BPStudy#207〜LLMと要件定義
イベント内容
zoomを使ってのリモート開催です。zoomのURL等は、当ページの「参加者への情報」欄に記載されています。別途、参加者にメールにてお知らせします。
AIの進化がビジネスの現場に大きな変革をもたらす中、LLM(Large Language Models:大規模言語モデル)の技術は、今やシステム開発においても新たな可能性を切り開いています。特に、GitHub Copilotをはじめとするプログラミング支援にとどまらず、要件定義といったプロジェクトの初期フェーズでも、LLMが高い効率化効果を発揮し始めています。
従来、手作業で行われていた要件定義の作業が、LLMの活用によって大幅に工数を削減できると期待されています。プロジェクトの初期段階で潜在リスクや要件漏れの洗い出しが可能となり、プロジェクトの質と精度が飛躍的に向上するメリットが見込まれます。
今回のBPStudyでは、モデルベースの要件定義手法であるRDRA(Relationship Driven Requirement Analysis:ラドラ)とLLMを融合し、要件定義プロセスを再構築することに挑む神崎善司氏をお招きし、具体的な手法とその成果について共有していただきます。神崎氏はRDRAの提唱者であり、長年にわたるシステム開発と要件定義の専門家です。LLMを実際に活用した事例に基づき、具体的な効果とノウハウをご説明いただきます。
このセッションは、システム開発における要件定義の効率化やAI活用の最新アプローチに関心のある方にとって、実務に直結する貴重な機会です。神崎氏の豊富な知見と経験を通じ、LLMの実践的な活用方法とその効果を学び、システム開発の未来を垣間見る場となるでしょう。ぜひご参加ください。
第1部 LLMとRDRAを使った要件定義
(19:30〜20:30)
RDRA(ラドラ)は、モデルベースでビジネスとシステムを可視化する要件定義手法です。
RDRAの構造を使って段階的に詳細化することで大規模なエンタープライズ向けの要件定義もLLMで作成できるようになりました。
本セッションでは、まず要件定義を素早く精度高く行うための、RDRAの基本的な考え方(仕組)をご紹介します。
そのあと、LLMを使って素早くRDRAのたたき台を生成するRDRAZeroOneツールを使い、段階的に要件を決めていく様子をデモを使いながら説明します。
高速に要件が出力されることで、今後人はどう対応し、そのために何が必要なのかを探っていきます。
自己紹介
神崎 善司
X: @zenzengood
大手Sierにてシステム開発のプロジェクトリーダーとして、数多くのプロジェクトに従事。上流工程からシステム導入までシステム開発全般の経験を積む。1980年代後半から開発方法論やオブジェクト指向などのソフトウェアエンジニアリング習得の必要性を痛感し独学。
1990年、(株)バリューソース設立。オブジェクト指向技術を中心としたコンサルティングに従事。物流・製鉄・ERP・会計などの多様なプロジェクトに参画。アーキテクチャ策定・フレームワーク構築・要件定義を行う。
2000年以降は上流工程を中心としたアーキテクチャ設計、要件定義のコンサルティングを行い、その経験を活かし要件定義の手法RDRAをまとめる。
近年はLLMによる要件定義に夢中。
注意事項
※ 掲載タイミングや更新頻度によっては、情報提供元ページの内容と差異が発生しますので予めご了承ください。
※ 最新情報の確認や参加申込手続き、イベントに関するお問い合わせ等は情報提供元ページにてお願いします。
新規会員登録
このイベントに申し込むには会員登録が必要です。
アカウント登録済みの方はログインしてください。
※ ソーシャルアカウントで登録するとログインが簡単に行えます。
※ 連携したソーシャルアカウントは、会員登録完了後にいつでも変更できます。