武蔵大学 AIの社会浸透研究会 第4回公開セミナー
イベント内容
セミナー概要
業務プロセスの現状分析に関して、ITシステムのログを分析するプロセスマイニングと呼ばれる領域の研究がさかんに行われております。企業におけるAIの活用やDXの推進において、このプロセスマイニングは重要な役割を担うことから、本分野で精力的に取り組まれている斎藤様、山崎様からそれぞれ「プロセスマイニング理論・基本的な考え方」、「プロセスマイニングの実践例とその効果」をセミナーで講演をいただきます。
プログラム
7月18日木曜日 17:30-18:40(予定) オンライン開催(Zoom)
時間 | 内容 | 講演者 |
---|---|---|
17:15- | Zoom会議のオープン | |
17:30 | 挨拶 | 竹内 広宜(武蔵大学 AIの社会浸透研究会代表) |
17:30-18:00 | 講演1 | 斎藤 忍 (NTTコンピュータ&データサイエンス研究所) |
18:00-18:30 | 講演2 | 山崎 優人(NTTデータ イントラマート 開発本部 TechLab) |
18:30-18:40 | 聴講者からの質問も含めた対談 | 斎藤忍・山崎優人・竹内広宜 |
講演により終了時間が多少変更することがあります。ご了承ください。
講演の概要と講演者の紹介
講演1: プロセスマイニング概論
概要
プロセスマイニングは、業務システムに蓄積されたデータ(主にイベントデータ)から業務プロセスを可視化・分析し、業務の問題発見や改善ポイント特定を支援する技術です。2000年前半から欧州を中心に研究開発が活発化されてきました。本講演では、はじめにプロセスマイニングの概要や適応事例をご説明します。また、NTTの研究所で開発した、業務プロセスを3次元可視化する技術である「ProcessCity」をご紹介します。
講演2: プロセスマイニングの実践例とその効果
概要
DXの推進において、現状を把握することは重要な要素の一つとなります。本講演では、「ProcessCity」を用いた可視化事例を交えながら、実際の業務でプロセスマイニングを行う手順と可視化結果、問題点を発見するまでの流れとその先について、考え方・ポイントをご紹介いたします。
講演者略歴(斎藤 忍)
NTT コンピュータ&データサイエンス研究所 特別研究員
2001年 NTTデータ入社。2015年よりNTT ソフトウェアイノベーションセンタ、2016~2018年 カリフォルニア大学アーバイン校 客員研究員、2021年よりNTT コンピュータ&サイエンス研究所に勤務。ソフトウェア工学の研究開発に従事。
講演者略歴(山崎 優人)
NTTデータ イントラマート 開発本部 TechLab 主任
2019年 NTTデータイントラマート社に入社。現在は開発本部 TechLab 主任としてR&Dの部門にて、業務プロセス改善(プロセスマイニング、タスク最適化、人員最適化)や機械学習・ディープラーニング・生成AIを活用したDXの研究・顧客との実現性検証の実施に従事
注意事項
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