当日は DiscordとMuralを使います。ぜひマイクが使える状態でご参加ください。アプリをインストールしておいてください。

申し込み後、参加者への情報欄にURLが表示されます。

勉強会の雰囲気

自由度の高いアジャイル勉強会がたのしい。Podcast同時視聴したり。 #distributed_agile_team

タイムテーブル

並列数やそれぞれの時間は参加者で決定します。下のタイムテーブルは例になります。

時間	OST トラック1	OST トラック2
21:00 - 21:15	オープニング	-
21:15 - 22:00	スクラムマスターとしての私を変えた、人類学　〜Great scrum masterへの道〜	-
22:00 - 22:20	QA
22:20 - 22:30	マーケットプレイス	-
22:30 - 23:00	セッション1	セッション2

オープンスペーステクノロジー（OST）

オープンスペーステクノロジー（OST）は事前にアジェンダを決めないセッションです。その場にいる人たちが議論したい内容を提案し、自分でセッション枠を割り当てて、自己組織的にアジェンダを作っていきます。

せっかくイベントに参加したのに一方的に話を聞くだけではもったいないので、話したいことを話して濃密な時間にしましょう。

Open Space Technology紹介スライド

アンチハラスメントポリシー

ハラスメントとは、性差、性同一性と表現、性的指向、障害、外見や身体的特徴、人種、宗教、公共な場での性的な画像や類する表現、脅迫、ストーカ、望まない写真撮影や録音・録画、不適切な接触、およびそれらに関連した不快な言動が含まれます。技術的優位性を利用したパワハラや利用技術の押し付けなどのテクノロジーハラスメント、企業の立場を利用した学生へのパワハラ等も含まれます。

参加者が安心してイベントに集中できるよう、これらのハラスメント行為が行われないようにしてください。

私たちは、参加者へのハラスメント行為はいかなる形であれ容認しません。この原則に違反した参加者は、主催者の裁量により退場させられるものとします。また今後の参加が拒否される可能性があります。これらの行為は、当日だけでなく、ブログによる記事公開、SNSへの投稿、コメント等すべてにおいて認められないものとします。これらのハラスメント行為を目撃したり耳にした場合は主催者までご連絡ください。私たちはすべての人が気持ちよく参加できるよう、尽力します。皆様のご協力をお願いします。