
【NTTグループ横断!tsuzumi Open Days】最前線のAI技術者が語る「NTT版大規模言語モデル」の表と裏~国産LLMが世界との闘いに挑む~
参加枠 | 申込形式 | 参加費 | 参加者 |
---|---|---|---|
オンライン枠
|
先着順 | 無料 | 282人 / 定員300人 |
イベント内容
セミナー概要
「NTT版大規模言語モデル tsuzumi」~挑戦する開発者たち~
LLMに関わるNTTグループ3社が語る、tsuzumiによる社会課題解決!
●国産LLMの研究開発から社会実装に向けた継続事前学習とファインチューニングまで●
2022年11月に生成AI(人工知能)であるChatGPTが発表され、急速な広がりを見せる中、GPTをはじめとする大規模言語モデル(LLM:Large Language Models)も急速に進化し、大規模化している昨今ーー。
こうした動きの中、NTTは以下を特長とする国内における数少ない国産LLM、「tsuzumi」の商用を開始しております。
「日本語対応」
「小型・軽量」
「柔軟なチューニング」
「マルチモーダル」
本イベントでは、「tsuzumi」についての全容をお伝えします。
そもそも、「tsuzumi」とは?他ローカルLLMとの比較、強みとは?はもちろんのこと、
NTTグループとしての、社会実装に向けたLLMの継続事前学習とファインチューニングなど、よりサービスに近い視点でもご紹介させていただきます。
パネルディスカッションでは、NTT研究所・NTTデータ・NTTコミュニケーションズの3社から、最前線で開発をリードするAI研究者が集結。NTT独自のLLM「tsuzumi」に対するアプローチの違いや、他モデルとの差別化ポイントについて、現場ならではの視点で深掘りします。 「tsuzumi」の進化を支える裏側を、リアルな声でお届けします!
「ローカルLLMの活用・開発したい」「PoC止まりではなく、事業化や社会課題解決まで取り組みたい」と感じている方にとってLLMの一連の流れに触れられるセミナーです。
ぜひ、お申込ください!
■本セミナーで得られること
・tsuzumiを題材にLLMの技術動向、課題・強み、他のモデルとの違いがわかる
・研究開発のみではなく、商用に近い視点で、導入するまでの一連の流れの理解ができる
・LLMの継続事前学習の実例や知見を学べる
・NTTグループの最前線の研究と開発現場の挑戦がわかる
■対象となる方
・ローカルLLMの活用・開発に興味/関心があるエンジニア、研究職・ポスドクの皆さん
・LLMの開発に取り組む機会がないが、チャレンジしたいエンジニア、研究職・ポスドクの皆さん
・PoC止まりではなく、事業化や社会課題解決まで取り組みたいエンジニア、研究職・ポスドクの皆さん
開催概要/プログラム詳細
●開催日時:2025年6月25日(水)19:00〜21:00(120分)
●形式:オンライン(Microsoft Teams)
●申込期限:2025年6月24日(火)23:59
●プログラム
時間 | 内容 |
---|---|
19:00-19:10 | オープニング |
19:10〜19:30 | 基調講演① 「NTT研究所における大規模言語モデルへの取り組み」 宮崎 昇 (NTT 人間情報研究所 主席研究員) NTT研究所における大規模言語モデルへの取り組みについて、ご紹介します。 NTT研究所ではスクラッチでのLLM構築に取り組んでおり、 学習データ構築、事前学習から事後学習までの必要な技術要素の研究開発に加えて、 実用性の向上に向けた取り組みを進めています。本講演では、取り組みの概要に加えて、 なぜNTT研究所がLLMの自社開発に取り組むのか、取り組みを通じてどのような技術を 実現しようと考えているかについてご紹介します。 |
19:30〜19:50 | 基調講演② 「継続事前学習/ファインチューニング」の理想と現実 〜 tsuzumiの実例を踏まえて〜 岩瀬 義昌 (NTTコミュニケーションズ イノベーションセンタ 担当課長) 社会実装に向けた重要技術として、LLMの継続事前学習とファインチューニングがあります。 理想的には特化性能向上等が期待されますが、現実にはさまざまな課題が多く存在しており、 簡単ではありません。 そこで本講演では、実際にtsuzumiを利用した継続事前学習の例を踏まえて、 理想と現実のギャップ、そのギャップを埋めるための取り組みや学習戦略などをお伝えします。 本講演をお聴きいただくことで、LLMの継続事前学習の実例や知見を学べます。 |
19:50〜20:40 | パネルディスカッション、Q&A 「tsuzumi」が国産LLMとして、どう世界と戦うのか ~NTTグループ3社による研究者たちのリアルな声~ 宮崎 昇 (NTT 人間情報研究所 主席研究員) 岩瀬 義昌 (NTTコミュニケーションズ イノベーションセンタ 担当課長) 割田 祥 (NTTデータグループ Innovation技術部 主任) 国産LLMとして、世界とどのように戦うか? ファインチューンの実態 PoCでの取り組みなど 質疑応答 Etc… |
20:40〜20:45 | クロージング |
※予告なくプログラム内容を変更する場合がございます。予めご承知おきくださいませ。
登壇者
宮崎 昇
NTT 人間情報研究所 主席研究員
1997年、日本電信電話株式会社 基礎研究所入所。はなし言葉を扱う音声対話システムの音声入出力に関わる基礎研究を経て、2004年よりNTTサイバースペース研究所にて高品質音声合成技術の実用化研究開発に従事。2009年からNTTアイティ(現NTTテクノクロス)にて音声合成サービス「FutureVoice」の開発展開に従事。2013年よりNTTメディアインテリジェンス研究所、コミュニケーション科学基礎研究所にて音声・言語処理、音声対話、言語発達等の研究開発に幅広く従事。2022年よりNTTサービスイノベーション総合研究所 人間情報研究所。現在 NTTの大規模言語モデル「tsuzumi」の研究開発全般を担当。神奈川県出身、東京工業大学大学院 知能科学専攻修了。
岩瀬 義昌
NTTコミュニケーションズ イノベーションセンタ 担当課長
2009年、東日本電信電話株式会社入社。システムエンジニア的な役割で、ひかり電話の開発に携わる。2015年にNTTグループの「ジョブチャレンジ制度」を利用してNTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)に転籍。ビデオ・音声通話が簡単に実装できる、『WebRTC Platform SkyWay』を内製で開発運用するソフトウェアエンジニアとして、先端IPアーキテクチャセンター、技術開発部、クラウドサービス部、NTT国際通信株式会社(現 NTTリミテッド・ジャパン株式会社)などの、さまざまな組織でキャリアを重ねる。2020年からヒューマンリソース部 人材開発に所属し、リモートワークネイティブな働き方推進や1on1、オンボーディングの拡大など組織開発に従事。2023年からはイノベーションセンターに所属し、アジャイル開発の全社支援を手掛ける。現在は、生成AI関連の『Generative AI プロジェクト』を担当。趣味は、さまざまな技術者と対談するPodcastの発信。今年で6年になり、新規エピソードリリース時には、テクノロジー分野では日本でトップ3に入るPodcastとなっている。1983年生まれ、千葉県出身。東京大学大学院 学際情報学府修了。
割田 祥
NTTデータグループ Innovation技術部 主任
2022年、NTTデータに入社。機械学習・データ分析プロジェクトに携わり、実践的な経験を積む。2023年より、生成AI領域、特にローカルLLMの活用に注力。Fine-Tuning技術を核とした技術検証やPoCを推進し、ビジネス活用に向けたモデルチューニングとアーキテクチャ設計の両面からアプローチを行う。ローカルLLMの可能性を広げるため、技術と実装の最前線で挑戦を続けている。
参加費
無料
注意事項
・Microsoft Teams使用のため、スマートフォン・タブレットからのご参加の場合、事前にアプリのインストールが必要となります。
・配信映像や音声は各自の通信環境に依存します。なるべく通信環境の良い状態でご視聴ください。
・参加申込み後、参加辞退される場合は、詳細ページより申込のキャンセルをお願いいたします。
・営業目的でのご参加はご遠慮ください。
新規会員登録
このイベントに申し込むには会員登録が必要です。
アカウント登録済みの方はログインしてください。
※ ソーシャルアカウントで登録するとログインが簡単に行えます。
※ 連携したソーシャルアカウントは、会員登録完了後にいつでも変更できます。
